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僕がG-SR-SEを6枚も使ってきた理由:G-SR-SE ROUGE II レビュー

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「G-SR-SEっていろんなプロ選手が使っているけど、実際どうなの?」

上手い人が使っているマウスパッドってどうしても気になりますよね。
僕もマウスパッドを選ぶときに「あの人が使ってるから買ってみよう」と思うことがとっても多いです。

ここで気になるのが実際の使用感。
そこで、G-SR-SEを6枚使ってきた僕がその使用感について詳しくお話していきます。

G-SR-SEを使った感想をまとめると…

  • ずっとゲームをしていたくなる「さらさら」感
  • 滑りと止めのバランスが良く、守備範囲が広い
  • デザインがかっこいい
  • 滑り止めが「神」になった
  • 湿気による滑りの変化は、個人的には気にならなかった
  • 転売には要注意!

といった感じ。

G-SR-SEはバランスタイプと言われるマウスパッドですが、その中でも特に癖が少ない使用感と言えます。
どんな動きにも80点くらい対応してくれる…そんな使い心地です

「マウスパッド界のG PRO」的な立ち位置だと思っています。

ちなみに「肌触りの良さ」「滑り止めの強さ」は他のマウスパッドと比べても最高レベル。
快適さを重視するなら、まず間違いない選択肢だと言えるでしょう。

と、良いところばかり話してもあれなので、この記事ではデメリットについてもちゃんとお話しします。

それでは詳しく見ていきましょう。

タップできる目次

G-SR-SE ROUGE IIの性能をチェック

まずはG-SR-SE ROUGE IIの性能をおさらいしましょう。

  • サイズ:470×390mm
  • 厚さ:3.5mm
  • 滑りの速さ:中速(バランスタイプ)
  • 滑り止めの性能:非常に強い
  • ステッチ加工:なし
  • 価格:5,980円

サイズ:470×390mm

ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIのサイズ。横470mm、縦390mm。

G-SR-SEのサイズは横470mm、縦390mm。

横幅は特に問題ありませんが、縦が少し小さく感じる可能性があります。腕を肘まで乗せる人は気をつけましょう。
サイズの大きさが心配な人は、500×500mmの「H-SR-SE II」をおすすめします。

厚さ:3.5mm、クッション性は「やや硬め」

ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIは厚さ3.5mm。クッションはやや硬め。

G-SR-SEは厚さ3.5mmでクッションは「やや硬め」です。

指で押すと表面が少し沈みますが、ゲーム中に「へこんでるなー」と感じる程ではありません。
そのため、ストッピングをわずかにアシストしつつも、トラッキングの邪魔にならない硬さと言えるでしょう。

滑りの速さ:中速(バランスタイプ)

  • 滑り出し:標準~やや重め
  • トラッキング速度:中速
  • ストッピング性能:中程度

G-SR-SEは滑り出しが標準~やや遅めなので、細かい動作を正確に行えると思いました。
トラッキングではその重たさはなくなり、中速のスムーズな滑りとなります。

他のマウスパッドと滑りの速さを比べると…

上から速い順です。※マウスの動かし方、湿気によって前後します。

  • ARTISAN 飛燕 SOFT
  • Logicool G640
  • ARTISAN 零 SOFT
  • ZOWIE G-SR-SE ROUGE II
  • VAXEE PA
  • SteelSeries QCK+
  • ZOWIE G-SR II

スピードタイプの「軽快な滑り」やコントロールタイプの「ビタっと止まる感触」が好きな人には物足りない操作感かもしれません。
しかし、どんな動作にも対応できる「万能さ」はG-SR-SEが10歩上だと思います。

滑り止めが「神」になった

ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIの裏面。

G-SR-SEは「II」になってから、滑り止めの性能が大幅に向上しました。全ゲーミングマウスパッドの中でもトップクラスと言っても過言ではないほど強力。

マウスパッドを剥がすときに「ベリベリ」と音がするくらい、机にくっついて離れません。

ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIに追加された滑り止め。
このプツプツが本当に優秀

これまでのG-SR-SEでもほとんど気になりませんでしたが、「滑りやすい」という意見があったのも確か。しかし、この滑り止めならローセンシで腕をぶんぶん振り回す人でも問題ないでしょう。

