あなたはどんなマウスパッドを使っていますか?可愛かったり、かっこよかったり、はたまた無難か。
自分の好きなデザインのマウスパッドを使うとテンション上がりますよね。ゲームのモチベーションになるというか…。
そこで今回紹介するのがVAXEE PA。
PAの良いところは、
- 滑りと止めのバランス
- おしゃれなデザイン
「バランスの良いマウスパッド」というだけであれば、他にも良いものはありますが、そこに「デザイン性」も加わると中々ありません。
「おしゃれなデザインで、ちゃんとしたマウスパッドが欲しい」という人にVAXEE PAはピッタリかなと思います。
それではVAXEE PAのレビューを見ていきましょう。
VAXEE PAはどんなマウスパッド?
基本スペック(サイズL)
- サイズ:470×390mm
- 厚さ:3.5mm
- 滑り止めの性能:強力
- ステッチ加工:なし
- 価格:¥3,920+送料
PAは横470×縦390mmのマウスパッド。
横470mmなので、ローセンシでもマウスを振り回しやすいです。ただ、縦390mmは少し小さいかも…。とくに腕を肘まで乗せる人は小さく感じると思います。

厚さは3.5mmでクッション性はやや硬め。
指で押すと表面が少し沈むものの、マウスを動かしているときはその変化を体感しづらいです。安定感のある操作性と言えるでしょう。

滑り止めにはラバー素材を採用。
グリップ力が強く、マウスを激しく振ってもマウスパッドがずれることはありませんでした。

ステッチ加工はありません。
そのため、長期間使っていると、縁からほつれてくる可能性があります。

デザイン

VAXEE PAはデザインが豊富です。
一般的なマウスパッドはブラック+1色くらいなのですが、PAは20種類以上のデザインがあります。
これだけの数があれば、自分好みのデザインも選びやすいのではないでしょうか。
イラストレーター「imi」さんとコラボしたマウスパッドの可愛さは半端じゃないですし、最近発売した「SPYGEA」コラボモデルはかっこよさにフォーカスされたようなデザインで、かなり惹かれます。
ちなみに僕は「PA Winter21」と「PA O22」にビビッと来たので、つい購入してしまいました。
自分の好みやデスクとの相性を加味して選ぶのも、PAの楽しみの1つになるでしょう。
VAXEE PAの滑り
VAXEE PAは「バランスの良さを保ちつつ、エイムの精度を上げたい」という人に向いています。
それでは詳しく見ていきましょう。
- 滑り出し:やや遅い
- トラッキング:中速
- 止めやすさ:やや止めやすい
- 湿気による滑りの変化:あり
G640>ARTISAN 零 SOFT>G-SR-SE>VAXEE PA
PAの滑り出しはやや遅く、手を細かく動かしたときのエイムのブレが少ないです。
その反面、エイムを切り返すときは「少し重たい」と感じかもしれません。
トラッキングはバランスタイプらしい中速の滑り。
適度な摩擦が、マウスの過度な滑りを抑えつつ、トラッキングのスムーズさをキープしています。
また、沈み込みによる滑りの変化が少ないので、力を入れても操作感をキープしやすいように感じました。そのため、多くの人が癖が少なく扱いやすいと感じるでしょう。
VAXEE PAのセンサーテスト
マウスパッドを購入したのに、センサーが飛んで使えなかったら悲しいですよね。
そこでこの章では「MouseTester」というアプリを使い、センサーを正常に読み取れるか確認しました。
結果はこちら。※線と点が重なっていれば大丈夫です。






今回使用したマウスでは問題ありませんでした。
Overwatchをプレイしている時も、動作に異常はなかったので、センサー飛びの心配は少ないでしょう。
VAXEE PAの使用感をレビュー

