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【FPS初心者向け】かぶせ持ちってどんな持ち方?詳しく解説します

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これからFPSを始める、FPSを始めてまだ間もないという人は、「マウスの持ち方がよく分からない」「どんなマウスを選べばいいの?」といった悩みがあると思います。

そんな初心者の方に向けて、FPSを8,000時間以上プレイしてきた僕が「かぶせ持ち」について詳しく解説します。

この記事では、かぶせ持ちのメリットとデメリットをお話ししたうえで、かぶせ持ちと相性のいいマウスも紹介します。「かぶせ持ちについてちゃんと知りたい」「自分に合ったマウスを選びたい」という人は、ぜひ続きを見ていってください。

タップできる目次

かぶせ持ちとは

かぶせ持ちとは手のひら、指をマウスにべったりと付ける持ち方。つかみ持ちやつまみ持ちと比べて、手とマウスの触れる面積が広いことが特徴的です。

画像で見るとこんな感じになります。

かぶせ持ち

かぶせ持ちのメリット

それではかぶせ持ちのメリットについて見ていきましょう。

エイムが安定しやすい

かぶせ持ち最大のメリットはエイムが安定しやすいこと。かぶせ持ちはマウスに触れる面積が広いので、指の動き具合にエイムが左右されにくいです。

試合終盤の緊迫したシーンを想像してください。緊張感から少なからず手がこわばったりすると思います。そんな時でも、かぶせ持ちならエイムがぶれにくいです。

かぶせ持ちは安定しやすい。

また、安定したエイム力を発揮するためには無駄な手の力を抜く必要がありますが、かぶせ持ちはマウスにベタっと手を乗せるので脱力しやすいです。

この2点からかぶせ持ちはエイムが安定しやすいと言えるでしょう。

疲れにくい

かぶせ持ちはつかみ持ち、つまみ持ちに比べて手が疲れにくいです。

1つ目の理由は、手全体で握るためマウスの重さの影響を受けにくいから。指先で物を持つより手全体で持った方が疲れにくいですよね。

2つ目の理由は、手首の角度です。かぶせ持ちでは手首の角度を斜めにした状態でマウスを握る人が多いです。そのため、手首の自然な角度をキープでき、長時間ゲームをプレイしても手が疲れにくいです。

ただし、これは人によってスタイルが変わるため、一概に言えた話ではありません。

マウスの重さの影響を受けにくい

かぶせ持ちは手全体でマウスを握るため、マウスの重さの影響を受けにくいです。先ほどは「疲れにくさ」に焦点を当てましたが、今回はエイムに焦点を当てます。

マウスが重たいと、FPSを長時間プレイしたときに指先が疲れてしまい、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。しかし、かぶせ持ちは手全体でマウスを動かすことが多いので、その可能性が低くなります。

また、多少マウスが重たくても、腕を振りやすいのもメリットと言えるでしょう。ミドルセンシ(中感度)~ローセンシ(低感度)のプレイヤーは恩恵を受けやすいと思います。

マウスパッドによっては、他の持ち方よりもマウスを止めやすくなる

指で押してふにゃっとへこむマウスパッドだと、マウスを止めやすくなる

かぶせ持ちは手を上からベタっと乗せる持ち方なので、マウスに対して上からの力が強くなりやすいです。そうなると、マウスパッドに対する摩擦が増え、マウスを止めやすくなります。

特に、ARTISANのSOFTやAIM1 陽炎といった柔らかいマウスパッドではその特性が強くなります。とはいえ、脱力するとその効果も薄くなるので、この内容も「プレイスタイルによる」と言えるでしょう。

かぶせ持ちのデメリット

指先でマウスを動かしにくい

かぶせ持ちのデメリットの1つ目は、指先でマウスを動かしにくいこと。

かぶせ持ちは指を伸ばした持ち方なので、つかみ持ち、つまみ持ちに比べて指先の動きが制限されてしまいます。そのため、「指先で細かくエイムを合わせたい」という人には、あまりおすすめ出来ない持ち方となっています。

ただ、全く動かせないわけでは無いので、やや苦手という認識を持ってもらえれば大丈夫かなと思います。

つかみ持ちに比べて、相性のいいマウスが少ない

かぶせ持ちのデメリットの2つ目が、相性のいいマウスが少ないこと。

かぶせ持ちは手のひらから指先までマウスをつける持ち方なので、左右非対称マウスと相性が良いです。ただ、左右非対称マウスは対称マウスと比べて種類が少なく、選択肢が限られてしまいます。これは大きなデメリットと言えるでしょう。

かぶせ持ちはどんな人におすすめ?