ステッチ加工が無いのは少し心配

ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIの縁は切りっぱなし。

G-SR-SEにはステッチ加工がありません。そのため、「縁のほつれ」や「腕の擦れ」が気になる人がいるかもしれません。

ほつれの対策はできませんが、「腕の擦れ」はアームカバーをしたり、マウスパッドを机から垂らすことである程度緩和できます。気になる人はぜひ試してみてください。

アームカバーとの相性が良い

ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIとアームカバーの相性は良い。

G-SR-SEはアームカバーとの相性が良いです。僕が持っているアームカバーは以下の通りです。

  • CW-X
  • Pulsar Esアームスリーブ
  • ダンロップ ゲーミングマッスル
  • Wallhack アームスリーブ(Frenzy Sora)
  • REJECT アームカバー

この5種類で試したところ、強い引っ掛かりを感じず腕をスムーズに動かせました。
とくに、CW-XとPulsarのアームカバーが使いやすかったです。気になる人はチェックしてみて下さい。

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G-SR-SE ROUGE IIでセンサーテストを実施

この章ではG-SR-SE ROUGE IIを使いセンサーテストを実施しました。
多くのプロ選手が使っているマウスパッドなので、あまり心配ありませんが、念のためにチェックします。

使用したマウス
  • ZOWIE U2
  • LAMZU MAYA X
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2 DEX
  • Razer Viper V3 Pro
  • Razer Deathadder V3 Pro

検証結果はこちら。

G-SR-SE ROUGE IIとZOWIE U2のセンサーテストの結果。
G-SR-SE ROUGE IIとLAMZU MAYA Xのセンサーテストの結果。
G-SR-SE ROUGE IIとG PRO X SUPERLIGHT 2のセンサーテストの結果。
G-SR-SE ROUGE IIとG PRO X SUPERLIGHT 2 dexのセンサーテストの結果。
G-SR-SE ROUGE IIとRazer Viper V3 Proのセンサーテストの結果。
G-SR-SE ROUGE IIとRazer Deathadder V3 Proのセンサーテストの結果。

今回のテストでは異常は見られませんでした。
今までG-SR-SEを6枚も使ってきましたが、センサー飛びが発生したことは一度もありません。多くのマウスで問題なく使用できるかと。

僕がG-SR-SEを6枚も使ってきた理由

肌触りがとにかく良い

あなたはG-SR-SEを触ったことがありますか?

もし店頭で触れる機会があれば、ぜひ撫でてみてください。本当にずっと腕を置いていたくなるようなさらさら具合。
今まで、マウスパッドを30種類以上使ってきましたが、G-SR-SEよりも肌触りがいいと思うマウスパッドはほとんどありません。

ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIの肌触りは「サラサラ」。
とっても滑らかな触り心地

今回G-SR-SE ROUGE IIを触り、改めてその「滑らかさ」に口角がグイッと上がってしまいました
肌触りの良いマウスパッドを探している人にとっては、GOD Tier間違いなしです。

滑りと止めのバランスが絶妙

G-SR-SEは滑りと止めのバランスが絶妙です。

「バランスタイプ」と呼ばれるマウスパッドの中でも、とりわけバランスが良いと思います。個人的な感覚では滑り55:止め45くらいの割合かなと。
この絶妙なバランスのおかげで、G-SR-SEはどんなシーンにも対応してくれます

ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIの使用感。

僕がプレイしている「Overwatch」というゲームは、キャラクターごとにフリックとトラッキングの比重がかなり違います。

そのため、マウスパッドによっては「このキャラだと良いけど、このキャラだとダメかも」と感じることも。
しかし、G-SR-SEだとトレーサーからキャスディに切り替えても、違和感なくエイムを合わせられました

ただ、その分「滑り」「止め」に特化したマウスパッドに比べると、器用貧乏になりがちかなとも…。

とはいえ、FPSではフリックとトラッキングどちらも満遍なくこなさなくてはいけません。G-SR-SEの「バランスの良い滑り」は大きなメリットになるのではないでしょうか。

