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手が小さい”つかみ持ち”の方へ:OP1w 4K レビュー

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大きいマウスを使うと、エイムを動かしている感触をイマイチ掴みにくいですよね。手が小さい人は、特にその傾向が強いと思います。

op1w 4kは細く短いマウスなので、手が小さい人でも、指先でマウスを操作している感覚を掴みやすいです。

手の大きさが17.5cmの僕でも、その恩恵を受けることが出来ました。

この記事ではop1w 4kの形状、使用感、性能について詳しくレビューします。

  • どんなマウスか気になる
  • 持ち心地はどうなの?

など、気になることがあれば、ぜひ続きをご覧ください。

タップできる目次

形状

OP1w 4kの形状。

op1w 4kの形状をざっくり説明すると、「細く」「短く」「後部が盛り上がっている」です。

それでは詳しく見ていきましょう。

全長:短い

op1w 4kの全長は118.2mmと小さめです。中型の「G Pro X Superlight 2」と比べても、ぱっと見で小さいことが分かります。

OP1w 4kとG Pro X Superlight 2を比較。op1w 4kの方が一回り小さい。
Mサイズのマウスと比べると、op1w 4kは一回り小さい

実際に握ってみても、17.5cmの僕の手にスッポリ収まってくれるサイズ感。

そのため、手の大きさが平均以下の人にピッタリだと思います。

サイド:くびれあり、逆ハの字控えめ

op1w 4kのサイドは、前方から中央まではやや真っ直ぐ、後方にかけてくびれのある形状をしています。

OP1w 4kの底面。中央までは真っ直ぐだが、中央から後方にかけてくびれている。

逆ハの字は控えめ。フラットな形状のため、指先の自由度は高いです。

OP1w 4kの左サイドの形状。逆ハの字は控えめ。
OP1w 4kの右サイドの形状。逆ハの字は控えめ。

実際に握ってみると、とても細く感じます。中央幅54.8mmとなっているため、手が小さい人でも指先での操作がしやすいでしょう。

先ほど「後部に向かってくびれている」と言いましたが、後部の幅が60.5mmしかないため、見た目よりも横幅の広さを感じにくいです。

zowie u2やs2を握ったときのような「親指・小指の付け根の強いフィット感」はなく、手のひらの中央付近に適度なフィット感がありました。

トップ:クリック部は低く、後部は高い

op1w 4kは後部が盛り上がった形状をしています。

横から見てみると、クリック部はとても低く、後部に向かってグッと背が高くなっています。そして、後部の頂点からストンと落ちています。

OP1w 4kはクリック部が低く、後部が盛り上がった形状をしている。
クリック部は低く、後部が高い

ただ、後部は盛り上がっているのですが、37.2mmと背は低いです。

そのため、手のひらを支えている感触はありますが、見た目よりも圧迫感は少ないです。ZA13のように手のひらに強く主張してくる感触はありませんでした。

持ち方との相性

「形状」でお話ししたように、op1w 4kの形状には以下の特徴があります。

  • 全長が短い
  • サイドが細い
  • 後部が盛り上がっている

そのため、かぶせ持ちと相性が悪いですが、つかみ持ち、つまみ持ちとは相性が良いです。

それでは詳しく見ていきましょう。

僕の手の大きさ
  • 全長:17.5cm
  • 横幅:9.5cm

かぶせ持ち:悪い

OP1w 4kとかぶせ持ち。相性は悪い。

op1w 4kとかぶせ持ちの相性は悪いです。サイドが細く、くびれているため、薬指と小指が浮いてしまい違和感があります

また、後部とクリックの高さに大きな差があるので、中指と人差し指の関節も浮いてしまいます。

リラックスして持つと、自然とつかみ持ちになるかなと…。無理矢理かぶせ持ちで握ってみたのですが、手に無駄な力が入ってしまいました。

以上のことから、かぶせ持ちとの相性は悪いと言えるでしょう。

つかみ持ち:とても良い

OP1w 4kとつかみ持ち。相性はとてもいい。

op1w 4kとつかみ持ちの相性はとても良いです。

盛り上がった後部が手のひらを支えてくれます。また、逆ハの字が緩やかなので、指の位置を自由に決められました

そこに「細さ」がプラスされることで、「指先の操作性」も高めてくれます。

そのため、op1w 4kでは、つかみ持ちの利点である

  • 安定感
  • 指先での操作性

を最大限に活かすことが出来ました。

また、サイドがフラットなため、「浅めのつかみ持ち」「深めのつかみ持ち」のどちらで握っても、指先の違和感が少ないです

OP1w 4kと浅めのつかみ持ち。

手の大きさが平均よりも小さい人は、ぜひop1w 4kを試してみて下さい。

つまみ持ち:良い

OP1w 4kとつまみ持ち。相性は良い。

op1w 4kとつまみ持ちの相性は良いです。

「後部が高いから相性が悪そうだけど…」と思う方もいるかもしれません。確かに、盛り上がった形状ではありますが、高さ自体は「37.2mm」とかなり低いです。

つまみ持ちをした際に、手のひらに干渉することはありませんでした。また、全長が短いので、指を上下に動かしても手のひらに接触しにくいです。

そして、「細さ」のおかげで、手の大きさ「17.5cm」の僕がつまみ持ちをしても、指が外側に追いやられる感触はありませんでした

細いペンで文字を書くように、スムーズにマウスを動かせるでしょう。

実際に使ってみて

細かい操作がしやすい

op1w 4kは「細かい操作」がしやすいです。

僕はG Pro X Superlight 2をメインで使用しています。op1w 4kはそれよりも体感できる程細いです。

薬指と親指の距離が短くなったおかげで、エイムを指で動かしている感触が強くなりました

実際にValorantで使用してみると、「マイクロフリック」「エイムがズレた後の微調整」など、細かい動作でその恩恵を受けることが出来ました。

