MENU
目次
ガジェキット
PC周辺機器、スマホ、ゲーミングガジェットをレビュー。
「ガジェットレビューと言えばガジェキット」と言われるようなブログにします。

お仕事の相談は「お問い合わせ」「XのDM」まで。

SteelSeries QcK+ レビュー:ランニングコストを考えるなら、「買い」なマウスパッド

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

「安くてそこそこ使えるマウスパッドが欲しい」

FPS初心者の方であれば、こう思っている人も少なくないと思います。
そこで今回は「Amazon価格2,380円」(2025年7月)と、お財布に優しいマウスパッド「SteelSeries QcK+」をレビューします。

QcK+を使ってみた感想をまとめると…

  • 安くて手が出しやすい
  • 滑りが「やや遅め」でエイムを合わせやすい
  • 滑り止めの性能も問題なし
  • エッジが切りっぱなしだから、耐久力は心配

QcK+について「どんなマウスパッドか知りたい」「これから購入しようと思っていた」という人は、ぜひ続きを見ていってください。

タップできる目次

SteelSeries QcK+の性能をチェック

まずはQcK+の性能について見ていきましょう。

デザイン

QcK+は左下にSteelSeriesのロゴが印字された、シンプルなデザインとなっています。

SteelSeries QcK+のデザイン

サイズ

QcK+は「横45cm」「縦40cm」の大型マウスパッド。マウスを置いてみるとこんな感じに。

SteelSeries QcK+の上にg pro x superlight2 dexおいて、サイズ感をチェック。

高感度(ハイセンシ)~低感度(ローセンシ)まで幅広いプレイヤーに対応しています。
振り向き約30cmの僕でも「小さい」と感じることはありませんでした。

「ここまで大きくなくても大丈夫」という人はS、Mサイズを選んでみて下さい。

  • QcK Small(Sサイズ):25cm×21cm×2mm
  • QcK Medium(Mサイズ):32cm×27cm×2mm

厚さは2mmとかなり薄め。
薄さに関しては「良いところ」「気になるところ」で解説しています。

SteelSeries QcK+は厚さ2mmと薄い。
厚さは2mm

滑り止め

SteelSeries QcK+の滑り止め。SteelSeriesのロゴが散りばめられている。
SteelSeriesのロゴが散りばめられている

裏面にはラバー素材の滑り止めが使われています。
この滑り止めがけっこう強力。マウスをぶんぶん振ってもマウスパッドがずれることはありませんでした。

縁の処理

SteelSeries QcK+の縁は切りっぱなし。
縁は切りっぱなし

QcK+の縁は切りっぱなしです。
そのため、長期間使っていると縁からほつれてくる可能性も。洗濯をするときは丁寧に洗ってあげてください。

SteelSeries QcK+の「滑り」と「止め」について

QcK+は止めやすいマウスパッド

  • 滑りの速さ:やや遅い
  • 止めやすさ:止めやすい

QcK+は「コントロールタイプ」と呼ばれる、滑りがやや遅いマウスパッド。

マウスを動かすと、ザラっとした感触が伝わり、マウスの動きを制御してくれます。
スピードよりも正確さを重視している人に向いている操作感と言えるでしょう。

とはいえ、遅すぎるわけでは無いので、わりとどんなゲームでも扱えます
実際に使ってみても、敵にピタッとエイムを合わせる「フリックエイム」、敵を追い続ける「トラッキングエイム」のどちらも問題ありませんでした。

G640、Gigantus V2と「滑り」を比べると?

QcK+とG640、Gigantus V2の滑りの速さを比べると…

G640>Gigantus V2≧QcK+

G640と比べると、QcK+は滑りが遅いです。
スピードを重視する人はG640、エイムの正確さを高めたい人はQcK+をおすすめします。

Gigantus V2と比べると滑りに大きな差はなく、「少しだけQcK+の方が遅いかな?」といった印象です。お好みで選んでみてください。

SteelSeries QcK+とセンサー相性をチェック

QcK+は安いマウスパッドということもあり、「センサーをしっかり読み取ってくれるの?」という不安を覚えている方もいると思います。

そこでこの章では「MouseTester」を使い、センサーがしっかり反応しているか確認しました。

使用したマウス
  • Logicool G203
  • Logicool G304
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2
  • Razer Deathadder V3 Pro
  • Razer ViperV3 Pro
  • LAMZU Maya X

