MENU
目次
ガジェキット
PC周辺機器、スマホ、ゲーミングガジェットをレビュー。
「ガジェットレビューと言えばガジェキット」と言われるようなブログにします。

お仕事の相談は「お問い合わせ」「XのDM」まで。

G-SR-SEレビュー:さらさら系のマウスパッドならこれ!

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

あなたはバランスタイプのマウスパッドを選ぶとき、何を基準にしていますか?

「滑りの速さ」「クッション性」「肌触り」など、こだわりがいろいろあるかと。

もしあなたが、

  • フリックもトラッキングもバランスよく
  • 沈み込みが少なく、安定感のあるクッション
  • ずっと腕を置いていたくなる「肌触りの良さ」

といった要素をマウスパッドに求めているなら、ZOWIE G-SR-SEがおすすめ。

G-SR-SEは癖が少ないので「フリック、トラッキング問わず」どんなシーンでも使いやすい万能マウスパッドとなっています。

この記事では、G-SR-SEを5枚購入した僕が「性能」「使用感」について詳しくレビューします。

「G-SR-SEを使ってみたい」「どんな使用感なのか気になる」という人はぜひ最後まで見ていってください。

ZOWIE G-SR-SE
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • サラサラの表面で腕を快適に動かせる
  • 滑りに癖がなく、扱いやすい
  • どんなゲームにも対応できる
  • アームカバーとの相性がいい
  • 滑り止めが強力
デメリット
  • ソールによっては「張りつき」が気になるかも
  • 湿気による滑りの変化がある
  • ステッチ加工がない
タップできる目次

G-SR-SEの性能

まずはG-SR-SEの性能を詳しくチェックします。

サイズ

G-SR-SEのサイズは、横470mm、縦390mm。
  • サイズは「470mm×390mm」
  • 厚さ「3.5mm」

G-SR-SEはサイズが47cm×39cm、ローセンシでも扱いやすい大きさです。ただ、腕を乗せる人だと、縦が足りない可能性があります。

厚さは3.5mm、標準的と言えます。

デザイン

  • カラーは「ROUGE(赤)」と「Bi(緑)」

今回紹介するのはBi。
今までのG-SR-SEとは打って変わって、Biは洗練された上品な印象を与えてくれます。

僕はBiの「いい意味でゲーミングっぽくないデザイン」に惹かれました。
人によっては「枯山水(かれさんすい)みたいw」という意見もありますが、それがいいんです。

「落ち着いたデザインのマウスパッドが好み」という人は、Biをおすすめします。
逆に、ゲーミングらしい「かっこよさ」に惹かれたひとは、ROUGEをおすすめします。

肌触りはさらさら

G-SR-SEの肌触りはさらさら。

「いつまでも腕を乗せていたくなる、優しい手触り」

というのがG-SR-SEを長年使っている僕の感想です。

今まで30種類以上のマウスパッドを使用しましたが、G-SR-SEより手触りの優しいマウスパッドはほとんどありませんでした。

今使っているマウスパッドの「ザラザラ感」が気になるひとは、ぜひG-SR-SEの優しい手触りを体験してみてください。

クッションはやや硬め

G-SR-SEはクッションが硬めなので、沈み込みが少ない。
指で押すと、少しだけ沈み込む

G-SR-SEのクッションはやや硬め。

ArtisanのSOFTやAIM1 陽炎などの「ふにゃっ」と沈むマウスパッドより硬く、G640やQCK+より少し柔らかいです。

マウスを動かしたときの「ソールが沈み込む感触」が少なく、操作が安定します。フリック、トラッキングのどちらもやりやすいと使用感といえるでしょう。

滑りは「バランスタイプ」

G-SR-SEの滑りをまとめると以下のようになります。

  • バランスタイプ
  • 滑り心地は「さらさら」
  • 滑りに偏りがなく、幅広いゲームに対応できる

G-SR-SEは、ほどよく滑って、ほどよく止まる「バランスタイプ」。

滑りはG640、Artisan 零よりも少し遅く、Gigantus V2、QCKより速いです。
マウスを大きく動かしたときは中速、細かく動かすと滑りが少しだけ遅くなります。

滑りと止めに偏りがないので、素早い操作が必要な「Apex Legends」、精密な操作が求められる「VALORANT」など、幅広いゲームに対応してくれるでしょう。