癖がなくて扱いやすい
VAXEE PAは滑りの癖が少なくて扱いやすいです。
僕はOverwatchをプレイしているのですが、近距離のトラッキング、中距離のフリックのどちらも、ほどほどに扱いやすいと思いました。
「ほどほどに」と言ったのは、どちらも飛びぬけて扱いやすいわけではないから。ただ、その分対応力が高く、苦手だと思う操作もありませんでした。
また、クッションの硬さに関しては、「フリックからトラッキングの移行」で役立ちました。
敵から大きく視点がずれたときにフリックをして、細かくトラッキングという動作をよく行うのですが、操作が一定に保たれているので、エイムが安定しやすかったです。
表面がさらさら。アームカバーとの相性も良い

- Pulsar:さらさら滑る
- CW-X:さらさら滑る
- REJECT:少し滑りが重たい
PAは表面がサラサラで肌触りがいいです。素肌で腕を動かしてもチクチクしませんでした。
しかし、6月ごろからは湿度が高くなり、腕がべたついてしまいます。
そこで、僕はアームカバーを使っているのですが、PAはアームカバーとの相性がよくいつも助けられています。
今回用意したアームカバーでは、CW-XとPulsarが使いやすいと感じました。「腕をスムーズに動かしたい」と思っている人は、この2つのどちらかを試してみてはいかがでしょうか。
REJECTは引っ掛かりはないものの、若干滑りが遅い印象でした。
VAXEE PAとG-SR-SEの違いは?

SNSで「VAXEE PAとG-SR-SEが似ている」と聞き、違いが気になる人もいることでしょう。
そこで、この章ではG-SR-SEとVAXEE PAの違いについてまとめました。購入前の参考にどうぞ!
VAXEE PA | G-SR-SE | |
サイズ | 470×390mm | 470×390mm |
厚み | 3.5mm | 3.5mm |
柔らかさ | 硬め | 硬め |
表面の質感 | さらさら | とてもさらさら |
滑りの速さ | 中速 | 中速 |
滑り止めの性能 | やや強い | やや強い |
ステッチ加工 | ||
価格 | ¥3,980+送料 | ¥5,980 |
- さらさら感:G-SR-SE≧PA
- 滑りの速さ:G-SR-SE≧PA
- 価格の安さ:PA>G-SR-SE
- デザインの豊富さ:PA>G-SR-SE
どちらも「さらさら系のバランスタイプ」と、似た性能をしていますが、よりサラサラで滑りが良いのはG-SR-SE。
G-SR-SEは「万能」という言葉がピッタリなマウスパッドです。
PAはG-SR-SEよりも少し滑りが遅いので、バランスの良さを求めつつ、少しだけ精密さを高めたい人におすすめ。
自分のプレイスタイルを加味して選んでみて下さい。
VAXEE PAのメリット・デメリット
メリット
- 滑りと止めのバランスが良い
- 適度なクッション性で滑りが安定する
- デザインが豊富、自分好みのものを選べる
- 手触りがさらさら
- アームカバーとの相性がいい
デメリット
- 尖った性能ではない
- ステッチ加工なし
- 縦がやや小さい
VAXEE PAはこんな人におすすめ
- 黒のマウスパッドに飽きてきた
- 可愛いデザインのマウスパッドを使いたい
- フリックもトラッキングもバランスよくこなしたい
- 安定感のある操作性が好み
VAXEE PAは「バランスの良さ」に優れたマウスパッドです。
速すぎず、遅すぎないスピードなので、フリック、トラッキングのどちらもこなしてくれます。
ただ、器用貧乏になりがちなので、尖った性能を求めている人には向きません。
無難に使いやすいマウスパッドを探している人にはピッタリかなと。
デザインは神です。
もちろん好みもあると思いますが、20種類近くあるので、自分に合ったもの選びやすいのではないでしょうか。
「バランスの良い滑り」「デザイン性」に惹かれた人は、PAを試してみてくださ。
以上VAXEE PAのレビューでした。最後まで見ていただきありがとうございました!