ガラスマウスパッドを試したいけど、自分に合っているか分からない
と、不安に思っている人も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、ガラスマウスパッドのメリットとデメリットを解説します。ぜひ購入前の参考にしてください!
メリット
滑りが軽やか

ガラスマウスパッドは布製よりも滑りが軽やかです。
実際に使ってみても、「滑り出し」や「滑走時」に、布製にあるヌルっとした重さを感じませんでした。
そのため、
- エイムの微調整
- トラッキング
をする際に、より滑らかにマウスを動かすことができます。
Apexではフリック系の武器以外のエイム、Valorantではフリック後の微調整で、ガラスマウスパッドのメリットを感じられるでしょう。
「沈み込み」による滑りの変化がない
ガラスマウスパッドはクッション性が無いので、力を入れても沈み込みが起きず、滑りがほとんど変わりません。
力を入れたときの表面が沈む感触が好きじゃない人は、ガラスマウスパッドの質感が気に入ると思います。
また、「滑りの軽さ」と組み合わさることで、布製では出せない「一貫した素早い操作」が可能になります。
湿気の影響を受けにくい
布製マウスパッドは湿気の影響で、日によって滑りが変わってしまいます。もちろん「Artisan」のような湿気に強いマウスパッドもありますが、それでも変化がないとは言えません。
特に、梅雨は滑りが重くなりやすいですよね…。
しかし、ガラスマウスパッドは湿気の影響をほとんど受けません。個人的に滑りの変化を体験したことはないです。
そのため、湿気による滑りの変化が気になる人は、ガラスマウスパッドを試す価値が大いにあると言えるでしょう。
耐久性が抜群に良い
使用頻度や耐久性によって前後しますが、大体の布製マウスパッドは2,3ヵ月ほどで滑りが鈍くなります。
しかし、ガラスマウスパッドは摩耗に非常に強いため、半永久的に使えるとされています。実際に使ってみても、摩耗による滑りの変化はほとんど感じませんでした。
同じマウスパッドを同じパフォーマンスで使い続けたい人には、ガラスマウスパッドはピッタリの性能と言えるでしょう。
デメリット
滑りが速すぎる
「滑りの速さ」はガラスマウスパッドのメリットでもありますが、同時にデメリットにもなります。
多くの人は布製マウスパッドからの乗り換えになると思うのですが、初めてガラスを使うと「滑り過ぎる」と感じるでしょう。
特に、大きなフリックが苦手です。そのため、あらかじめ敵とクロスヘアの距離を縮める「プリエイム」の精度を高める必要があります。
布製の「バランスタイプ」「コントロールタイプ」が好きな人は、ガラスは合わないと思います。
ツルツルする感触を抑えたい人は、UPE(高分子量ポリエチレン)ソールを使ってみてください。
滑りが速いのは変わりませんが、摩擦が増えることでザラザラ感が増し、マウスの動きを少しだけ制御しやすくなります。
クッション性が無い
クッション性も滑りと同様、メリットがある反面デメリットもあります。
布製を使っている人は、少なからず「沈み込み」によって止めをサポートしてもらっているはず。
しかし、ガラスにはその沈み込みがありません。そのため、マウスに力を加えて止めるのに慣れていると、ガラスで全く止まらないということも。
アームカバー必須

ガラスマウスパッドを使うなら、アームカバーは必須です。
布製マウスパッドを使っている時に、「汗で腕の滑りが鈍くなる」という経験をしたこともあると思いますが、ガラスだと布製以上に腕の滑りが悪くなります。
濡れた窓ガラスを指でなぞると、ギュギュっとなりますが、その感覚に近いです。
そのため、ガラスマウスパッドを使うときはアームカバーを着けるか、長袖の服を着るようにしましょう。
逆に、アームカバーを着けると腕の滑りがとてもスムーズになります。ぜひ、試してください。
どのアームカバーを選べばいいか分からない人は、こちらの記事をどうぞ

小さなゴミが気になる
ガラスマウスパッドを使っていると、ガリっとした感触に襲われることがあります。その原因は、表面にある小さなゴミです。
大型のマウスソールだと擦れが起きやすいので、ガラスを使うときは小さめのソールをおすすめします。
「ツルツルした滑り」を抑えるという意味でも、小さめのUPEソールが使いやすいと思います。
また、表面を拭いてゴミを取ってあげると、擦れを防げるので試してみてください。
マウスソールの消耗が激しい

ガラスマウスパッドは滑走面が摩耗しない代わりに、マウスソールの消耗が激しいです。
特にスピード重視の素材「PTFE」では、その傾向が顕著。
そのため、ガラスを使うときは耐久性の高い素材を選ぶか、大容量でコスパの良いソールを選ぶことをおすすめします。
- スピード+コスパ:PTFE素材の汎用ソール
- コントロール+コスパ:UPE(高分子量ポリエチレン)素材の汎用ソール
冬は冷たい
ガラスマウスパッドは湿度の影響をほとんど受けませんが、温度の影響は受けます。
春夏秋は正直気になりませんが、冬はちゃんと冷たいです。電気がついてないトイレの便座を思い浮かべると分かりやすいかなと。
アームカバーを着けると多少緩和できますが、それでも冷たく感じるので、気になる人は部屋の温度を上げて対策しましょう。
まとめ
今回はガラスマウスパッドのメリットとデメリットについてお話ししました。
ガラスマウスパッドは「滑りの軽さ」や「操作の一貫性」に魅力を感じる人に試して欲しいです。布製では味わえない操作性を体感できると思います。
一方で、フリック時の止め感を重視したり、沈み込みでマウスの動きを制御して欲しいと感じている人にはおススメではありません。
自分の目指すプレイスタイルに合わせて、ガラスマウスパッドを使うか考えてみてください!

