「スピード系のマウスパッドが好きだけど、滑り過ぎるのが気になる」そんな悩みを持つ人にピッタリのマウスパッドを見つけました。それが、Wallhack MO-001です。
MO-001はスピード系のマウスパッドでありながら、Valorantでも使いやすい操作感。速すぎないので、トラッキングの滑らかさをキープしつつ、フリックにも対応することが出来ます。
この記事ではMO-001の「性能」や「使ってみた感想」を詳しくお話しします。
- どんなマウスパッドか気になっている
- 自分に合っているか心配
という人は、ぜひ続きをご覧ください!
性能
滑り:スピード系

MO-001はスピード系のマウスパッド。初動はやや軽めで、細かい動きをした時に、ズルズル引きずる感触は少なく、スピード系特有のツルっとした感触も控えめです。
滑走速度はやや速いです。表面のザラっとした質感が、布製特有の「重たい滑り」を緩和しています。
スピード系の「Artisan 飛燕」「Artisan 疾風乙」と比べると、速度がやや落ちますが、バランス系の「G640」と比べると速いです。
そのため、「滑りの速さを重視しつつも、止め感も損ないたくない」人に、ちょうどいい滑走速度と言えるでしょう。
クッション:柔らかい

MO-001のクッションは柔らかいです。指で押すと表面が凹みますが、適度に反発感があります。
また、マウスを動かしている時に、強い沈み込みは感じませんが、止めをアシストしている感触は伝わります。
他のマウスパッドと硬さを比較すると、Artisan 零 SOFTより硬く、Artisan 飛燕 SOFTよりも柔らかいと感じました。
まとめると、少し沈むけど沈み込み過ぎないクッション性。止め感をアシストしつつも、トラッキングの邪魔はしない、適度な硬度と言えるでしょう。
表面の質感:ざらざら

MO-001には梨地織りの生地が使われており、表面はザラザラしています。
Artisan 飛燕に似ていますが、MO-001の方が凹凸が少なく、ザラザラ感がマイルドになっています。とは言え、マウスパッド全体で見るとザラツキが強いため、サラサラ系マウスパッドが好きな人にはおすすめできません。

飛燕、疾風乙、零などのザラザラ系使っていて、気にならない人は問題なく使えるでしょう。
また、MO-001はアームカバーとの相性が良いので、ザラツキが気になる人はぜひ使ってみて下さい。アームカバーについては「使ってみた感想」で詳しくお話しします。
滑り止め:強力

MO-001には「PORON」という素材が使われています。滑り止めの性能が高く、振り向き37cmの僕がマウスを振り回してもズレませんでした。
「PORON」と聞くと、Artisanを思い浮かべると思いますが、Artisanの滑り止めよりは、グリップ力が少し低いです。
手持ちのマウスパッドで比較すると、「Lethal Gaming Gear Saturn Pro SOFT」と「見た目」「グリップ力」共に同等だと感じました。
ステッチ加工:あり

エッジにはステッチ加工が施されています。滑走面より低く加工されているため、腕を上下左右に動かしても「擦れ感」はほとんど気になりませんでした。
また、マウスをマウスパッドの端まで動かしてもガタツキを感じません。
梱包:フラットパッケージ

MO-001はフラットパッケージに梱包されて届きました。そのため、開封直後でも巻き癖はなく、快適にゲームをプレイできます。
サイズとカラー

サイズは490×430mm、厚さ4mm。カラーはブラックのみです。
カラーについて、1つ注意点があります。Amazonのページを見ると、明らかにグレーなのですが、実物はちゃんと黒いです。お気をつけて。

実際に使ってみて
スピード系だけど、速すぎない

この記事では「MO-001」をスピード系のマウスパッドとして紹介しましたが、「Artisan 飛燕」と比べるとスピードが少し落ちます。手触り、操作感が少しマイルドになった印象です。
飛燕はキレのある操作ができる一方で、スピードが速くて扱いにくいという声も聞きます。
MO-001は飛燕に比べると、滑りがマイルドなので、「バランス系だとスピード感が足りないけど、速すぎるスピード系は苦手」という人にちょうどいい操作感だと思います。
実際にValorantで使ってみました。
飛燕、疾風乙と比べると、マウスを止めた後の「ツルっと滑る感触」が抑えられていると感じました。これは「表面のスピード」と「クッションの柔らかさ」によるものだと思います。
「遠距離の微調整」や「マイクロフリック」では、軽い滑りだけど速すぎない、という特性を活かし、滑らかにエイムを調整することができました。
「大きなフリック」の精度はバランス系には劣りますが、スピード系として考えると、とても扱いやすいです。
そのため、Valorantで使うスピード系マウスパッドとしては、一押しのアイテムと言えます。

アームカバーとの相性が良い

MO-001はザラザラした表面なので、飛燕と同じくアームカバーと相性が悪いと思っていました。しかし、実際に使ってみると、腕の滑りがスムーズで驚きました。
相性をまとめると以下のようになります。※評価は個人の感覚で前後します。
アームカバー | 縦/横 |
AIM1 | / |
KIBU(裏) | / |
Wallhack | / |
Pulsar | / |
ダンロップ | / |
Reject | / |
CW-X | / |
Eadali(裏) | / |
「Eadali」は横に動かしたときに、繊維が擦れる感触が強いと感じました。この8つの中では、やや使用感は悪いですが、使えないわけではありません。
Eadali以外のアームカバーは、多少の引きずり感はありつつもスムーズに腕を動かせました。
個人的には、AIM1、Pulsar、KIBU(裏)が使いやすかったです。気になる人はチェックしてみたください。
まとめ
今回はWallhack MO-001のレビューをしました。
まとめると、以下のようになります。

- 初動、滑走速度は速いが、滑り過ぎない
- 止めをアシストしつつ、トラッキングの邪魔をしない、適度なクッション性
- ステッチ加工が滑走面よりも低い
- 滑り止めのグリップ力が高い
- アームカバーとの相性が良い
- フラットパッケージに梱包、巻き癖なし
- 表面がザラザラしている
- 大きなフリックはやや苦手
MO-001は滑り過ぎないスピード系マウスパッドです。「細かい操作のスムーズさ」や「トラッキングの滑らかさ」はキープしつつも、ツルツル滑る感触は抑えられています。
また、「滑走面より低いステッチ加工」「強力な滑り止め」「表面のフラットさ」など、品質も申し分ありません。
もしあなたが、
- バランス系からスピード系に移行したい
- 滑走速度を抑えたスピード系を使ってみたい
と思っているなら、下のリンクから「MO-001」をチェックしてみてください。

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