MENU
目次
ガジェキット
PC周辺機器、スマホ、ゲーミングガジェットをレビュー。
「ガジェットレビューと言えばガジェキット」と言われるようなブログにします。

お仕事の相談は「お問い合わせ」「XのDM」まで。

【グミみたいな弾力】ZOWIE G-TRをレビュー

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

「マウスをビタっと止めたい」

コントロール系のマウスパッドを選ぶ人は、こう思っていることでしょう。
しかし、表面摩擦だけでは止め感がもの足りないことも…

そんなあなたにおすすめしたいのが、ZOWIE G-TR

G-TRはクッションが柔らかく、「沈み込みによる止め」を体験できます

品質もこれまでのZOWIEのマウスパッドと比べると、格段に向上。
「コントロールタイプの有力な選択肢」と言えるマウスパッドに進化していました。

この記事では、マウスパッドを30種類以上持っている僕が、G-TRについて詳しくレビューします。

  • G-TRの使用感が気になる
  • G-SR IIとの違いは?

という人は、ぜひ最後まで見ていってください。

ZOWIE G-TR
総合評価
( 5 )
メリット
  • 止め感が強く、エイムがビタっと合う
  • クッションに適度な弾力があり、動きに「メリハリ」がある
  • 滑り止めが非常に強力
  • ステッチ加工が滑走面より低く縫われている
  • アームカバーとの相性がいい
  • フラットパッケージに梱包されており、巻き癖が無い
デメリット
  • ソールが薄いと、マウスの底面が擦れる
タップできる目次

ZOWIE G-TRの性能

まずはG-TRの性能を見ていきましょう。

サイズ470mm×390mm
厚さ3.5mm
クッション性非常に柔らかい
滑りのタイプコントロール
滑りの速さ初動:やや遅い
トラッキング:遅い
ストッピング:強い
滑り止め非常に強力
ステッチ加工
アームカバーとの相性良い
価格¥5,980

梱包と巻き癖

ZOWIE G-TRはフラットパッケージに梱包。

G-TRはフラットパッケージに梱包されているため、巻き癖はありません

Amazonで頼むと、パッケージにシールが貼られた状態で届きます。箱ごと綺麗に残しておきたい人は、別のサイトで頼んだ方が良いかもしれませんね。

サイズ

ZOWIE G-TRのサイズは横47cm、縦39cm。

G-TRのサイズは470mm×390mm、従来のZOWIEのマウスパッドと同じ大きさとなっています。

ローセンシでも問題なく使用できるサイズですが、腕を肘まで乗せる人には、縦幅が少し物足りないかも。

表面の質感

ZOWIE G-TRの表面はサラサラとしている。

G-TRの表面はさらさらとしています。

毛羽立ちのような「ザラっと感」が、わずかにありますが、痛くなる程ではありません。
素肌で腕を振っても、問題なく使用できました。

クッション性

ZOWIE G-TRのクッションはとても柔らかい。

G-TRのクッションは非常に柔らかいです。まるでグミみたいな感触。

指で押すと「ふにゃっ」と沈みますが、途中から「グニっ」とした弾力を感じます
そのため、マウスを「動かして止める」という動作にメリハリが生まれます。

力を入れたまま動かすと、ズルズル引きずるような感触があるのには要注意ですが、この手に伝わる抵抗感がマウスの余計な動作を抑えてくれます。一長一短ですね。

「沈み込みでしっかりブレーキをかけたいけど、適度に反発感も欲しい」という人にピッタリの操作感と言えるでしょう。

他のマウスパッドと比べると?

「他のマウスパッドと比べると、どのくらい柔らかいの?」

G-TRはArtisanの「SOFT」より柔らかく「XSOFT」よりやや硬いです。表面はXSOFTだけど、途中からSOFTのような弾力を感じます。

先ほど、G-TRをグミに例えましたが、XSOFTはマシュマロだと言えるでしょう。

そのため、

  • 沈み込みによる「止め感」を少しでも高めたい人はXSOFT
  • 弾力を持たせて、「トラッキング」「エイムの切り返し」にもある程度対応させたい人はG-TR

という風に選ぶといいでしょう。

またG-TRは、硬めのマウスパッド「G-SR II」「QCK heavy」「Gigantus V2」と比べると非常に柔らかく、力を加えたときに、マウスにブレーキがかかる感触を強く得られます。

滑りの速さ

  • 初動:やや遅い
  • トラッキング:遅い
  • ストッピング:強い

G-TRはコントロールタイプのマウスパッド。
表面のスピードは「G-SR II」「AIM1 陽炎」と同じくらい、「Artisan 99式」より速いです。

初動、トラッキングは「やや遅め~遅め」
マウスを動かすと、コントロールタイプらしいズルズル引きずる感触が伝わります。

とはいえ、重すぎるわけではないので、コントロールタイプに慣れている人であれば、問題ないと思います。

ストッピング性能は「高め」
滑走速度がやや遅いことに加え、クッションが柔らかいので、マウスをしっかり止められます。

フリックや、一方向に動くトラッキングと相性がいいでしょう。

ステッチ加工

ZOWIE G-TRにはステッチ加工が施されている。

G-TRにはステッチ加工が施されています。
滑走面より低く縫われているため、マウスのガタツキ、腕の擦れを感じませんでした。

滑り止め

ZOWIE G-TRの滑り止め。グリップ力が非常に強力。

G-TRの滑り止めは非常に強力です。

マウスパッドを変えるときに、「ベリベリ」と音が鳴るくらい、しっかり机に接着してくれます
ローセンシの方でも安心してマウスを振り回せるでしょう。

今まで30種類以上のマウスパッドを使いましたが、G-TRは最高レベルのグリップ力だと感じました。

アームカバー(CW-X)との相性

ZOWIE G-TRとアームカバー(CW-X)の相性は良い。

アームカバー(CW-X)との相性は良いです。上下左右スムーズに動きます。

素肌で動かしたときよりも「腕が張りつき」が少ないので、マウスパッドに腕を乗せる人は、ぜひアームカバーを試してみてください。

センサーテスト

G-TRでセンサーテストを実施しました。結果は良好です。
実際にゲームでも使用しましたが、センサー飛びは確認できませんでした。

ZOWIE G-TRとG203のセンサーテストの結果。
G203
ZOWIE G-TRとG Pro X Superlight 2のセンサーテストの結果。
G Pro X Superlight 2
ZOWIE G-TRとDeathadder V3 Proのセンサーテストの結果。
Deathadder V3 Pro
ZOWIE G-TRとViper V3 Proのセンサーテストの結果。
Viper V3 Pro