結果はこちら。※点と線が重なっていればOKです。

今回の検証では動作に異常はありませんでした。

SteelSeries QcK+とg203のセンサーテストの結果。
SteelSeries QcK+とg304のセンサーテストの結果。
SteelSeries QcK+とg pro x superlight 2のセンサーテストの結果。
SteelSeries QcK+とdeathadder v3 proのセンサーテストの結果。
SteelSeries QcK+とviper v3 proのセンサーテストの結果。
SteelSeries QcK+とmaya xのセンサーテストの結果。

SteelSeries QcK+の良いところ

初心者でも操作しやすい

初心者の方だと「マウスがツルツル滑ってしまう」という悩みがあるかと。
QcK+の滑りはやや遅めなので、マウスが滑り過ぎる心配が少ないです。

初心者と呼べなくなった今使っても、視点がぶれにくくエイムを合わせやすいと思いました。
フリック、トラッキングどちらもそこそこやりやすいので、初心者の方でも扱いやすいのではないでしょうか。

「沈み込み」による滑りの変化が少ない

クッション性に関しては、メリットとデメリットの両方があるので、ここではメリットに焦点をあてて解説します。

クッション性はノートを書く感触に似ています。
「下敷きを使ってスルスル書くか」「使わないで丁寧に書くか」の違いです。

QcK+はクッションが硬いので、力を入れても滑りが変わりづらいです。

SteelSeries QcK+は指で押しても、ほとんどへこまない。
指で押しても、ほとんどへこまない

Overwatchで使ってみると、常に同じ滑り心地で操作できるおかげで、敵が移動するときにエイムを合わせやすいと思いました。

ランニングコストを抑えられる

マウスパッドって実は「消耗品」ということを知っていますか。

「表面の摩耗」や「汚れ」などの影響で滑りが変わるため、定期的に交換しないといけませんが、高いマウスパッドだとランニングコストがバカになりません。

しかし、QcK+は現在Amazonで2,380円、ユニクロのTシャツと同じくらいの価格。
仮に滑りが悪くなってしまっても、気軽に交換できます。

※滑りの変化が気にならなければ、無理に交換する必要はありません。

洗濯OK

マウスパッドは腕に直接触れるものなので、汚れが気になる人も多いと思います。
夏に使っていると1ヵ月くらいで白くなってくることも…。

Qck+は公式でも「洗濯可能」と言われているため、汚れが付いたら洗濯が出来ます。ただ、熱湯でゴシゴシ洗うとマウスパッドが悪くなってしまうので気をつけましょう。

SteelSeries QcK+の気になるところ

クッションが硬い

先ほどクッション性の「メリット」を解説したので、ここでは「デメリット」を。

QcK+はクッションが硬いので、表面の摩擦だけでマウスを止める必要があります。

Valorantのようなフリック系のゲームでは、マウスを押し込んだときの「沈み込み」を利用してマウスを止めるという人もいるので、そういった人には物足りない操作感になるかも。

ただ、個人的には表面摩擦だけでも十分止まると思いました。

「クッション性が心配」という人には、厚さ6mmのQcK Heavyという商品をチェックしてみてください。

SteelSeries QcK+はこんな人におすすめ

  • 初めてゲーミングマウスパッドを買う
  • お財布に優しいマウスパッドが欲しい
  • 「スピード」よりも「エイムの正確さ」を重視

QcK+は「コストを抑えたい」という人におすすめのマウスパッドです。
品質だけみると、QcK+より良いマウスパッドはたくさんありますが、「安さ」では他の商品を圧倒しています。

操作感は「遅すぎないコントロール系」ということもあり、初心者の方でも操作しやすいマウスパッドと言えるでしょう。

「初心者でも手が出しやすいマウスパッドを探していた」という人は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

以上SteelSeries QcK+のレビューでした。質問があれば、Xにてお待ちしております。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次