MENU
目次
ガジェキット
PC周辺機器、スマホ、ゲーミングガジェットをレビュー。
「ガジェットレビューと言えばガジェキット」と言われるようなブログにします。

お仕事の相談は「お問い合わせ」「XのDM」まで。

持て余すほどの機能をその右手に:MX MASTER 3Sレビュー

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!
  • クリック音が気になる
  • ボタン数が足りない
  • 機能をカスタマイズして、もっと効率よく作業したい

作業中にこんな悩みを持っている人は少なくないでしょう。
僕は「クリック音が気になる」「持ち心地がいいマウスが欲しい」と思っていたので、MX MASTER 3Sを購入しました。

実際に使ってみた感想は…

  • メインボタンがまじで静かで、作業に集中できる
  • サムホイールが思ったより便利だった
  • フィット感が良いけど、背が高いのは気になる
  • 正直機能を持て余している(ブログ執筆メイン)

正直僕は機能を持て余していますが、それでも作業用のマウスとして活躍してくれています。

それではMX MASTER 3Sのレビューを見ていきましょう。

タップできる目次

MX MASTER 3Sの性能をチェック

スペック表と付属品

スクロールできます
サイズ124.9mm×84.3mm×51.1mm
重さ141g
感度200~8,000DPI
ボタン数7個
スクロール1秒間に1,000行スクロール可能
バッテリー持続時間フル充電で最大70日
1分で3時間使用可能
コネクターUSB Type-C
接続方法Bluetooth・Logi Bolt
カラーグラファイト
ペールグレー
保証期間2年(MX2300GRdは1年)
価格18,590円
付属品
mx master 3sの付属品
  • マニュアル
  • USBレシーバー
  • USB-C充電ケーブル(Type A to C)

MX MASTER 3Sの形状をチェック

手に馴染む「エルゴノミクスデザイン」

mx master 3sのトップの形状。
mx master 3sの右サイドの形状
mx master 3sの右後ろの形状。
mx master 3sの左サイドの形状。
mx master 3sの左斜め前の形状。
mx master 3sを持った時の画像。

MX MASTER 3Sは傾斜がある形状をしています。この傾斜のおかげで、手首を斜めにしてマウスを握っても違和感を覚えづらいです。長時間使用しても手首が疲れにくい形状と言えるでしょう。

ただ、高さがあるので、それが原因で疲れてしまうことも。手が小さい人は気をつけましょう。

右サイドはやや真っ直ぐになっているため、様々な持ち方に対応できます。指を曲げたり、伸ばしたり、自分が操作しやすい持ち方を追求するのも面白いかもしれません。

MX MASTER 3Sの「ボタン」と「ホイール」をチェック

メインボタン:静かでコリコリした感触

mx master 3sのメインボタン。

メインボタンには静音スイッチが使われています。ロジクール公式によると、

静かなクリック音を実現 – より静音でありながら以前と同じクリック感で創造、作成および実行ノイズが90%軽減された静かなクリックは、満足のいくソフトなタクタイルフィードバックを実現します。

ロジクール公式サイトよりhttps://www.logicool.co.jp/ja-jp/shop/p/mx-master-3s

とされています。実際に使ってみると本当に静かで思わず笑みがこぼれました。

押し心地は「グニ」っという感触ではなく、「コリコリ」しています。
一般的なマウスの「カチカチ感」よりは歯切れが悪いですが、それでも押しやすいクリックだと思いました。

サイドボタン:硬めの押し心地

mx master 3sのサイドボタン。

サイドボタンは親指の真上に来るように配置されています。
押し心地は硬め。「押すぞ」という明確な意思がない限り、反応することはないので、誤爆の心配も少ないでしょう。ただ、サイドボタンは静音ではないので注意してください。

サムボタン:静音

親指の下にはサムボタンを内蔵。
こちらもメインボタンと同様に静音クリックなので、音量がかなり抑えられています。若干位置が分かりずらいですが、少しだけ出っ張りがあるので、すぐ慣れるかと。

MagSpeed電磁気ホイール:高速スクロールに対応

MX MASTER 3Sには「MagSpeed電磁気ホイール」が採用されています。
ホイール下のボタンを押すと、スクロールの仕方を変更できます。正確な動作を求めると人は「コリコリスクロール」、素早い操作を求める人は「高速スクロール」といった具合に使い分けると良いと思います。

サムホイール:重ための回し心地

mx master 3sのサムホイール。

サムホイールは「スルスル」ではなく「ヌルヌル」と動きます。
コリコリ感がなくスムーズですが、やや重ためな回し心地。画面を素早く移動するというよりは、正確に操作することを目的に設計しているように感じました。

MX MASTER 3Sのセンサー性能をチェック

この章では「MouseTester」というソフトを使い、MX MASTER 3Sのセンサーが正常に動作するかチェックしました。

動作環境はこちら。

  • メラミン化粧板:Flexispot
  • プラスチックマウスパッド:G440
  • ガラスマウスパッド:SP-004
  • 布製マウスパッド:G240

※ガラスマウスパッドはゲームでも使えるように加工されています。そのため、一般的なガラス天板で反応するかは分かりません。

今回の検証では異常はありませんでした。
ただ、実際に使っていると、電子レンジに通信が破壊されカーソルの移動が乱れることがありました。電波干渉には気をつけましょう。

点と線が重なっていればセンサー飛びは発生していません。

mx master 3sとFlexispot メラミン化粧板のセンサーテストの結果。
mx master 3sとLogicool G440のセンサーテストの結果。
mx master 3sとwallhack sp-004のセンサーテストの結果。
mx master 3sとLogicool G240のセンサーテストの結果。

MX MASTER 3Sの良いところ(メリット)