ZOWIE G-TRを使ってみた感想

止め感は強いのに、滑りが重すぎない

G-TRはコントロール系の滑りに加えて、クッションが柔らかいので、ストッピング性能が高いです。
しかし、滑りが重すぎないという変わった操作感。

そのため、

  • トラッキングとストッピングにメリハリが生まれる
  • 力を抜いて視点移動するときはスムーズに、敵にエイムを合わせるときは「ピタッ」とマウスを止められる
  • 手ブレを抑えてくれる

といったように、とても扱いやすいと思いました。

OVERWATCHでも、その特性を存分に活かせました。使用キャラはフリック系の「キャスディ」。

中、遠距離の敵を狙うときは、沈み込みによる摩擦を活かし、正確なエイムを。
近距離に近づかれても、弾力のあるクッションのおかげで、素早くフリックを合わせられました。

こういった「ピタッと止める→動かす」操作が多いほど、G-TRの性能を楽しめると思います。

ただ、柔らかいマウスパッドなので

  • ソールが薄く、底面が擦れる
  • 滑りの変化が気になる

という人は気をつけた方がいいでしょう。

ARTISANにも負けない品質

G-TRは品質が最高です。
今までZOWIEのマウスパッドに持っていた不満をしっかり解消してくれています。

今までのZOWIEのマウスパッドの不満点は、

  • 滑り止め
  • ステッチ加工

といった「品質」にありました。使用感が良かっただけに、細かい所が少し残念だと…。

しかし、今作は違いました。
「品質」と言えばARTISANですが、G-TRはそれに負けず劣らずのマウスパッドに進化しています。

そのため、「この品質を維持してくれるなら、これからもZOWIEのマウスパッドを使いたいな」と、素直に思いました。

ZOWIE G-SR IIとの違いは?

ZOWIEには「G-TR」以外にも、コントロールタイプのマウスパッド「G-SRシリーズ」があります。
同じコントロール系のマウスパッドなので、「使用感の違い」が気になっている人も多いでしょう

そこで、この章ではG-SR IIとの比較をします。

G-TRG-SR II
サイズ470mm×390mm470mm×390mm
厚さ3.5mm3.5mm
クッション性非常に柔らかいやや硬い
滑りのタイプコントロールコントロール
滑りの速さ初動:やや遅い
トラッキング:遅い
ストッピング:強い
初動:やや遅い
トラッキング:やや遅い
ストッピング:やや強い
滑り止め非常に強力標準
ステッチ加工
アームカバーとの相性良い良い
価格¥5,980¥4,980

「どちらが優れている」という訳では無いので、お好きな操作感のマウスパッドを選びましょう。

「ストッピング性能」はG-TRの方が高い

ストッピング性能はG-TRの方が高いです。

表面のスピード自体はあまり変わりませんが、G-TRはG-SR IIに比べてクッションが柔らかく、止め感が強くなっています。

  • フリックエイムでビタビタにエイムを合わせたい
  • クッション性で手ブレを抑えたい

という人には、G-TRをおすすめします。

「トラッキングの安定性」はG-SR IIの方が高い

トラッキングの安定性はG-SR IIの方が高いです。

G-TRはクッションが柔らかいので、力を入れると滑りが変化しやすいです。
その反面、G-SR IIはクッションがやや硬いので、滑りの変化を感じづらいです。

  • 底面が擦れる感触が好きじゃない
  • 滑りの変化を抑えたい

という人はG-SR IIを選ぶといいでしょう。

まとめ

今回はZOWIE G-TRのレビューをしました。

最後に「良いところ」「気になるところ」「どんな人におすすめ?」をまとめました。

ZOWIE G-TRの良いところ

  • 止め感が強く、エイムがビタっと合う
  • 力を入れたときと、抜いたときの動きに「メリハリ」がある
  • クッションに弾力があり、マウスが沈み過ぎない
  • 滑り止めが非常に強力
  • ステッチ加工が滑走面より低く縫われている
  • アームカバー(CW-X)との相性がいい

ZOWIE G-TRの気になるところ

  • ソールが薄いと、マウスの底面が擦れる

ZOWIE G-TRはこんなひとにおすすめ

  • トラッキングより、ストッピング重視
  • G-SR IIの止め感では、もの足りなかった
  • 「沈み込みによる止め」を体験したい
  • 手の細かい動作をマウスパッドに制御して欲しい
  • 最高レベルの「滑り止め性能」を求めている
  • アームカバーを使う

G-TRはこれまでのコントロールタイプのマウスパッドと差別化がされています。
滑りと止めのメリハリ」、これがG-TRの特徴と言えるでしょう。

柔らかいけど弾力がある」この特性を体験してみた人は、ぜひG-TRを手に取ってみてください。

以上ZOWIE G-TRのレビューでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。
「参考になった!」と思ったら、SNSでシェアしていただけると励みになります。

G-TRについての質問は、Xで受け付けています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次