こんにちは!ガジェキットです!
「トレーサーを使っているけど、中々チームに貢献できない」
この記事を読んでいるあなたは、こんな悩みを持っているのでは?トレーサーってかなり難しいキャラです。使っていると派手な動きが出来て、活躍できたように感じますが、実はそうでもなかったりします。
そこで今回は、初心者の方に向けてトレーサーの基本的な立ち回りをお話しします。
トレーサーを使う上での土台とも言える内容なので、シルバー・ゴールド辺りで伸び悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
それではどうぞ!
トレーサーがやるべきこと
エリアを取る
トレーサーを使っていてとても重要なこと、それが「エリアを取る」という意識です。
トレーサで色んな所に動き回っているのは良いのですが、それはちゃんと目的を持った動きでしょうか。ただ、流されるままにふわふわと動いていませんか?それではダメです。
味方と挟みこめる位置、敵にとって邪魔だと思う位置を考えて動きましょう。
例えば、道が狭くて中々突破できない「チョークポイント」もトレーサーがエリアを取り、射線を増やすだけで抜けやすくなったりします。
理由は簡単。敵の意識が正面だけでなく、いろんな所に向くことで、味方のタンク・サポートの負担が減るからです。


特に次にお話しする、「オフアングル」これを常に意識してポジションを取ってみて下さい。敵への圧力が段違いに上がります。
常に相手の横(オフアングル)を意識して撃つ
トレーサーはハエのように敵の周りを動いて、ちょっかいをかけるキャラ。エリアを取ったら、常に横から敵を撃ちましょう。
正面の撃ち合いや、タンクへのヒールに集中している時に横からダメージを出してくるトレーサを想像してみてください。めちゃくちゃ邪魔ですよね。
そんなトレーサーを敵は放っておけるはずはありません。何かしら対処してくるでしょう。そうなると、敵が正面にかけていた圧力が無くなり、味方が攻めやすくなります。
DPSやサポートに積極的に絡む
これは皆さん知っている内容かもしれませんね。ただ、重要なので改めて確認しておきましょう。
トレーサーではDPSやサポートに積極的に絡むことが大切。そうすることで、タンクにいくはずだったリソース(スキルなど)がトレーサーに向きます。
その結果、例えキルが取れなくても、集団戦の勝率をグッと上げることが…。

アナの瓶やスリープ、キリコの鈴などを無駄に吐かせられたら最高です。
また、単独行動をしている敵を見張るのもトレーサーの仕事。
- 敵のトレーサーやソンブラにサポートが狩られ続ける
- 敵にエリアを取られてしまった
なんてシーンもありますよね。
そんな時はトレーサーの機動力を生かして、フランカーの動きを妨害するのもありです。そうすることで、味方が動きやすくなるだけでなく、敵のきっかけ作りを阻止することが出来ます。
ブリンク、リコールのクールタイムを確認する
これまで、トレーサーを使うときに、「エリアを取る」「オフアングルを意識」「DPS・サポートに絡み続ける」とお話してきました。しかし、その前に一つ絶対に確認して欲しいことが。
それは、「ブリンクとリコールが残っているか」です。
あなたも一度はこういう経験があるのでは?
- 思ったよりブリンクの数が無くて、逃げれなかった
- リコールが無いのに突撃して、蜂の巣に
特に「何とか状況を良くしないと…」と焦っている時にやってしまいがち。
そのため、まずは安全な状況でブリンクがあるか確認する癖をつけましょう。そうすることで、咄嗟のタイミングでもスキルをチェックするようになります。
生存率を上げるためにも、「ブリンク・リコールのクールタイムを確認する」これを忘れないでください。
ブリンクを使って撃ち合う
トレーサーでDPSやサポートに絡みに行って、つい初心者の方がやってしまいがちなミス。それが、ブリンクを使わずに撃ち合ってしまうこと。
トレーサーは体がもろいです。ブリンクを使わずに撃ち合うと、やられてしまうことも少なくありません。そのため、弾を撃ちきる前にブリンクを切るようにしてください。
そうすることで、敵のエイムをずらしたり、スキルを無駄に吐かせられます。その結果、撃ち合いの勝率を上げることも。
プロの視点を見ても、敵がこちらを向いている時は、積極的にブリンクを使っています。トレーサーを使うときは、「撃ち合いにブリンクを折り込む」この意識を持ちましょう。
トレーサーで気をつけること
トレーサーは体力が少ない
これまで何度かお話ししましたが、トレーサーは体が本当にもろいです。ウーヤンの水が頬をかすめただけでも瀕死です。
敵からすると、
なんか当たったわw
くらいの感覚で倒せることも。
そして、横を取って撃ち合うときも「大丈夫でしょ」と思ってブリンクやリコールを出し渋ってやられてしまう、なんてことも少なくないでしょう。
そのため、常に「トレーサーの体は脆いこと」を忘れないように立ち回ってください。ただ、ビビり過ぎて敵への圧力が弱くなっては本末転倒。そのあたりの加減は、試合を通して学んでいってください。
裏取りばかりしない
先ほど、トレーサーは「エリアを取る」「オフアングル」を意識するとお話ししました。その意識を持って動いたときに気をつけて欲しいのは、裏取り”ばかり”しないということ。
裏取りはかなりリスクのある行動です。「横から撃つ」と違い、裏取りの場合味方が近くにいません。そのため、1ミスでやられる可能性がかなり高いです。
そして、裏取りはタイミングも重要。
味方とタイミングを合わせないと、「なんかトレーサーいるな」くらいにしか思ってもらえません。
もちろん裏取りがダメという訳ではありません。状況次第では、逆転の一手になり得ます。
ただ、裏取りばかりしていると、デスも増えるし、味方の負担も増えるので、「エリアを確保して、オフアングルで撃つ」これを優先して立ち回ってみて下さい。
セットアップを忘れない
トレーサーは移動が速く、積極的にエリアを取れるキャラです。そのため、初心者の方だと、常に動き回り、敵を撃ち続けてしまう人も少なくありません。
しかし、時にはじっと身を潜める必要もあります。
特に、味方と敵が戦闘をしていない時。このタイミングでは味方と挟みこめそうな場所に行って隠れてみて下さい。そして、タンク同士がぶつかり始めたら、キルを狙う、DPSやサポートにちょっかいをかけまくる。
そうすることで、敵は想定外のダメージをもらい、陣形を崩すかもしれません。
ずっと撃ち続けていたときより、ダメージは出なくなるかもしれませんが、適当に撃っている時よりも、チームの勝率は上がるでしょう。
最後に
今回はトレーサーの立ち回りについて解説しました。
トレーサーの基本は…
- エリアを取る
- 横から敵を撃つ
この2点だと考えています。
撃ち合う時のコツなど、細かいテクニックもありますが、まずはこの2点を抑えてみて下さい。シルバー・ゴールド辺りだと、この2つが出来るだけでもかなり違います。
もっとトレーサーが上手くなりたいと思っている人は、この記事の内容をメモして、すぐ見えるところに貼ってプレイしましょう。
そして、自分の出来ていないことを見つけ、改善出来れば、どんどん成長していくはずです。
僕もトレーサー修行中なので、一緒に頑張りましょう。
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