メインボタンがマジで静か

静音クリックに興味があり、MX MASTER 3Sを検討している人も少なくないと思います。

実際にMX MASTER 3Sのクリックを押してみると、これがびっくりするくらい静か。クリックをした時のカチっという金属音が抑えられており「コトコト」という音が鳴ります。

イヤホンでBGMを流しながら作業していると、ほとんど音が聞こえてきません。聞こえてくるけど、耳に音が残らないというか…
余程静かな環境でない限り、問題なく使えると思います。とはいえ無音では無いので、そこはご注意を。

スクロールパターンを選べる

MX MASTER 3Sはスクロールを2パターンから選べます。この「選べる」というのが嬉しかったです。

高速スクロールがMX MASTER 3Sの魅力の1つだと思いますが、僕はコリコリした回し心地が好きなので、そちらを使っています。
あと、高速スクロールにすると意図しないタイミングで回ってしまうことがあったので…。

スクロール量が多い作業をする人は高速スクロール、普段の作業ならコリコリスクロールみたいな感じで使い分けると良いと思います。

サムホイールが思っていたより便利

皆さんはMX MASTER 3Sをどういった用途で使用しますか?

僕はブログ執筆とブラウザ検索で使っています。そのため、サムホールは全く使わないと思っていました。
しかし実際に使ってみると、思ってもいない使い方が。それが音量調整です。

作業中に裏画面でBGMを流す人も多いと思いますが、サムホイールがあれば画面を移動しなくても音量を調整できます
Youtubeで広告が流れてもすぐに音を小さくできます。

恐らく一般的な使い方ではありませんが、「こんな便利な使い方もあるんだな」と知ってもらえれば幸いです。

バッテリー持ちが良い

「無線マウスってすぐに充電が切れる」こんなイメージを持っている人もいることでしょう。

MX MASTER 3Sは違います。マジでバッテリー長持ち。充電いつしたっけ?と思うくらい持ってくれます
しかも、充電スピードも速いのも嬉しいポイント。ずぼらな人でも充電切れを気にせずに使えると思います。

カスタマイズ性が高い

mx master 3sを設定するためのアプリ、「Logi Options」の画像

MX MASTER 3SはLogi Options+というアプリで設定を細かく変更できます。

ボタン設定はもちろんのこと、アプリケーションごとに個別に設定を保存できたりします
僕はサムホイールに「音量アップ/ダウン」を、サイドボタンにはコピー「Ctrl+C」ペースト「Ctrl+V」を割り当てています。

といっても、MX MASTER 3Sを「ブログ」と「SNS」でしか使わない僕には宝の持ち腐れなんですけどね…トホホ。
プログラミングなどでもっと細かい設定をする人は、MX MASTER 3Sをもっと有効活用できると思います。

MX MASTER 3Sの気になるところ(デメリット)

背が高くて、手首が疲れやすい

MX MASTER 3Sは背が高くて手首が疲れやすいです。とくに手が小さい人は要注意かも。

全長、横幅は多少大きくても気になりませんが、「高さ5.1cm」はちょっと高すぎます。
僕はゲーミングマウスを20種類以上持っているのですが、高さ5cmを超えるマウスには出会ったことがありません。

MX MASTER 3Sを使うと、一般的なマウスよりも手首が上を向いてしまい、疲れやすいように感じました
フィット感がいいだけに、背の高さが残念…。

もし手首の疲れが気になる人は、マウス用のリストレストを購入した方が良いかもしれませんね。

けっこう重たい

mx master 3sは重さ141gと、重たい。

マウスを動かすときって、横に移動させた後に、一度上に持ち上げると思います。MX MASTER 3Sは重たいので、長時間使用していると疲れてしまうかも。僕のように60g以下の軽量マウスに慣れている人だと、気になるかもしれません。

値段が高い

MX MASTER 3Sのお値段は公式価格18,590円。はい、高いです。正直簡単に手が出せる値段ではありませんよね。

たしかに値段に見合った価値はあると思いますが、それでも購入するには勇気がいると思います。そのため、セールを狙って購入するのが良いのかなと。僕はAmazonセールのときに購入しました。

マウスソールが引っ掛かる

mx master 3sのマウスソール。

皆さん「マウスソール」をご存知でしょうか。マウスの底面に貼られている黒いシールのことです。

MX Master 3sにもマウスソールが貼られているのですが、このソールに少し問題が。ふちが丸まっていないので、フェルトデスクマットを使うと、ガリガリと擦れる感触があります

もし、マウスを動かしたときの「ガリガリ」が気になる人はソールの交換をおすすめします。

ただし、ソールを交換すると製品保証を受けられなくなる可能性が高いです。ソール交換の判断は慎重に。

MX MASTER 3Sはこんな人におすすめ

Logicool mx master 3s

今回はMX MASTER 3Sのレビューをしました。改めて使ってみた感想をまとめると…

  • メインボタンがマジで静か
  • 「コリコリスクロール」「高速スクロール」を選べる
  • サムホイールがけっこう便利
  • バッテリー持ちが良い
  • カスタマイズ性が高く、作業効率アップに繋がる

MX MASTER 3Sは「製品の質」はとても良いと思いました。
「カスタマイズ性の高さ」や「高速スクロール」、「静音クリック」など、機能もりもりです。しかし、それらをすべて活かせるかと言われると、「うーーーん」というのが正直な感想。

とはいえ、使っていて後悔したことはありません。「静音クリック」と「ちょっとしたカスタマイズ」「バッテリー持ち」だけでも十分すぎるくらい満足でした。

ほとんどブログ執筆しかしない僕でも満足だったので、より複雑な作業をするビジネスマンにとってはかなり重宝するマウスになるのではないでしょうか。

以上、Logicool MX MASTER 3Sのレビューでした。
最後まで見ていただきありがとうございました!少しでも参考になれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次