この記事ではVAXEE PD155のレビューをします。
どんなマウスパッドか気になる人は、ぜひ続きをチェックしてください。
滑り
PD155はやや速めのバランスタイプ。
初動、細かく動かしたときの滑りは、G640やG-SR-SEと同じくらいか、少し速いくらい。
ただ、滑走速度はこの2つより速く感じました。PD155の方が摩擦が少なく滑らかで、マウスを動かしたときの抵抗感が少ないです。
また、速いと言っても、Artisan 疾風乙や飛燕のようなスピードタイプよりは遅いです。
ややスピード寄りの操作性となっていますが、過度に速いわけではないのでフリックも難しくないと思いました。
また、初動がやや軽めなので、エイムの微調整もやりやすかったです。
G640やG-SR-SEから若干滑りを速くしたい人におすすめ。
クッション性

硬いです。本当に硬い。指で思いっきり押すとほんのわずかに凹みますが、マウス操作への影響はほぼゼロと言っても過言ではありません。
実際に動かしてみても、沈み込みによる滑りの変化は体感できませんでした。そのため、布でありながら、ガラスのような一貫した操作性を味わえるでしょう。
また、「クッションの硬さ」と「滑りの速さ」が組み合わさって、「止める→動かす」の切り替えがかなりスムーズだと感じました。
「柔らかいマウスパッドだと、力の入れ方で滑りが変わって扱いにくい」と感じている人にはピッタリの硬さ、ぜひ試して欲しいです。
表面の質感

表面はとてもサラサラです。素肌で使ってもチクチク感は感じず、快適に使用できました。
サラサラ系と聞くと、G640やG-SR-SE、Artisan 雷電などが思い浮かぶかもしれません。PD155はこの3つよりも毛羽立ちが少なく、更にサラサラでした。
マウスパッド40種類ほど持っていますが、1・2を争う滑らかさ。
ただ、G640やG-SR-SEより、アームカバーを着けたときの腕の滑りは鈍かったです。
相性が悪くて使えないわけでないのですが、素肌での滑らかさを犠牲にして使うほど快適でもありませんでした。
グリップ力

お世辞抜きに最強レベルのグリップ力です。はがすときに、「ベリベリベリ」と音がするほど強力。
「これ以上ズレないマウスパッドはないんじゃない?」と思わせてくれました。
Pulsar ES2のαセルと似た質感ですが、PD155の方が吸着力が強かったです。
ローセンシの方でもズレを気にすることなく、腕を振り回せるでしょう。
エッジの加工

PD155のエッジは従来のステッチ加工ではなく、丸みを帯びた加工となっています。
「エッジの引っ掛かりが気になるから、マウスパッドを机から垂らして使っている」という人もいると思います。PDは机から垂らすことなく、その操作感を味わうことが出来ました。
特に、上下の移動が激しいゲームだとこの恩恵を受けやすいと思います。
腕の引っ掛かりが気になる人は、ぜひ試してみてください。
梱包状態
PD155はフラットパッケージに梱包されています。巻き癖がないので、開封直後から快適に使用できました。

また、段ボールにそのまま入っているのではなく、マウスパッド自体は黒い袋に入っています。梱包状態はかなり良いと思いました。

まとめ
今回はPD155のレビューをしました。
PDの特徴をまとめると…

- やや速めのバランスタイプ
- クッションが硬く、操作が一貫している
- サラサラの表面、肌触りがとても良い
- 丸まったエッジで引っ掛かりを感じない
- 非常に高いグリップ力、全くずれない
- フラットパッケージで巻き癖が無い
- 沈み込みによる止め感はほとんどない
- 「紺色の滑走面+黄色のロゴ」と、少し特殊な組み合わせ
個人的には欠点らしい欠点はないマウスパッドだと思いました。上記のメリットに魅力を感じる人には、かなりおすすめです。
ただ、クッションの硬さは好みが分かれるポイントかなと。「沈み込みによる止め感」を重視する人には向かないので、その点はご注意を。
以上でこの記事はお終いです。最後まで見ていただきありがとうございました!
