「汗で腕がマウスパッドにくっついてしまう」そんな悩みを持つ人に使って欲しいのがアームカバー。
その中でも、今回紹介するのは「ダンロップ ゲーミングマッスル」。
OVERWATCHを全クリした男「Taiyo」さんが使っているので、「どんなアームカバーか気になる」という人も少なくないでしょう。
ダンロップのアームカバーを使ってみた感想をまとめると…
- 「手首の擦れ」が気にならない
- フィット感抜群、だけど締めつけ強め
- 「小指フック」と「締め付け」のおかげでたるみにくい
今まで5種類ほどアームカバーを使ってきましたが、ダンロップのアームカバーは他にはない特性を持っており、「気に入ったら替えが効かないアイテムだ、これ」と感じました。
それではダンロップのアームカバーについて詳しく見ていきましょう。

ダンロップのアームカバーの性能をチェック
サイズとデザイン
サイズ | 上腕周り | 手首周り | 全長 |
SS~S | 20cm | 15cm | 42cm |
S~M | 22cm | 15cm | 43cm |
M~L | 26cm | 17cm | 44cm |
ダンロップのアームカバーの特徴は以下の通り。
- 小指フック:アームカバーのずれを抑える
- 前腕の締め付け:アームカバーのずれを抑える、筋肉の動きをサポート
- 掌底を覆う形状:手首の擦れを軽減




FPSをプレイする際に気になる、「アームカバーのずれ」「手首の擦れ」を軽減してくれるデザインとなっています。
ただし、少しきつめの装着感となっているので、好みは分かれるかも…。
詳しくは「良いところ」「気になるところ」を要チェック。
素材と機能性
- 素材:ポリエステル、ポリウレタン、ナイロン
- 機能:吸水速乾
ダンロップのアームカバーはチクチクしない、カラッとした触り心地です。
しっとり感が少なく、他のアームカバーと比べても、滑りが速いように感じました。
また、吸水速乾機能のおかげで、長時間つけても腕の滑りが変わりにくいのは、嬉しいポイントだと思いました。
ダンロップのアームカバーとマウスパッドの相性

アームカバーを購入される方は、「スムーズな腕の動作」を求めているのではないでしょうか。
しかし、アームカバーにはマウスパッドとの相性があります。
そこでこの章では、僕が持っているマウスパッドとの相性をチェックしました。
少しでも参考になれば幸いです。
- :スムーズ
- :やや引っ掛かかるが、比較的スムーズ
- :引っ掛かりがあり、滑りは鈍いが使える
- 引っ掛かりが強く、おすすめできない
※個人の感覚で、評価が前後する可能性があります。
縦 | 横 | 斜め | |
Wallhack SP-004 | |||
ARTISAN 零 SOFT | |||
ARTISAN 飛燕 SOFT | |||
ARTISAN 疾風乙 SOFT | |||
ARTISAN キ83 SOFT | |||
ARTISAN 雷電 SOFT | |||
ARTISAN 99式 SOFT | |||
ZOWIE G-SR II | |||
ZOWIE G-TR | |||
ZOWIE G-SR-SE | |||
VAXEE PA | |||
Logicool G640 | |||
Razer Gigantus V2 | |||
SteelSeries QCK+ | |||
SteelSeries QCK HEAVY | |||
HyperX Pulsefire Mat | |||
AIM1 陽炎 | |||
AIM1 夕霧 | |||
LGG Saturn Pro | |||
LGG Jupiter Pro |

ダンロップのアームカバーの良いところ
「小指フック」「締めつけ」のおかげで、たるみにくい

ダンロップのアームカバーには少し変わった特徴があります。それが「小指フック」「締めつけ」。
この二つがあるおかげで、「ゲーム中にアームカバーがたるんでしまう」という心配を減らすことが出来ます。
ゲーム中に上下左右に腕をぶんぶん振り回しても、装着感をキープしてくれるので、パフォーマンスが変化しづらいと感じました。
「腕にピタッとくっついて欲しい」という人にはピッタリの使用感だと思います。
手首の少し上までサポートしてくれる

