Overwatchでは様々なエイムスタイルのキャラがいます。同じDPSでもトレーサーとキャスディではエイムの質が全く違うため、相性のいいマウスパッドも変わります。
そこで今回は、Overwatchにおすすめのマウスパッドを8つ紹介しました。スピード系からコントロール系まで幅広く紹介しているので、「次のマウスパッドどれにしよう」と悩んでいる人は要チェックですよ!それではどうぞ!
選び方をおさらい
始めにマウスパッドの選び方について軽く解説します。もう知ってるよーという方は、飛ばしてOKですが、自分の考えをはっきりさせるとマウスパッド選びに失敗しづらくなるので、ぜひ目を通して欲しいです。
ロールや使うキャラで選ぶ
多くのFPSではゲームの特性でマウスパッドを選ぶことが多いです。Apexであればトラッキングに向いたもの、Valorantではフリックに向いたものなど。
しかし、Overwatchでは、キャラごとに求められるエイムの質が違い過ぎるので、自分が使っているキャラがフリック寄りなのかトラッキング寄りなのか考えて選びましょう。
自分の求めているエイムを明確にする
あなたは自分のエイムをどう強化したいですか?
「近距離の敵にスムーズにエイムを合わせられるように」「中距離のフリックを正確に」といった望みがあると思います。まずはそこを明確にしましょう。そして、自分の感覚とリプレイで振り返った実際にプレイを擦り合わせてみて下さい。
そうすることで、自分に合ったマウスパッドを見つけることが出来ます。
Overwatchおすすめマウスパッド8選
それではOverwatchにおすすめのマウスパッドを見ていきましょう。
※プロ選手の名前を出していますが、直近のEWCやOWCSの時の手元を見てのものになります。もしかしたら誤りがあるかもしれません。ご了承ください。
Artisan 零

滑り出し | やや軽い |
滑走速度 | 中程度 |
止めやすさ | 止めやすい |
クッション性 | MID:硬い SOFT:柔らかい XSOFT:非常に柔らかい |
滑り止め | とても強力 |
エッジの処理 | ステッチ加工あり |
価格 | 5,500円+送料 |
零は滑り出しが軽めのバランス系マウスパッドです。滑り、止めのバランスがとても良く、様々なシーンに対応できます。実際に使ってみても、トレーサー・キャスディ・ソジョーンなどのエイムの質が全く違うキャラでも違和感がありませんでした。
いわゆる「滑って止まる」マウスパッドが欲しい人は、まずは零を試してみてください。後ほど、G-SR-SE IIというバランス系の王道マウスパッドを紹介しますが、零はそれと並んで無難な操作感。ただ、零の方が滑りが軽いので、個人的には零推しです。
使用しているプロ選手も多く、Violetやfielderが使っていることを確認しました。
硬さの選び方は、
- MID:スピード重視、G640やGigantus V2のような硬いマウスパッドからの乗り換え
- SOFT:バランス型、柔らかめのマウスパッドを使ってみたい
- XSOFT:止め重視、マシュマロみたいにふにゃふにゃなマウスパッドを使いたい


Artisan 飛燕

滑り出し | 軽い |
滑走速度 | 速い |
止めやすさ | やや止めにくい |
クッション性 | MID:硬い SOFT:柔らかい XSOFT:非常に柔らかい |
滑り止め | とても強力 |
ステッチ加工 | |
価格 | 5,500円+送料 |
Artisan 飛燕はスピード系のマウスパッドで、滑り出しから滑走までかなり速め。軽い滑りから生まれる「トラッキングのスムーズさ」が魅力的です。そして、表面のザラツキが強いため、滑りが軽い割には止めやすいマウスパッドと言えるでしょう。
Artisan 零と比べると、一段階滑りが速いため、「止め」よりも「滑りの速さ」重視の人におすすめです。
また、布製マウスパッドの中では湿気耐性が高いマウスパッドなので、滑りの変化が気になる人にも試して欲しいです。

Artisan 疾風乙

滑り出し | 軽い |
滑走速度 | 速い |
止めやすさ | やや止めにくい |
クッション性 | MID:硬い SOFT:柔らかい XSOFT:非常に柔らかい |
滑り止め | とても強力 |
ステッチ加工 | |
価格 | 7,480円+送料 |
Artisan 疾風乙はバランス寄りのスピード系マウスパッドです。飛燕の滑りの軽さを残したまま、止め感がわずかに上がっています。また、表面のザラツキが弱くなっているため、滑走速度、肌触り共により多くの人にマッチしやすいマウスパッドと言えます。
しかし、価格が高いので、飛燕を使って「少しだけ止めやすくしたい」「ザラザラが気になる」と感じている人におすすめです。
疾風乙はCRのCHORONも使っていますね。SHUは飛燕か疾風乙のどちらかなのですが、画面上だと文字が潰れてしまい、目視で確認することは出来ませんでした。

