この記事ではG515 Rapid TKLの「使用感」にフォーカスを当ててレビューします。
使ってみた感想は以下の通りです。

- 打鍵音が静か。カチャカチャ感はかなり抑えられている
- 押下圧が軽く、擦れが少なくヌルっとした押し心地
- ロープロファイル。手首の負担が少ない
- ラピトリ対応。Valorantだと、弾をまっすぐ飛ばしやすい
- 日本語配列しかない
- WASDのキーキャップの色が違う
市場に少ない「ロープロファイル×ラピトリ」の組み合わせ、ほとんどの人がG515 Rapid TKLで満足できるんじゃない?と思わされる完成度でした。
それでは詳しく見ていきましょう。
スペック表
| サイズ | 縦:146mm 横:354mm 高さ:22mm |
| 重量 | 800g |
| キースイッチ | 薄型磁気アナログスイッチ |
| キーキャップ | ダブルショットPBT |
| 押下圧 | 35g |
| キーストローク | 2.5mm |
| アクチュエーションポイント | 0.1mm~2.5mm |
| ラピッドトリガー | 0.1mm~1.5mm |
| SOCD | |
| マルチポイントアクション | |
| ライティング |
打鍵音・打鍵感
キーの押し心地はとても滑らかで、「ゲーミング」「普段使い」どちらでも使いやすいと思いました。
G913 TKLやG515を店舗で試したときは、リニア軸なのに少し擦れる感触が指先に伝わりましたが、G515 Rapidは滑らか。ヌルっと押し込めます。
さらに、押下圧35gなので、指先に力を入れなくてもキーを入力でき、指が疲れにくいと感じました。

打鍵音も悪くありません。
ゲーミングキーボードって底打ちした時やキーが戻った時に、「カチャカチャ」という音が鳴ることが多いのですが、G515はそれが控えめです。本当にゲーミングキーボード?と疑いたくなる打鍵音。
音が響きにくいので、VCにキーボードの音を入れたくない人も使いやすいと思います。
この記事もG515 Rapidで書いていますが、打鍵音・打鍵感共に満足いくもので、快適に作業できています。レポートや資料作りといった「普段使い」でも使いやすいキーボードと言えるでしょう。
ただ、ロープロファイルを使い始めたときは、「ストロークの浅さ」に違和感を覚えたのも確かです。今まで押し込めていたところよりも、半分くらいの場所で底打ちするので、キーを押したときの柔らかさは少ないと思いました。

その反面、次のキーに移るときの指先の楽さ、硬くキレのいいタイピングは、厚いキーボードでは出せない操作性だと感じました。
しかもこれが2万円前半で買えるのが驚きです。
ロープロファイルのラピトリと言えば、「ZENAIM」が挙げられると思いますが、あちらは性能のこだわりが詰め込まれている分、60%で32,780円、テンキーレスで39,600円とお高めです。
キーボードにはそこまでお金をかけれないけど、ラピトリ搭載のロープロファイルキーボードが欲しい人には、現状G515 Rapidが現実的な選択肢になると思います。
あと、ロープロファイルだと、通常のキーボードよりも手首の角度を浅くして入力できるので、疲労感の軽減も期待できます。
G Pro X TKL Rapidと比べるとこのくらい薄い

僕はリストレストを使うので、この点では恩恵を受けることが出来ませんでした。
ロープロファイルでもリストレストがあると更に楽になるので、「手首が疲れやすいんだよなー」と悩んでいる人は、リストレストを試してみてください。

ゲーム内での使用感
G515 Rapidは打鍵音・打鍵感だけでなく、肝心のゲーム内の使用感も良かったです。
ストロークの短さとラピトリが組み合わさることで、通常のキーボードよりもキー入力が楽に、そして速くなると思いました。
アクチュエーションポイントやラピトリを0.1mm刻みで調整するFPSゲーマーにとって、「2.5mmというストロークの浅さ」は明確な違いとして体感できるでしょう。

そして、Valorantでラピトリを使うと、キーを浮かせた瞬間にキャラの動きが止まるので、逆キーストッピングをしなくても、弾をまっすぐ飛ばしやすいです。
ただ、ラピトリを0.1mmにしたところ、思わぬタイミングで移動がキャンセルされることがありました。闇雲に低くするのではなく、スピードと安定感を両立した数値を探してみてください。
僕は安定感を重視したので、アクチュエーションポイントとラピトリを1.0mmにしています。
キー入力を正確に行える人は、もう少し低くしても良いと思います。

デザインについて
見た目は全体的にマットな質感。上部とWASDだけグレーで、白だとこのグレーが一層目立ちます。全体の統一感を出したい人は、黒を選ぶのが無難かなと思います。
トッププレートはステンレススチール製となっていて、安っぽさは感じませんでした。

キーキャップは少しザラっとした触り心地で、指に汗をかいてもぺちゃぺちゃしません。だからと言って滑り過ぎるわけではない、丁度いい手触りです。

キーのグラつきは少ないです。指の乗せてグリグリすると少し動きますが、個人的には気になりませんでした。
配列は「日本語配列」のテンキーレスのみ。

背面の足を使うと、0°・4°・8°と角度を調整できます。お好きな角度で使ってください。



ソフトウェア
ソフトウェアの使い心地は可もなく不可もなくといった印象です。ライティングやキー割り当て、ラピトリ、アクチュエーションポイント、SOCDを変更できます。




付属品

- USB Type A-Cケーブル
- 保証規定
まとめ
今回はG515 Rapid TKLをレビューしました。
デメリットは「WASDがグレー」「配列が日本語配列のみ」、この2点でしょう。主にデザイン面でのデメリットと言えます。これらが気になる人は、別のキーボードを選んだ方が良いかもしれません。
ただ、個人的にはデメリットよりもメリットの方が大きいと感じました。
- ヌルヌルで軽い打ち心地
- カチャカチャが抑えられた打鍵音
- ロープロファイル×ラピトリの高速入力
といったように、「FPSで薄型キーボードを使うなら、とりあえずこれを買っておけばいい」と思わされる完成度。
「自分に合ってるかも?」と思った方は、G515 Rapid TKLをチェックしてみてください。
以上でこの記事はお終いです。最後まで見ていただきありがとうございました。
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