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Artisan 零 Soft レビュー:軽い滑りとクッション性による止め

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「滑って止まるマウスパッドが欲しい」

FPSプレイヤーなら一度はこんな風に思ったことがあるのではないでしょうか。そんなあなたにおすすめしたいのがARTISAN 零 SOFTです。

この記事では零 SOFTの性能、滑り、使用感を詳しく見ていきます。

「自分に合っているか心配」「どんな滑りか気になる」という人は、ぜひ最後まで見ていってください。

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零 SOFTの操作性

滑り:初動軽めのバランス系

  • 初動:軽め
  • トラッキング:中速
  • 止め:やや止めやすい

零はバランスタイプのマウスパッドです。滑りの速さは中速で、フリック、トラッキング問わず扱えます。

他のマウスパッドと比較すると、SteelSeries QCK+やZOWIE-G-SR-SEよりも速く、Logicool G640よりも遅いと感じました。

零はバランスタイプの中でも初動が軽いです。マウスを細かく動かしたときに、ヌルッとした重たさが少なく、力を抜いて操作することができます。

クッション:柔らかい

artisan 零 softはクッションがやや柔らかい。
適度に反発力のあるクッション

SOFTは表面を押すとプニっと沈む感触がありますが、適度な反発力もあります。止め性能を上げつつも、トラッキングの邪魔をしない硬さと言えます。

マウスの動きを制御してくれるので、「沈み過ぎるのは嫌だけど、エイムのブレも抑えて欲しい」という人にちょうどいい操作感です。

ARTISANのマウスパッドは中間層の硬さがMID・SOFT・XSOFTの3種類に分かれています。この中でも、SOFTは一番癖の少ない使用感でした。

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零 SOFTの性能

サイズ490mm×420mm
厚さ4mm
速さ6/10
止めやすさ6/10
滑り止め性能10/10
縁の処理ステッチ加工
カラーブラック・橙(オレンジ)
価格5,500円+送料
ARTISAN 零 SOFT XLスペック表

表面の質感:ざらざら

artisan 零の表面。撚糸編みがされており、ざらつきを感じる。

ARTISAN 零の表面には細かな凹凸があり、腕を動かすとザラザラとした感触が伝わります。

ザラザラしていますが、ニット生地のようなチクチク感はないので腕を振ってもあまり気にならないと思います。

エッジの処理:ステッチ加工あり

artisan 零にはステッチ加工が施されている。

エッジにはステッチ加工が施されています。滑走面より低く縫われているので、腕の擦れがが少なく、マウスを端まで動かしてもガタツキを感じません。

滑り止め:強力

artisan 零のベース素材にはPORONが使用されている。グリップ力は非常に強力。

ベースにはウレタン素材「PORON」を採用。裏面を見ると細かな吸盤構造になっていて、マウスパッドのずれを防いでくれます。

ローセンシでマウスをぶんぶん振り回す人でも安心して使えます。ちなみに振り向き30cmでもずれる気配が全くありませんでした

今までマウスパッドを30枚以上購入してきましたが、最高クラスのグリップ力だと感じました。

カラー:ブラック・橙

カラーはブラックと橙。橙の方がブラックよりも少しだけ速いですが、この違いはわずかだと感じました。慣れればどちらも同じように扱えるでしょう。

アームカバーと相性:悪い

Artisan 零はアームカバーとの相性が悪いが、KIBU、AIM1、Eadaliであれば、比較的スムーズ。
KIBUのアームカバーは比較的スムーズ

零とアームカバーの相性は悪いです。多くのアームカバーで強く引きずる感触があります。

今まで8種類試しましたが、比較的使いやすいと思ったものは、

  • AIM1(裏面)
  • KIBU
  • Eadali

この3つです。

レビュー記事のリンクも貼っておくので、アームカバーを使う人はチェックしてみてください。

センサーテスト:問題なし

ARTISAN 零でセンサーテストを実施。使用したマウスは以下の通りです。

使用したマウス
  • Logicool G PRO X SUPERLGHT 2
  • Logicool G203
  • Razer Viper V3 Pro
  • Razer Deathadder V3 Pro
  • ZOWIE ZA13-C
  • LAMZU MAYA X

※点と線が重なっていれば問題なく動作しています。

今回の検証ではすべて問題なく動作しました。実際にゲーム中にもセンサー飛びが発生したことはありません。

湿気耐性:やや強い

零 SOFTは湿気に強く、大きな滑りの変化を防いでくれます。

ハード系のように全く滑りが変わらないわけではありませんが、湿気によるパフォーマンスのブレを減らしたい人は、零を試してみてはいかがでしょうか。

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零 SOFTを使ってみた感想

マウスを操作している感覚を掴みやすい

零 SOFTはマウスを動かした時に、サーッという摩擦が手に伝わってきます。まるでシャーペンで文字を書くような感触。

そのため、マウスを操作している感覚を掴みやすく、エイムの制御がしやすいです。この特性とバランス系の滑りが、どんな動きにも対応できる万能さを生み出しています。

実際にOverwatchで使ってみましたが、遠距離の精密なフリックから近距離のトラッキングまで、難なく対応できました。

そして、手に力が入ってしまった時もほどよいクッション性のおかげで、マウスがブレにくくエイムが安定しやすいと思いました。

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硬さはどれを選べばいい?

ARTISANのマウスパッドには中間層が3種類あり、初めてARTISANのマウスパッドを買う人は、どれを買えばいいか分からないと思います。

選び方を簡単にまとめると…

  • MID:滑りの一貫性を重視、G640やQCK、Gigantus V2のような硬いマウスパッドに慣れている
  • SOFT:万能、適度な柔らかさで滑りと止めを両立したい
  • XSOFT:コントロール性重視、ふにゃふにゃのマウスパッドを試してみたい

滑りの違いを詳しく知りたい人はこちらの記事をどうぞ!MID・SOFT・XSOFTの使用感をレビューしています。

まとめ

これまでARTISAN 零 SOFTのレビューをしました。

まとめると…

  • 滑り:初動軽めのバランス系
  • クッション:柔らかいが適度に反発する
  • 表面:ザラザラ質感、滑らせた感触を掴みやすい
  • 滑り止め:非常に強力、エイムに集中できる
  • 湿気に強く、パフォーマンスが安定する
  • アームカバー:KIBU、Eadali、AIM1なら使える

ARTISAN 零 SOFTはどんな動きもそつなくこなせる万能マウスパッド

バランスタイプのマウスパッド選びに迷ったら、「とりあえずこれを買っておけば大丈夫」と思わせてくれるアイテムです。

滑り以外にも、ステッチ加工や強力な滑り止め、高い湿気耐性など、FPSプレイヤーが求めている機能を満遍なく備えています。

もし上記のような特徴に魅力を感じるのであれば、ぜひ下のリンクからチェックしてみて下さい!

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以上ARTISAN 零 SOFTのレビューでした。最後までご覧いただきありがとうございました。

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