Lethal Gaming Gear Saturn Pro

滑り出し | やや軽い |
滑走速度 | やや遅い |
止めやすさ | 止めやすい |
クッション性 | Firm:硬い SOFT:柔らかい XSOFT:非常に柔らかい |
滑り止め | 強力 |
ステッチ加工 | |
価格 | 7,920円 |
Saturn Proはやや速めのコントロール系マウスパッドです。コントロール系だと詰まったような滑りになることが多いのですが、Saturn Proは比較的滑りが軽くコントロール系の中でもかなり扱いやすいと思いました。
止め・トラッキングの精度を上げたいけど、遅くなりすぎるのは嫌だという人におすすめです。特に、ソジョーンなどのフリックが重要だけど、トラッキングも必要なキャラと相性が良いと感じました。また、滑りが遅すぎるわけでは無いため、トレーサーでも使えるのかなと。
フレックスDPSのHeesangも使っていることから、幅広いプレイスタイルに対応できるマウスパッドと言えるでしょう。

Wallhack SP-004

滑り出し | とても軽い |
滑走速度 | とても速い |
止めやすさ | 止めにくい |
クッション性 | 硬い |
滑り止め | 強力 |
ステッチ加工 | |
価格 | 19,475円 |
SP-004はとにかくスピード重視のプレイヤーにおすすめです。その滑りは今回紹介する中でも、ぶっちぎりで速いです。止め感はかなり弱く、アッシュやウィドウなどの精密なフリックが必要なキャラには合わないと思います。
しかし、素早いトラッキングは得意です。DPSだとベンチャーなどの、素早く大雑把にエイムを合わせるキャラと相性が良いと感じました。
ただ、慣れるまではツルツル滑るのは間違いありません。上級者向けのマウスパッドになりますが、スピード系マウスパッドが好きな人は、一度試してみる価値があるでしょう。
本当にめちゃくちゃ滑ります。正直「超おすすめ!」って訳ではありませんが、面白いマウスパッドなので紹介しました。


ZOWIE G-SR-SE II

滑り出し | 中程度 |
滑走速度 | 中程度 |
止めやすさ | やや止めやすい |
クッション性 | やや硬い |
滑り止め | 非常に強力 |
ステッチ加工 | |
価格 | 5,980円 |
G-SR-SE IIは最初に紹介したArtisan 零に並んでおすすめのマウスパッドです。滑り出し、滑走速度共に中程度。癖がないので、器用貧乏と感じるかもしれませんが、フリックとトラッキングのバランスが良く、苦手なシーンがほとんどないと思いました。
実際に使ってみても、トレーサー、アッシュ、キャスディなど様々なキャラをそつなくこなすことが出来ました。あと、肌触りが断トツに良いです。とっても滑らか。
2025年9月現在、最強DPSの一角でもあるProudが使っています。あのフレイヤのパフォーマンスに魅了された人は試してみても良いかもしれませんね。


ZOWIE G-SR III
滑り出し | やや重い |
滑走速度 | 遅い |
止めやすさ | 止めやすい |
クッション性 | やや硬い |
滑り止め | とても強力 |
ステッチ加工 | |
価格 | 5,980円 |
G-SR IIIはやや遅めのコントロール系マウスパッドです。コントロール系で有名なQcKやGigantus V2よりも少し遅め。細かいエイムの切り返しはG-SR-SE IIの方が得意ですが、キャスディやアッシュでフリックをビタっと合わせたいならG-SR IIIの方が合っていると思います。
実際に使ってみても、近距離の細かいトラッキング以外は操作が安定すると思いました。マウスの余計な動きを抑えてくれるため、細かいブレも減ったように感じます。
※僕はG-SR IIしか持っていませんが、同じ滑りで滑り止めとステッチ加工が強化された「G-SR III」が後継機として登場したのでこちらを紹介しました。


Logicool G640

滑り出し | やや軽い |
滑走速度 | 中程度 |
止めやすさ | やや止めやすい |
クッション性 | 硬い |
滑り止め | 強力 |
ステッチ加工 | |
価格 | 3,500円 |
G640は少し速めのバランス系マウスパッドです。G-SR-SEよりも少し速いくらい。そのため、止めよりも滑りに寄った性能をしています。しかし、速すぎないのでフリックもそこまで難しくはありません。
表面摩擦で止めるというよりも、手の動きに合わせて素直にマウスが止まってくれる印象です。
向いているキャラとしてはトレーサーなどの視点移動の速いキャラでしょうか。ただ、バランス系なので割とどんなキャラでも使える器用なマウスパッドだと思いました。
CRのJunbinはG640か、G640を分厚くした「G740」を使用していました。


最後に
今回はOverwatchにおすすめのマウスパッドを8つ紹介しました。この中でも、Artisan 零とG-SR-SEは滑りと止めのバランスが良く様々なキャラに対応できるので特におすすめです。
とはいえ、人それぞれ滑りの好みや、強化したいエイムがあると思うので、自分のエイムスタイルに合ったものを選んでみてください。
最後まで見ていただきありがとうございました!質問があればXで気軽に声をかけてください!
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