「ロジクールのゲーミングマウスパッドに興味があるけど、似たような名前が多くてよく分からない」
と思っていませんか?
その気持ちわかります。
ゲーミングマウスパッドって、初心者の方に優しくない名前で困りますよね。
そんなあなたのために、この記事ではゲーミングマウスパッドを30種類以上持っている僕が、ロジクールのマウスパッドについて詳しくまとめました。
「これからFPSを始める」「初めてロジクールのマウスパッドを買う」という人は、ぜひ最後まで見ていってください。
比較表はこちら。
G240 | G440 | G640 | G740 | G840 | |
素材 | ソフト | ハード | ソフト | ソフト | ソフト |
サイズ | 340mm×280mm | 340mm×280mm | 460mm×400mm | 460mm×400mm | 900mm×400mm |
厚さ | 1mm | 3mm | 3mm | 5mm | 3mm |
肌触り | さらさら | ザラザラ | さらさら | さらさら | さらさら |
滑りの速さ | やや遅い | 非常に速い | 中程度 | 中程度 | 中程度 |
ふちの処理 | 切りっぱなし | 切りっぱなし | 切りっぱなし | 切りっぱなし | 切りっぱなし |
価格 | ¥1,870 | ¥2,750 | ¥3,850 | ¥4,620 | ¥5,830 |
マウスパッドの選び方をおさらい
まずはマウスパッドの選び方についておさらいしましょう。
マウスパッドの特徴がわかっても、選び方がわからなければ、「結局どれを選べばいいか分からない」なんてことに…。
マウスパッドを選ぶポイントは大きく分けて4つ。
- 大きさ
- 厚さ
- 滑りの速さ
- 素材の違い
他にも細かい違いはありますが、ロジクールの中でマウスパッドを選ぶなら、この4つを抑えておけば大丈夫。
それぞれ簡単に解説したので、サッと目を通していただけるとありがたいです。
サイズ

マウスパッドは大きいものを選びましょう。FPSをプレイするなら、縦横40cm以上がおすすめ。
理由は「ゲーム感度」にあります。
FPSでは、エイムの精度上げるために、感度を下げるプレイヤーが多いです。
そんなときに、マウスパッドのサイズが小さいと、マウスを思ったように動かせなくなります。
そのため、「机が小さい」「できるだけ予算を抑えたい」という人以外は、大きめのマウスパッドを選びましょう。
厚さ

マウスパッドの厚さは3mm以上がおすすめ。
厚さ3mm以上を選ぶメリットは、
- 机の「細かい凹凸」の影響を受けにくい
- クッション性があり、マウスを動かしたときの「ゴツゴツ感」を減らせる
- 表面が沈み、摩擦が増えることで、マウスを止めやすくなる
になります。(商品による個体差あり。)
どれもFPSを快適にプレイするために必要な要素ばかり。
マウスパッドを選ぶときは、厚さ3mm以上の商品を選びましょう。
滑りの速さ
滑りの速さは大きく3つに分けられます。
- スピードタイプ
- バランスタイプ
- コントロールタイプ
スピードタイプは「トラッキング(追い)エイム」がしやすい、コントロールタイプは「フリックエイムがしやすい」といった特徴があります。
素材
FPSをプレイするのであれば、ソフトタイプがおすすめ。
ゲーミングマウスパッドは、
- ハードタイプ
- ソフトタイプ
に分けられます。
ハードタイプは「ガラス」「プラスチック」製のマウスパッド、ソフトタイプは布製マウスパッドを指します。
ハードタイプは指先の動きをマウスに伝えやすい反面、滑りが速すぎてマウスの動きを制御しづらいです。
ソフトタイプはハードタイプに比べて、滑りが抑えられており、マウスの動きを制御しやすいです。
マウスパッド選びに困っている初心者の方にはソフトタイプをおすすめします。
ロジクールのゲーミングマウスパッドの特徴
- G840:900mm×400mm
- 「G640」「G740」:460mm×400mm
- 「G240」「G440」:340mm×280mm
G440>>G740≧G840≧G640>G240
- G740:やや高い
- G640、G840:標準的
- G240、G440:低い
G240はコンパクトなマウスパッド

素材 | ソフト |
サイズ | 340mm×280mm |
厚さ | 1mm |
肌触り | さらさら |
滑りの速さ | やや遅い |
ふちの処理 | 切りっぱなし |
価格 | ¥1,870 |
- 机が小さくても使いやすい
- 滑りがやや遅く、マウスの動きを制御しやすい
- 価格が安い
G240は「340mm×240mm」のコンパクトなマウスパッド。滑りがやや遅く、マウスの動きを制御しやすいです。
また、価格が安いので、初心者の方でも手が出しすいのではないでしょうか。
「感度が高く、マウスをほとんど動かさない」「とりあえずマウスパッドが欲しい」という人におすすめです。
G440はハードタイプのマウスパッド

