僕は以前安いモニターアームを使っていたのですが、アームが動かしづらく不便に感じていました。そんな時に見つけたのがエルゴトロン LX デスクマウントアーム。
実際に使ってみると、アームの動きが滑らかでモニターの位置、角度を自由に調整できました。
- デスクの見た目をスッキリさせたい
- デスクのスペースを広く取りたい
- 自分好みにモニターの角度を調整したい
- アームの動かしにくさから解放されたい

エルゴトロンLXを使ってからモニターの位置や、机のスペースに困ることが無くなりました。
デスク環境を快適にしたい人に使って欲しいモニターアームですが、気になるところもありました。
この記事では定番のモニターアーム、エルゴトロン LXのレビューをします。少しでも参考になれば幸いです。
エルゴトロン LXの概要


対応モニターサイズ | 34インチまで |
荷重範囲 | 3.2~11.3kg |
製品重量 | 3.6kg |
可動域 | チルト(前後):後方70°前方5° ピボット(回転):360° パン(水平移動):360° モニターの首振り(水平):180° |
設置方法 | クランプ式 グロメット式(ブラック・アルミのみ) |
カラー | ブラック・ホワイト・アルミ |
対応規格 | VESA規格 75mm×75mm・100mm×100mm |
保証 | 10年 |
価格 | 23,840円 |
- アーム各種
- ネジ各種
- グロメットマウント(ブラック・アルミのみ)
- 六角レンチ×2
- 結束バンド×2
- 説明書
ホワイトにグロメットマウントは付属していません。購入する際は気を付けてください。
エルゴトロン LXを使ってみた感想
- 机のスペースが広がり、スッキリする
- アームが滑らかで動かしやすい
- 好きな位置にモニターを配置できる
- 使い方によってはケーブルカバーを活用できない
机のスペースが広がり、スッキリする


モニターアームを導入すると、机のスペースが広がります。モニターアームを使う前は、スタンドのせいで物を置く場所が制限されていました。
しかしスタンドが無くなったことで、モニターの真下に物を置けるようになりました。僕はアンプやワイヤレス充電器を置いて、デスクの作業環境をより快適にしています。


見た目もスッキリするのでデスクの上をミニマルに整えたい人にもおすすめです。
アームが滑らかで動かしやすい


エルゴトロン LXはアームの動きが滑らかで、前後左右、上下スムーズに動いてくれます。デスクを模様替えしたい時や、目が疲れた時に簡単に位置を調整できます。
以前3,000円で買った安いモニターアームを使っていた時はアームが動かしにくくてストレスでした。
特に前後の首振り(チルト)の調整をするために、毎回モニターを外さないといけないのが、とても不便でした。
対してエルゴトロン LXはアームの移動、ガス圧の調整が楽でストレスフリーに使うことが出来ました。



滑らかに動いて、止めたい所でピタッと止まってくれます
好きな位置にモニターを配置できる
エルゴトロンLXはアームの自由度が高く、モニターを好きな位置の配置出来ます。
モニターの使い方によって見やすい距離や角度は違います。
例えば、デスクワークをする時は目が疲れないようにモニターを離す、ゲームをする時は視認性を上げるためにモニターを近づけるといった感じです。


特にFPSプレイヤーは、モニターの位置にこだわりが強い人が多いです。スタンドがあるとモニターの位置を自由に決められず、本来のパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。


プロ選手の配置を真似したい、配置にこだわりがあるという人は是非モニターアームを活用しましょう。
使い方によっては、ケーブルカバーを活用できない


エルゴトロン LXはケーブルカバーを使うことで配線を隠し、デスク周りをスッキリさせられます。しかしケーブルの長さによっては、ケーブルカバーを活用できない可能性があります。
僕は電動昇降デスクを使っています。日に何回も机の高さを変えるのですが、机を高くするとケーブルの長さが足りなくなってしまいます。そのため、ケーブルカバーを使用できませんでした。



ケーブルの長さは盲点でした…
無理にケーブルを引っ張ると断線の原因になるので、ケーブルの長さが足りない人は別途ケーブルカバーで隠した方が良いでしょう。
エルゴトロン LX:組み立て方
エルゴトロン LXの組み立ては簡単です。クランプ式の場合、必要なものはドライバーのみ。アームの調整は付属の六角レンチを使用します。
デスクに土台を取り付けます。モニターの位置やアームの角度を考えてから取り付けると、後から付け直さずに済みます。


土台をデスクに取り付けたら、支柱にアームをはめます。上から差し込むだけでOK。


もう1本のアームは、モニターに取り付けてから支柱にくっつけます。


初期状態ではモニターの角度が真上を向いています。あらかじめモニターに近いネジを少しだけ緩めておくと、角度の調整がしやすいです。


アームをはめた後はカバーを付け忘れないように気を付けてください。


配線を隠したい人はケーブルカバーを使用します。ケーブルカバーの出っ張りをつまんで下げると簡単に外れます。
取り付けはカバーの尖った方を先にはめ、出っ張りをつまみながら元の位置に戻します。


付属の結束バンドはアームのくぼみに引っかけて使います。


モニターの組み立てが終わったら角度を調整して完了です。
エルゴトロン LX:角度調整のやり方
エルゴトロンLXはネジで角度を調整する場所が5ヵ所あります。調整には付属の六角レンチを使用します。
- 支柱の高さ調整
- アームの水平移動×2ヵ所
- アームの上下移動
- モニターの前後移動(チルト)
「アームの上下移動」と「モニターの前後移動」は上下の力が均等になるように調整しましょう。
※初期状態で問題なく動けば、調整しなくてもOKです。
こちらの動画が分かりやすいのでおすすめです。
支柱の高さ調整
支柱の高さを調整するには、下の画像の穴を緩めます。高さを決めたらネジを締めます。


アームの水平移動(2ヵ所)
アームの付け根にある、小さいネジを緩めると水平移動が緩くなります。ネジを外してしまうと故障の原因になるので気を付けましょう。




アームの上下移動
アームの上下移動は下の画像のネジを回して調整します。回し過ぎるとモニターの脱落に繋がるので、少しづつ調整してください。


調整方法は以下の通りです。
- 時計回りに回すと、上への移動が軽くなる
- 反時計回りに回すと、下への移動が軽くなる
モニターの前後移動(チルト)
前後移動はモニターに近いネジで調整します。モニターの首を上に向けて、下から覗き込んだ状態で調整してください。


※丸いネジを緩めると故障の原因になるの要注意。
- 時計回りに回すと、上への首振りが軽くなる
- 反時計回りに回すと、下への首振りが軽くなる
エルゴトロン LXレビュー:まとめ
エルゴトロンLXについてまとめると…
- 机のスペースが広がり、スッキリする
- アームが滑らかで動かしやすい
- 好きな位置にモニターを配置できる
- 使い方によってはケーブルカバーを活用できない
- 組み立てが簡単
エルゴトロンLXは約2万円と手が出しづらい商品ですが、価格に見合った価値を提供してくれます。
安いモニターアームを使っていて不便に感じていた人、デスク環境を少しでも快適にしたい人には是非一度試して欲しいです。
以上、エルゴトロンLXのレビューでした。最後まで見て頂きありがとうございました。