「指先でクロスヘアを動かしている感覚」を強くしたい人には、ぜひop1w 4kを試して欲しいです。


ただ、サイズには注意が必要です。男性平均よりも少し小さめの僕でも、op1w 4kは少し小ぶりに感じます。

手が大きい人はかなり窮屈に感じるでしょう。しかし、僕と同じくらいか、それより少し小さい人であればジャストフィットだと思います。

性能

スペック表

サイズ全長:118.2mm
幅:中央54.8mm・後方60.5mm
高さ:37.2mm
重さ58g
スイッチメイン:Kailh GX
サイド:Kailh GM2.0
ホイール:TTC Silver
センサーPixArt PAW3395
バッテリー容量335mAh:4,000hzで約30時間
カラーブラック
ホワイト
ダークフロスト
ホワイトフロスト
価格14,800円

重さ:58g

最近、マウスの軽さが重視されています。op1w 4kも「58g」と軽め。

この「軽さ」と形状の「細さ」が組み合わさることで、細かい操作がやりやすくなっていると感じました。

ただ、極端に軽いわけでは無く、やや軽めといった印象。「数値」「体感」共に、G Pro X Superlight 2(60g)と同じくらいでした。

クリック

OP1w 4kのメインボタン。クリックはやや硬め。
メインボタン。クリックはやや硬め

メインクリックはやや硬めです。流行りの「光学式」ではなく、メカニカル式。歯切れが良く、指先に明瞭なフィードバックが返ってきます。

遊びは少ないので、タップ撃ち、連打共にやりやすいでしょう。

OP1w 4kのサイドボタン。細く、出っ張っている。
サイドボタン。やや細めで親指に干渉しにくい

サイドボタンは硬すぎず柔らかすぎない、標準的な押し心地。やや小さいため、親指に干渉しにくいです。

また、しっかり出っ張っているため、押しにくくはありません。

OP1w 4kのホイール。表面にはゴム素材が使われており、滑りにくい。回し心地は重たく、ノッチ感がある。
ホイール。回し心地は重たく、ノッチ感がある

ホイールの回し心地は重たいです。コリコリ回している感触もあるため、誤爆はしづらいと思います。

ホイールクリックは標準的な重さです。頻繁に使うスキルを割り当てるのはおすすめしませんが、マップにピンを指すくらいなら問題なく使えるでしょう。

コーティング:さらさら

OP1w 4kにはマットコーティングが施されている。
マットコーティング。サラサラしている

op1w 4kにはマットコーティングが施されています。グリップ力は標準的で、手が少し湿った状態だと、適度なグリップ力を発揮してくれます

「いつも少し湿っているな」という人は、グリップテープ無しでも、高いグリップ力を味わえるでしょう。

一方で、手が乾いていると少し滑ります。気になる人は、付属のグリップテープを付けてみて下さい。

「もっとグリップ力を高くしたい人」には、「Pulsar Supergrip」や「Reject YOROI」をおすすめします。気になる人は下のリンクからチェックしてみて下さい。

マウスソール:滑りはやや速め

OP1w 4kには小さめのソールが4つ貼られている。

op1w 4kには、小さめのソールが4つ貼られています。滑りはやや速めです。

Corepadなどの角が丸まったソールと比べると、擦れる感触があります。ただ、Artisan 零 SOFT、G-SR-SE IIでは、ほとんど気になりませんでした。

面ソールが付属しているため、マウスパッドの沈み込みを抑えたかったり、接地面積を増やして滑りを遅くしたい人は、付け替えてみて下さい。

付属品

op1w 4kの付属品。
付属品
  • マニュアル
  • 4,000hz対応ドングル
  • Flex Cord 4.0(パラコードケーブル)
  • グリップテープ
  • 交換用マウスソール
  • プラスドライバー

ソフトウェア

op1w 4kのソフトウェア。LODやDPIを変更可能。
「DPI」「LOD」の変更画面
op1w 4kの「クリック設定」「ポーリングレート」の変更画面。
「クリックの設定」や「ポーリングレート」の変更画面

op1w 4kのソフトウェアはとてもシンプルな設計です。見た目も、一昔前のソフトのようなシンプルさ。しかし、内容は充実しています。

このソフトウェアでは、

  • LOD
  • LED
  • DPI
  • X/Y軸ごとのDPI変更
  • ポーリングレート
  • クリック設定
  • ボタン割り当て
  • モーションシンク
  • 電源モード

など、細かい設定が出来ます。

普段使いでの利便性というよりも、FPSでのパフォーマンスを上げる設定が多く見られました。

まとめ

今回はop1w 4kをレビューしました。

まとめると以下のようになります。

Endgame Gear OP1w 4K
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 幅が細く、指先での操作性が高い
  • 「つかみ持ち」と相性がとてもいい
  • 軽いけど、軽すぎない
  • ポーリングレート4,000hz対応
  • 付属品が充実している
デメリット
  • 手が大きい人には、小さすぎるかも

op1w 4kは「細さ」「後部の盛り上がり」による、

  • 指先の操作性の高さ
  • 手のひらの安定感

が魅力のマウスです。手がやや小さめの僕でも、エイムを動かしている感触を強く感じました。

また、一見癖のある形状ですが、サイドがフラットなため、思ったよりも指の自由度が高いです。

後部の高さも相まって、「浅め」「深め」のつかみ持ち、どちらにも対応できるでしょう。

手の大きさが平均以下、つかみ持ちの方は、ぜひ下リンクからop1w 4kをチェックしてみて下さい。

気になることがあれば、Xにて気軽に声をかけてください!できる範囲でお答えします!

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