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【万能形状の王を決める】G Pro・Viper・Maya X・Mouse-Aを徹底比較

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世の中には数多くのゲーミングマウスがあります。その中でも多くの人の手にフィットするマウスを「万能形状」と僕は勝手に呼んでいます。そして、万能形状の中でも特におすすめのマウスが

  • Logicool G Pro X Superlight 2
  • Razer Viper V3 Pro
  • LAMZU Maya X
  • INZONE Mouse-A

こちらの4つです。

この記事では、この4つのマウスの形状、スペックを比較します。どれにしようか迷っている人は、ぜひチェックしてください。

この記事を読む前に、「指を曲げる角度」や「手のひらのスペース」など、マウスの持ち方を改めて確認しましょう。
そうすることで、より自分に合ったマウスを見つけやすくなります。

タップできる目次

スペックと主な特徴

スペック表

スクロールできます
G Pro X Superlight 2Viper V3 ProMaya XMouse-A
全長125.0mm127.1mm124mm119.8mm
横幅63.5mm63.9mm64mm64.2mm
高さ40.0mm39.9mm40mm40.8mm
重量60g54g47g48.4g
ポーリングレート最大8000Hz最大8000Hz最大8000Hz最大8000Hz
スイッチの押し心地硬い標準やや軽い軽い
バッテリー(1,000hz時)95時間95時間80時間90時間
マウスソールPTFE100%PTFE100%PTFE100%PTFE100%
価格26,950円26,480円18,745円22,000円

Logicool G Pro X Superlight 2

  • サイズ:125.0×63.5×40.0mm(M)
  • 重さ:60g
  • ポーリングレート:最大8000hz
  • スイッチ:LIGHTFORCE ハイブリットスイッチ(光学式)
  • バッテリー:1,000hzで最大95時間
  • マウスソール:PTFE100%
  • 価格:26,950円

「ゲーミングマウス迷ったらこれ」と思わせてくれるのが、G Pro X Superlight 2です。今回紹介する中でもっとも癖がなく、様々な持ち方に対応できます。

重さは60g、4つを比較すると重たく見えますが、ゲーミングマウス全体で見ると十分軽いです。そして軽すぎないので、70~80gのマウスからの乗り換えもしやすいでしょう。

クリックが硬い点が気になりますが、それ以外には欠点らしい欠点が見当たらない、汎用性の高いマウス。

この記事を読んで、「どうしても決めきれない」と思ったら、G Proを選ぶのが無難かなと思います。

Razer Viper V3 Pro

  • サイズ:127.1×63.9×39.9mm
  • 重さ:54g
  • ポーリングレート:最大8000hz
  • スイッチ:第3世代オプティカルマウススイッチ(光学式)
  • バッテリー:1,000hzで最大95時間
  • マウスソール:PTFE100%
  • 価格:26,480円

Viper V3 Proは全長127mmとLサイズに分類されるので、手が小さめの人には合わないと思います。そして、サイドの「くびれ」と「逆ハの字」が最も強いため、人を選ぶかもしれません。

しかし、その「くびれ」「逆ハの字」が、つかみ持ちやつまみ持ちをした際のフィット感に繋がります。

手が平均~大きめで、指を曲げたときに指の側面にピタッとフィットする感触が欲しい人にはViper V3 Proをおすすめします。

重さは54gとかなり軽量、クリック感も標準的で癖が少ないです。

プロ選手の使用率を見ても、G Proに迫る勢いで伸びています。これからのスタンダードマウスの仲間入りを果たしたと言っても良いでしょう。

LAMZU Maya X

  • サイズ:124×64×40mm
  • 重さ:47g
  • ポーリングレート:最大8,000hz
  • スイッチ:OMRON オプティカルスイッチ(光学式)
  • バッテリー:1,000hzで最大80時間
  • マウスソール:PTFE100%
  • 価格:18,745円