縦横の滑りの差はほとんど感じない

G-SR-SEは縦横の滑りの差が少ないです。

マウスを横に動かすとザラっとした感触があり、縦に動かすとスルスル滑ります。しかし、ゲーム中に滑りの差が気になったことはありません。

マウスを細かく動かしたときは、ほとんど違いが分かりませんでした。縦横の滑りの差に敏感な人でなければ、問題なく使用できるはずです。

ステッチ加工なし

G-SR-SEにはステッチ加工が施されていない。
ステッチ加工はない

G-SR-SEにはステッチ加工がありません。長期間使っていると縁からほつれてくる可能性も。

ただ、今までG-SR-SEを5枚使ってきましたが、縁がほつれたことはありません。そのため、過度に心配する必要はないと思います。

もし心配な人は、ステッチ加工があるマウスパッドを選びましょう。

滑り止めは強め

G-SR-SEの滑り止めにはラバー素材が使われている。グリップ力は高め。

G-SR-SEのベースには「ラバー素材」が採用されており、滑り止めの性能はやや高めです。

メラミン化粧板ではマウスを激しく振っても、ズレることはありませんでした。

振り向き30cmの僕がマウスを振っても大丈夫だったので、多くの人は問題なく使用できるのではないでしょうか。

G-SR-SE IIになり滑り止めがさらに強力に

僕が使用しているのはG-SR-SE Biですが、最近「Bi II」というマイナーチェンジされたモデルが発売されました。

IIになり「滑り止め加工」が追加されたことで、さらにマウスパッドがずれにくくなりました。

これから購入される方は、G-SR-SE 「II」をおすすめします。

アームカバーとの相性が良い

G-SR-SEはアームカバーとの相性が良い。
アームカバーとの相性が良い

G-SR-SEはアームカバーとの相性がいいです。アームカバーを付けても腕をスムーズに動かせます。

  • 汚れが気になる
  • 腕の滑りを安定させたい

などの悩みがある人は、アームカバーの使用をおすすめします。

個人的には、「肌触りの良さ」を体験してほしいので、G-SR-SEを購入したら、一度素肌でも使ってみてください。

センサーテストの結果は良好

MouseTesterというアプリを使い、センサーテストを行いました。結果は良好です。

G-SR-SEとG203のセンサーテストの結果。大きな乱れは見られない。
G-SR-SEとG PRO X SUPERLIGHT 2のセンサーテストの結果。大きな乱れは見られない。
G-SR-SEとNP-01Sのセンサーテストの結果。大きな乱れは見られない。
G-SR-SEとViper V3 Proのセンサーテストの結果。大きな乱れは見られない。

今まで数百時間、G-SR-SEを使ってきましたが、センサー挙動がおかしくなったことはありません。多くのマウスで問題なく使用できると思います。

湿気耐性は標準的

G-SR-SEの湿気耐性は普通です。湿度が高い日に使うと、滑りがやや鈍くなります

Artisanのマウスパッドのような湿気耐性が高いものと比べると、滑りの変化を感じやすいです。

とはいえ、QCK HEAVYのように泥沼化するわけではありません。布製マウスパッドとしては標準的な湿気耐性と言えるでしょう。

G-SR-SEを使ってみた感想

今回はG-SR-SEを使い、kovaaksをプレイした感想をお届けします。
自分のプレイしているゲームの「敵の動き」に当てはめて読んでみてください。

かんたんにまとめると、

  • ツルツル滑らないから、マウスを動かし過ぎない
  • 細かく動かしたときの滑りがやや遅く、微調整がしやすい
  • ソールの張りつきが気になった

それでは詳しく見ていきましょう。

フリック系

フリックでは「ビタっと止まる」というより、「手の動きを止めた所で、素直に止まる」という印象を持ちました。

大きな的を狙うときは、「中程度の滑走」を活かし素早くエイムを合わせられます。また、適度に表面摩擦があるので、止めたい所でスッと止まってくれます。

ただし、力みがちな人には「止め性能」がやや物足りないかもしれません。

小さい的を狙うときは、「細かく動かすと滑りがやや遅い」という特性を活かした精密な動作ができました。

素早くフリック→細かく微調整という動作もやりやすいのではないでしょうか。

トラッキング系

トラッキング系では「近距離~遠距離まで滑りが安定する」という感想をもちました。

滑走速度が速くないので、滑りすぎによるオーバートラッキングを防ぐことができます。
また、コントロールタイプ程遅くないので、滑りが遅すぎて操作しにくいとも感じませんでした。

ただ、スピードタイプに慣れている人は、「軽快さ」に不満を覚えるかも。

  • 適度なスピード感
  • 安定したトラッキング

を求めている人には、G-SR-SEの滑りがピッタリだと思います。

オーバートラッキングとは?

トラッキングをしたときに、敵からエイムが大きくずれてしまうこと。

フリックの場合はオーバーフリックと呼んでいます。

※僕が勝手にそう呼んでいるので、正しい名称があるかもしれません。

気になるところはなかったの?

A:静電気によるソールの張りつきが気になるかも。(G PRO X SUPERLIGHT 2使用時)

G-SR-SEを使っていて「滑りの速さ」に関して不満を持つことはほとんどありませんでした。

しかし、静電気によるマウスソールの張りつきは少し気になりました。

とくに、G PROのような大きいソールを使うと、「ペチャっ」と引っ付くような感触があります。

他のマウスだと気にならなかったので、大きいソールを使っている人は気をつけた方がいいかもしれませんね。

まとめ

今回はG-SR-SEをレビューしました。最後にどんな性能かまとめてみましょう。

G-SR-SEの良いところ

  • 癖が少ない操作感だから、どんなゲームでも使える
  • 沈み込みが少なく、操作が安定する
  • 肌触りがいい
  • アームカバーとの相性がいい

G-SR-SEの気になるところ

  • ステッチ加工がない
  • 湿気による滑りの変化
  • ソールによっては「静電気による張りつき」が気になる

G-SR-SEはどんな人におすすめ?

「G-SR-SEってどんな人におすすめ?」

と思っているあなたのために、僕なりにおすすめの人をまとめてみました。

G-SR-SEはこんなひとにおすすめ
  • デザインが好き
  • バランスタイプの滑りに慣れている
  • キレのいい滑りよりも、サラッと安定した滑りが好き
  • 色々なシーンに対応できるマウスパッドを探している
  • 「肌触りの良さ」に興味を持った
  • アームカバーを使っている
  • プロ選手が使っているマウスパッドを使いたい

G-SR-SEは「そこそこ滑ってそこそこ止まる」「サラッとした操作感」という特性を持っています。
そのため、癖が少なくどんなゲームでも扱いやすいマウスパッドと言えるでしょう。

肌触りの良いバランスタイプのマウスパッドを探しているひとは、ぜひG-SR-SEを試してみてください。

以上ZOWIE G-SR-SEのレビューでした。「参考になった!」と思ったらSNSでシェアしていただけると励みになります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次