プロが使っているから

正直なことを言うと、僕がG-SR-SEを使い始めた理由は「プロ選手が使っていたから」

当時PUBGというゲームをやってたのですが、国内外問わず、G-SR-SEを使っている選手が多かったんですよね。
「だったら使うしかない!」と思いG-SR-SEを試してみたところ、僕にピッタリ。そして6枚も購入するに至ったわけです。

今でもG-SR-SEを使っているプロ選手はたくさんいます。
Valorantで有名な人だと、Paper Rex「something」、Cloud9 「OXY」、少し前まで「Demon1」も使っていましたね。(Prosettingsより)

「気になる選手が使っているから真似をする」のもマウスパッド選びの楽しみの1つですよ。

デザインが好き

ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIとG-SR-SE Bi。
かっこいい…

僕はG-SR-SEの見た目が好きです。
これも性能には全く関係ありませんが、毎日見て触れるものなので「使っていてテンションが上がる」ものを使いたいですよね。

今販売されているカラーは、「ROUGE」「Bi」。
かっこいいデザインが好きなら「ROUGE」、落ち着いたデザインが好きなら「Bi」を選ぶと良いと思います。

ZOWIE G-SR-SE ROUGE II
ROUGE
ZOWIE G-SR-SE Bi
Bi

「どちらが優れている」という訳では無いので、好きな方を選びましょう。

個人的には、昔ながらのG-SR-SEのデザインを継承している「ROUGE」の方が好みです。
欲を言うとDeep Blueを再販して欲しい!

G-SR-SEのデメリットは?

ややお高め

G-SR-SEのデメリットは値段の高さ。2025年7月時点で5,980円、正直高いです。

マウスパッドは消耗品なので、定期的に交換する必要があります。
僕はがんばって半年ほど使います。ただ、2,3か月もすると滑りが変わり始めるため、気になる人はもっと早く交換しないといけないかもしれません

そう考えたときに「5,980円」はけっこうお財布にダメージが…。とはいえ、僕はG-SR-SEが好きなので、高くても使い続けています。

欠品することが多い

G-SR-SEは人気なマウスパッドなので、欠品することがけっこうあります。「マウスパッドがダメになってきたから、そろそろ交換しよう」と思っても購入できない、なんてことも。

僕はDeep Blueを使っていた時、あまりにも品薄が続いたので2枚購入しました。
「G-SR-SEと結婚しました」という人は、一度に2枚ほど購入しておくと良いかもしれませんね。

転売には要注意です!公式価格5,980円です。(2025年7月)

湿気対策が必要になることも

ZOWIE公式サイトでは、

G-SR-SE ROUGE IIの表面はドライな状態が保たれ、湿気が溜まることで生じるベタベタした滑走感がありません。

zowie公式サイトよりhttps://zowie.benq.com/ja-jp/mouse-pad/g-sr-se-rouge-ii.html

とありますが、実際どうなのか。

この記事を書いているのは7月、湿度ましましな季節。

クーラーを効かせた状態と比べると、何もつけていな灼熱地獄ではやはり滑りが少し遅くなります。しかし、説明にもあるように「べたべたした滑走感」というのは少ないかなと。
個人的には少し重たくなるくらいなので気にしていません。

とはいえ、滑りは変化するので、気になる人はクーラーなどで対策した方が良いと思います。

まとめ

今回はG-SR-SE ROUGE IIのレビューをしました。改めてまとめると…

  • ずっとゲームをしていたくなる「さらさら感」
  • どんなシーンにも対応できるバランスのいい滑り
  • 使っているプロ選手が多い(Pro settingsより)
  • デザインがかっこいい

G-SR-SEはトラッキング、フリックのどちらにも対応できる守備範囲の広いマウスパッドです。しかも、「滑り止めが強い」「肌触りがいい」というメリットも。
そのため、ゲームタイトルに関係なく様々なプレイヤーに愛されています。

もしあなたが

  • 「肌触りの良さが気になる」
  • 「どんな動きにも対応できるマウスパッドが欲しい」

と思っているなら、G-SR-SEを手に取ってみて下さい。

以上ZOWIE G-SR-SE ROUGE IIのレビューでした。

最後まで見ていただきありがとうございました。
気になることがあれば、Xにて気軽に声をかけてください。できる範囲でお答えします。

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