Maya XはG ProやViperに比べると知名度は劣りますが、そのコスパの良さは圧倒的です。

Viper V3 Proのサイズを少し小さくし、より癖を少なくした形状です。そのため、G Proに並んで様々な持ち方に対応できます

そして、47gと非常に軽いです。G ProやViperと比べても、その違いを体感できるレベル。何より、今回紹介する中で唯一20,000円を切るのも嬉しいポイントですね。

弱点を挙げると、「底面がスカスカ」「バッテリー持ちが少し短い」この2点。

しかし、底面に関しては、強度が落ちている訳でもないので、埃が入りやすい以外は気にならないでしょう。また、バッテリー持ちも短いとは言え、1,000hzで80時間なので短すぎるわけではありません。

コスパ重視で汎用性の高いマウスを探している人には、ピッタリのマウスと言えるでしょう。

INZONE Mouse-A

  • サイズ:119.8×64.2×40.8mm
  • 重さ:48.4g
  • ポーリングレート:最大8000hz
  • スイッチ:RAESHA オプティカルスイッチ(光学式)
  • バッテリー:1,000hzで最大90時間
  • マウスソール:PTFE100%
  • 価格:22,000円

INZONE Mouse-AはG Pro X Superlight 2の後部を高くしたような形。サイドの汎用性はそのままに、手のひらのフィット感が強くなっています。そのため、G Pro同様にいろいろな持ち方に対応できますが、より安定感があると感じました。

ただし、手のひらにスペースを空けたい人には合いません。一方でZOWIE ZAのような背の高いマウスが好きな人には、かなり刺さるのかなと。

ホイールにゴムがついておらず、やや滑りやすいのは気になるところ。重さは48.4gとMaya X同様に超軽量です。

軽さと背の高さに惹かれた人は、INZONE Mouse-Aを試してはいかがでしょうか。

形状を徹底比較

この章では各マウスの形状を比較します。

※僕の手の大きさは全長17.5cm・横幅9.5cmと、男性平均よりも少し小さいです。その点を踏まえてみて下さい。

全長

全長長い順

Viper>G Pro>Maya X>Mouse-A

全長は指を伸ばす人にとって重要な項目です。

全長が短いと、薬指がマウスの先端からはみ出してしまい、指先での操作感に影響を及ぼします。ただ、Viper・G Pro・Maya Xはサイズが近いため、「サイド」と「後部の高さ」に比べ、握り心地への影響は少ないと考えています。

Mouse-Aだけ、全長約120mmと短めなので、手が大きい人はサイズアウトするかもしれません。

手の大きさが「やや小さめ~やや大きめ」くらいの人は、G Pro・Maya X・Mouse-Aを選べば、多少のサイズ感の違いは慣れで解決できるでしょう。個人的にはViper V3 Proだけサイズが大きいと感じました。

サイド

サイドのくびれ、逆ハの字強い順

Viper>Maya X>Mouse-A≧G Pro

サイドの形状は「くびれ」や「逆ハの字」が強いほど、指を曲げたときのフィット感が増します。その反面、汎用性が落ちることも。また、逆ハの字が強いと、薬指に当たる感触が強くなるので、数値以上にサイズが大きく感じるでしょう。


G ProとINZONE Mouse-Aはくびれ・逆ハの字がとても少なく、フラットな形状をしてます。マウスを握ったときのフィット感が少ないですが、違和感も少ないです。

G Pro X Superlight 2のサイドの形状。逆ハの字は少なく平坦。
G Proのサイド
G Pro X Superlight 2の底面の形状。くびれは少ない。
G Proの底面
INZONE Mouse-Aのサイドの形状。逆ハの字は少ない。
Mouse-Aのサイド
INZONE Mouse-Aの底面。くびれは少ない。
Mouse-Aの底面

その一方、Viperは控えめながらも逆ハの字とくびれがあるので、指先のフィット感は少し高め。ただ、横幅は最も広く感じました。

Viper V3 Proのサイドの形状。やや逆ハの字がある。
Viper V3 Proのサイド
Viper V3 Proの底面の形状。今回紹介する中では最もくびれが強い。
Viper V3 Proの底面