素材 | ハード |
サイズ | 340mm×280mm |
厚さ | 3mm |
肌触り | ザラザラ |
滑りの速さ | 非常に速い |
ふちの処理 | 切りっぱなし |
価格 | ¥2,750 |
- 抵抗感が少なく、指先の動きがそのままマウスに伝わる
- 布製に比べ、「汚れ」や「摩耗」に強い
- お手入れが簡単
G440はハードタイプのマウスパッドです。
滑りが非常に速く、追いエイムに必要な「軽やかなマウス操作」ができます。
その反面、速すぎて、マウスの制御がしづらいというデメリットも。
「とにかくスピード重視」という人はG440をおすすめします。
G640は標準的な使用感のマウスパッド

素材 | ソフト |
サイズ | 460mm×400mm |
厚さ | 3mm |
肌触り | さらさら |
滑りの速さ | 中程度 |
ふちの処理 | 切りっぱなし |
価格 | ¥3,850 |
- 中程度の滑りでどんなシーンにも対応できる
- 使用感の癖が少ないので、初心者から上級者まで幅広い人におすすめ
- サイズが大きく、ローセンシでもマウスを振り回せる
- 適度なクッション性がある
G640はサイズ、厚さ、滑りの速さのすべてが標準的なマウスパッド。
操作の癖が少なく「さまざまなゲーム、感度」に対応しやすいです。そのため、初心者からプロ選手まで幅広いプレイヤーに使用されています。
「癖が少ないマウスパッドが欲しい」「初めてゲーミングマウスパッドを買う」という人におすすめです。
G740は厚さ5mmの極厚マウスパッド


素材 | ソフト |
サイズ | 460mm×400mm |
厚さ | 5mm |
肌触り | さらさら |
滑りの速さ | 中程度 |
ふちの処理 | 切りっぱなし |
価格 | ¥4,620 |
- G640より、滑りが少しだけ速い
- G640よりもマウスを押し込んだときの「止め感」が強い
- クッションが柔らかすぎないので、G640からも乗り換えやすい
- 重さがあるので、マウスパッドがずれにくい
G740は厚さ5mmの極厚マウスパッド。
クッション性が高いため、マウスを押し下げたときに「沈み込みによる抵抗」を感じるでしょう。
とはいえ、極端に柔らかいわけでは無く、「G640より少し柔らかいかな?」くらい。
「力を入れてマウスを止める」「マウスパッドのずれが気になる」という人におすすめです。
G840は特大サイズのマウスパッド

素材 | ソフト |
サイズ | 900mm×400mm |
厚さ | 3mm |
肌触り | さらさら |
滑りの速さ | 中程度 |
ふちの処理 | 切りっぱなし |
価格 | ¥5,830 |
- 中程度の滑走速度で、どんなシーンにも対応できる
- ローセンシでもマウスをぶんぶん振れる
- デスクマットとしても使える
- キーボードを乗せると、底打ち音を軽減できる
G840はG640を横に大きくしたマウスパッド。サイズが大きいので、マウスをより自由に動かせるでしょう。
操作性はG640とほとんど変わりません。
また、キーボードを乗せても余裕があるので、デスクマットとして使いたい人にもおすすめです。
FPSにおすすめのマウスパッドは?
これまでG240、G440、G640、G740、G840の紹介をしてきました。
しかし、「特徴はわかったけど、結局どれを選べばいいの?」と思う人も少なくないでしょう。
僕がおすすめするのは、
- G640
- G740
- G840
のいずれかになります。
こだわりが無ければ、G640がおすすめ
「FPSをプレイしたいけど、どれを選べばいいかわからない」という人におすすめしたいのが、G640です。
G640をおすすめする理由は
- サイズ、厚さ、操作性が標準的で癖が少ない
- 使用者が多く、他のマウスパッドと比較がしやすい
- プロ選手の使用率が高い(ProSettingsより→https://prosettings.net/)
以上の3つになります。
G640を使い、こだわりが出てきたらG740やG840に買い替えるのが良いと思います。
まとめ
今回はロジクールのゲーミングマウスパッドを紹介しました。まとめると以下のようになります。
- G240:低価格、コンパクト、滑りはやや遅め
- G440:低価格、、コンパクト、スピード特化
- G640:サイズ、滑り、操作性が標準的、癖が少ない
- G740:厚さ5mmと「極厚」、マウスを押し込んだときの「止め感」がある
- G840:横900mmの特大サイズ、デスクマットとしても使える、G640と使用感は変わらない
予算や机の大きさといった制限が無ければ、まずは「癖の少ない」G640を使ってみてください。
G640を使ってみてこだわりが出たら、それに合わせてマウスパッドを選ぶと、「自分好み」のマウスパッドに巡り合えると思います。
以上、「ロジクールのゲーミングマウスパッドまとめ」でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。
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