マウスを動かす時に、手首をマウスパッドにつける人は多いと思います。
ダンロップのアームカバーは手首をスッポリ覆ってくれるデザインをしているので、そういった人でも手首の擦れが気になりません。
また、先ほどお話ししたように「たるみにくい」ので、マウスを激しく振っても、しわが気になることがほとんどありませんでした。
「手首で細かくエイムの調整をする」というシーンでも快適に使用できるでしょう。
カラッとした肌触りで、滑りが良い
ダンロップのアームカバーはカラッとした質感で、滑りがいいです。
他のアームカバーと比べても、相性のいいマウスパッドが多い印象。
表面のザラツキが強い「ARTISAN 飛燕」でも個人的には問題なく使えました。
ザラツキが消えるわけでは無いので、評価を「 」としていますが、「全然気にならないよ」という人も少なくないと思います。

ダンロップのアームカバーの気になるところ
締めつけが苦手な人は要注意
ダンロップのアームカバーを使って気になったのが、「着圧」です。
僕は上腕が25~27cmだったので、「S~Mサイズ」を購入。
上腕の締め付けはあまり気になりませんでしたが、前腕が結構きついです。最初は着けるのが難しいくらい…。
2、3日したころには、逆にフィット感が癖になり快適に使用できましたが、「締めつけ」が苦手な人は気をつけた方が良いかもしれませんね。
アームカバーを着けるときのポイント
もしかしたら、僕と同じように「着けにく!」と感じる人がいるかもしれません。そんな方のために、1つアドバイスを。
僕はダンロップのアームカバーを着けるときに一度小さくしてから、腕を通しています。こちらの方がスムーズに着けられると思います。


ただし、ダンロップ推奨の付け方ではありません。心配な人はやめておきましょう。
小指のフックは好みが分かれる

ダンロップのアームカバー最大の特徴が「小指のフック」なのですが、このフックが曲者。
指に引っかけるので、どうしても違和感が生まれます。
つけてみると、小指が少し外側に引っ張られるような感触が…。そのため、少なからずマウスの握り方に影響を及ぼします。気になる人はフックを外して使用した方が良いでしょう。
ちなみに僕は外して使っていますが、「小指フックが無いせいで緩くなる」ということはほとんどありませんでした。

腕を上下に動かしたときに、キュルキュルなるマウスパッドがある
「ダンロップ ゲーミングマッスル」は滑りのいいアームカバーなのですが、マウスパッドによっては「滑りの速さ」以外の相性問題がありました。
「ARTISAN 雷電」「SteelSeries QCK+」「SteelSeries QCK HEAVY」「Razer Gigantus V2」でダンロップのアームカバーを使うと、キュルキュルという音と、ザーとした感触が腕に伝わります。
畳を指でなぞった時の感じに似ているかも…。
人によってはこの感触と音が気になるかもしれません。
僕は正直全く気になりませんでしたが、やや特殊な使用感だったので、メモしておきます。
ダンロップのアームカバーはこんな人におすすめ

- 前腕を締めつける感覚が好き、もしくは気にならない
- 滑りのいいアームカバーを探している
- 手首のたるみが気になる
- 手のひらの下までサポートして欲しい
- Taiyoファン
ダンロップのアームカバーは「腕にピタッとフィットして欲しい」「滑りのいいアームカバーを探している」という人にピッタリのアイテム。
アームカバーを着けたときの締まる感触は好みが分かれると思いますが、それさえ気にならなければ試す価値は十分にあると思いました。
むしろこの締め付けに慣れると、他のアームカバーでは満足できなくなるかも…。
気になる人は一度チェックしてみてください。

以上ダンロップアームカバーのレビューでした。気になることがあれば、Xのリプ欄までお願いします。