Maya Xはその中間といった印象です。くびれ・逆ハの字がややありますが、主張しすぎません。汎用性がありつつも、指の側面にわずかなフィット感もあります。

Lamzu Maya Xのサイドの形状。やや逆ハの字あり。
Maya Xのサイド
Lamzu Maya Xの底面。ややくびれあり。
Maya Xの底面

汎用性が落ちても良いから、指先のフィット感重視するならViperを、違和感の少なさを重視するなら、G ProやMouse-Aを選びましょう。

後部の高さ

後部が高い順

Mouse-A>G Pro>Viper≧Maya X

後部の高さによって、手のひらのフィット感が変わります。高いほどフィット感が強く安定性が高くなります。低いとフィット感は落ちますが、手のひらとマウスに空間が出来るので、圧迫感が減り操作の自由度が上がります。


後部が低いのはViperとMaya X。この2つは正直大きな差はありませんが、Viperの方が横幅が広く、手のひらに当たる面積も広いと感じました。

Viper V3 Proの後部は低い。
Viper V3 Pro
Lamzu Maya Xの後部は低い。
Maya X

Mouse-Aは最も後部が盛り上がっており、手のひらのフィット感も非常に強いです。そのため、つかみ持ちやかぶせ持ちをした時の安定感がありました。

INZONE Mouse-Aの後部は高い。
Mouse-A

G Proはちょうど中間です。高くもなく、低くも無いので、適度に手のひらに当たる感触が欲しい人にはちょうど良いと思います。

G Pro X Superlight 2の後部はやや高い。
G Pro X Superlight 2

それぞれどんな人におすすめ?

これまで、それぞれの特徴と形状を見てきました。この章では、各マウスがどんな人におすすめかまとめました。

Logicool G Pro X Superlight 2

  • 手の大きさ:やや小さめ~やや大きめ
  • ほぼ全ての持ち方に対応可能
  • 重さが軽すぎるのは好きじゃない
  • 後部は低すぎず、高すぎないくらいがいい
  • クリックは硬くてもOK、むしろ誤爆が減るから好き
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Razer Viper V3 Pro

  • 手の大きさ:平均~大きめ
  • 指を曲げたつかみ持ち・つまみ持ち
  • 手のひらに強く当たる感触は好きじゃない
  • 軽量マウスが好き
  • クリックは硬すぎず、軽すぎずが良い

LAMZU Maya X

  • 手の大きさい:やや小さめ~やや大きめ
  • Viperだとちょっとサイズが大きい
  • 汎用性を持ちつつも、ちょこっと癖が欲しい
  • 超軽量マウスが好き
  • バッテリー持ちが若干短くても良いから、コスパ重視

INZONE Mouse-A

  • 手の大きさ:やや小さめ~やや大きめ
  • G Pro同様、色んな持ち方に対応可能
  • 手のひらのフィット感は強い方がいい
  • 超軽量マウスが好き
  • クリックは軽めがいい

最後に

今回は万能形状のマウスを比較しました。

やはり「万能さ」ではG Proに分があると思います。4つを使い比べてみても、いい意味で一番”普通”です。その次にMaya X。G Proに比べると汎用性に劣りますが、コスパが圧倒的。

Mouse-AとViper V3 Proはこの4つの中ではやや癖があります。Mouse-Aは後部の高さ、Viperはサイドの「くびれ」と「逆ハの字」が人を選びます。しかし、持ち方やフィット感にこだわりがある人は、どちらかがビタっとフィットする可能性は高いです。

自分の持ち方を改めて見返して、指の曲げ方、手のひらにどのくらいスペースが空いているか確認してください。そして、それぞれのマウスの特徴を把握することで、自分に合ったマウスを見つけられると思います。

あなたにとっての「GOD Tierマウス」を見つけられることを願っています!

最後まで見ていただきありがとうございました!少しでも参考になれば幸いです。


ガジェキットでは、ゲーミングデバイスレビューの他にも、FPS上達記事も書いています。興味がある人はぜひチェックしていってください。

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