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ARTISAN 水蜘蛛 フタエP8 レビュー:「止めやすさ」重視の汎用ソール

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ARTISANから発売された、ちょっと割高なソール水蜘蛛 フタエP8。

フタエP8は万人受けする使用感じゃないけど、刺さる人にはぶっ刺さるマウスソールだと思いました。
とくに、スピード系のマウスパッドを使っていて、「少しだけ止めやすくしたい」と考えている人にはピッタリかなと。

フタエP8について簡単にまとめると、

  • 引っかかりを感じない
  • PTFEと比べると、滑りは遅い
  • マウスパッドによっては滑りの変化がかなり大きくなるかも…
  • 1,980円で16枚入りと、ちょっとお高め

それではフタエP8について詳しく見ていきましょう。

タップできる目次

水蜘蛛 フタエ P8ってどんなマウスソール?

ARTISAN 水蜘蛛 フタエP8。

水蜘蛛 フタエP8のスペックはこんな感じです。

サイズ直径:8mm
厚さ:0.8mm
素材ジュラコンⓇPOM
スピード遅め
内容量16枚
価格¥1,980

フタエP8は汎用ソールなので、多くのマウスに対応しています。また、「マルチカーブ」というドーム形状になっているため、ソールの引っ掛かりがかなり少なくないです。

実際に使ってみても、スピードは遅いのに、動きは滑らか。
「マウスソールの引っ掛かりが気になる」、「PTFEソールだとツルツル滑ってしまう」という悩みを解消してくれるアイテムだと思いました。

気になるところが2つあります

  • G PROに張れない
  • ガラスマウスパッドと相性が悪い

G PROに貼れない

この記事を読んでいるあなたも、もしかしたらG PROを使っているのでは?
ただ、フタエP8はG PROに貼れません…。ここがフタエP8の残念なポイント。

G PROのソールガイドはやや細めに作られていて、直径7mmの汎用ソールがギリギリ

G PROのソールガイド。薄めに作られており、フタエP8は貼れない。
Esports Tiger Arc2の汎用ソールがギリギリ貼れます

直径8mmのフタエP8はソールガイドに乗り上げてしまいます。どうしてもG PROで使いたい人は、底面研磨をしてガイドを削り取ってしまう必要があります。

ガラスマウスパッドとの相性が悪い

ガラスマウスパッド、wallhack sp-004。
ガラスマウスパッドで使うと、コスパが悪くなる

フタエP8はガラスマウスパッドとの相性が悪いです。

滑りに関しては、「摩擦」が大幅に増し使いやすかったのですが、「形状」と「内容量」のせいで、ガラスマウスパッドにはおすすめ出来ないソールとなっています。

まずは形状について。

フタエP8は「マルチカーブ形状」というドーム型のような形をしています。
ガラスマウスパッドを使うと、その形状がすぐに削れてしまいます。そのため、公式サイトにあるようにガラスマウスパッドでの使用はおすすめできません。

ARTISAN 水蜘蛛 フタエP8のカーブ。
ガラスマウスパッドを使うと、ソールの丸みが無くなってしまう

そして内容量。

消耗が激しいガラスマウスパッドで、16枚2,000円のマウスソールを使うのはお財布に厳しいです。
予算に余裕がある人にはぜひ試して欲しいのですが、「コスパ」を考えている人はやめておいた方がいいでしょう。

水蜘蛛 フタエP8の速さと操作性

PTFE100%>PTFE>UPE≧フタエP8

フタエP8の速さは、UPE(超高分子量ポリエチレン)の汎用ソールと同じくらいか、やや遅めだと感じました。

PTFEソールには、ツルっと滑るような感触がありますが、フタエP8だとそれが抑えられています。
「素早い操作」が好きな人には合いませんが、スピードよりも「止めやすさ」を重視する人にはちょうどいい操作性と言えるでしょう。

ただ、マウスパッドによっては滑りが遅くなりすぎる気がします。詳しくは後ほど解説します。

水蜘蛛 フタエP8を使ってみた感想

滑りの速いマウスパッドと相性が良かった

フタエP8は滑りの速いマウスパッドと相性が良いかなと。とくに「ARTISAN ハヤテ乙 SOFT」で使いやすかったです。

ハヤテ乙の軽い操作感と、フタエP8の遅さが良い感じにマッチし、滑り過ぎないけど重たくならない、そんな使い心地に。
PTFEソールを使っていたときよりも、滑りと止めのバランスが良くなり、フリック、トラッキングの精度が上がったように感じました。

ただ、スピードを求める人はPTFEで良いと思います。
もし、滑りの軽いマウスパッドを使っていて、「マウスパッドを変えるほどでもないけど、ちょっとだけ滑りを遅くしたい」と考えているなら、フタエP8を試してみても良いかもしれませんね。

マウスパッドによっては、滑りが遅くなりすぎることも

フタエP8はスピード系のマウスパッドだと、ほどよくブレーキが足されて操作しやすいのですが、滑りの遅いマウスパッドで使うと、スピードが遅くなりすぎるかも。

G-SR-SEだと、泥沼のような滑りになり、逆に操作しにくくなってしまいました…。とくに、エイムの切り返しの際に、軽快さが無くやりづらかったです。

人によって感じ方は変わると思いますが、G-SR-SEくらいのスピードのマウスパッドであれば、PTFEのままで良いと思いました。

まとめ

ARTISAN 水蜘蛛 フタエP8。

今回はARTISAN 水蜘蛛 フタエP8についてレビューしました。

正直操作の癖が強いし、コスパも良くありませんが、個人的には使いやすいソールだと思います。
もしARTISAN ハヤテ乙、飛燕のような軽い操作性のマウスパッドを使っていて、「もうちょっと止めやすくしたい」と考えている人は、フタエP8に挑戦してみると、新しい操作性に出会えるかもしれません。

以上、水蜘蛛 フタエP8のレビューでした。
最後に「良いところ」「気になるところ」「こんな人におすすめ」をのせておくので、購入前の参考にしてみてください。

良いところ

  • 引っかかりを感じない
  • どの方向に動かしても、違和感がない
  • マウスの動きを制御しやすくなる
  • PTFEよりも耐久性が高い
  • 粘着テープが強力

気になるところ

  • 汎用ソールだけど、16枚しか入っていない
  • マウスパッドによっては滑りが遅くなりすぎる
  • ガラスマウスパッドと相性が悪い
  • G PROに使えない

こんな人におすすめ

  • スピードよりも精度重視
  • PTFEのツルっと滑る感触が好きじゃない
  • 引っかかりの無いソールを使いたい
  • 汎用ソールが好き
  • コスパは気にしない
  • G PROを使っていない
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