  • 手とマウスのフィット感を重視する
  • 長時間ゲームをしても疲れにくい持ち方が良い
  • 細かなエイムの調整よりも、安定感を重視したい
  • 感度を低く設定していて、マウスをぶんぶん振り回す

かぶせ持ちマウスの選び方

形状は左右非対称マウスがおすすめ

かぶせ持ちは左右非対称マウスと相性が良いです。

左右非対称マウスはマウスの右側が広がっているのですが、この広がりに薬指と小指を乗せることが出来ます。そうすると、手をリラックスさせられます。

また、本体が少し傾いているので、手首を自然な角度でキープしやすいです。

左右対称マウスを選ぶ時は、サイドの形状に気をつけよう

かぶせ持ちで左右対称マウスを選ぶ時はサイドの形状に気をつけましょう。とくに「くびれ」「逆ハの字」を意識して選びましょう。

くびれ、逆ハの字ってなに?

マウスのくびれとは、マウス中央のへこみのことを指します。体のくびれと似た認識で大丈夫です。

逆ハの字とは、マウスの上部から底面に向かって本体が細くなる形状を指します。Yみたいな形のことです。

この2つが少ないほど、かぶせ持ちとの相性は良くなります。くびれや逆ハの字が強いと、かぶせ持ちでマウスを握ったときに、薬指と小指が浮いてしまい上手くフィットしてくれません。

そのため、サイドの形状には気をつけてください。

重量は好みだけど、おすすめは軽めのもの

かぶせ持ちは重さの影響を受けにくいと解説しましたが、それでも理論的には軽い方が良いとされています。

僕の経験では、重さ50g~70gの間が軽さと安定感のバランスが取れていると感じました。その中でも70gは安定感重視、50gは軽さ重視という風に選ぶと良いと思います。

かぶせ持ちにおすすめのマウス5選

この章ではかぶせ持ちにおすすめのマウスを5つ紹介します。今回は初心者向けということもあり、スペックよりもブランド力や知名度、価格を重視して選びました。

※価格は販売サイトによって前後します。今回はAmazonの価格を載せています。

Logicool G703h

Logicool G703。
G703hの特徴
  • サイズ:大きめ(L)
  • 形状:左右非対称
  • 重さ:95g
  • 接続方式:無線
  • 価格:9,864円

Logicoolの定番かぶせ持ちマウスG703h。最新スペックではなく、重さも95gと重たいですが、形状が良すぎて使い続けているという人も。また、無線マウスなのに約1万円で買える手の出しやすさも魅力と言えるでしょう。

ちなみに、G703は僕が初めて買ったゲーミングマウスです。

¥9,864 (2025/08/09 10:07時点 | Amazon調べ)

※「無線じゃなくても良いから、とにかく安い方がいい」という人のために、有線版のG403hのリンクものせておきます。

Logicool G PRO X SUPERLIGHT

Logicool G PRO X SUPERLIGHT。
G PRO X SUPERLIGHTの特徴
  • サイズ:中型(M)
  • 形状:左右対称
  • 重さ:63g
  • 接続方式:無線
  • 価格:18,810円

FPSプレイヤーの中で最も有名なマウスと言っても過言ではないのが、G PRO X SUPERLIGHT。

その魅力は軽さ、癖の少ない形状です。どんな持ち方でも80点くらいの持ち心地を提供してくれるので、「迷ったらとりあえずこれ!」とおすすめできるマウス。

今回、2ではなく無印のG PRO X SUPERLIGHTを紹介した理由は、「約5,000円という価格差ほどのパフォーマンスの変化を感じにくいから」「無印でも十分すぎるスペックだから」この2点です。そのため、初心者の方であればG PRO X SUPERLIGHTで問題ないと思います。

Razer Deathadder V3 Pro

Razer Deathadder V3 Pro。
Razer Deathadder V3 Proの特徴
  • サイズ:大きめ(L)
  • 形状:左右非対称
  • 重さ:63g
  • 接続方式:無線
  • 価格:19,980円

Logicoolと同じくらい有名なRazerから出ている無線マウスDeathadder V3 Pro。

こちらは執筆時点で価格19,980円と決して安くはありませんが、それに見合った価値があると思います。持ちやすい形状、64gという軽さ、高スペックなど、必要以上の性能を備えています。「ちょっと高くても良いから高性能なマウスが欲しい」という人は挑戦してみてはいかがでしょうか。

ただし、サイズが大きいので手の大きさが平均~大きめの人におすすめです。17.5cmの僕がかぶせ持ちをして、ちょっと大きく感じるサイズ感です。

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ZOWIE ECシリーズ

ZOWIE EC2-CW。
ZOWIE ECシリーズの特徴
  • サイズ:EC1(L)、EC2(M)、EC3(S)
  • 形状:左右非対称
  • 接続方式:無線
  • 重さ:シリーズやサイズによって異なる
  • 価格:CWシリーズ 9,980円、DWシリーズ 24,800円

元祖左右非対称マウスと呼べるのが、ZOWIE ECシリーズです。形状が良く、フィット感を重視する人におすすめ。種類が色々あり分かりにくいですが、「1万円以下、無線」という条件を満たしているのはEC-CWシリーズです。

「EC」が形状、「1、2、3」がサイズ、「CW、DW」がバージョンです。CWのWはワイヤレスのWです。

サイズは手の大きさが17.5cm(男性平均より少し小さめ)の僕で、EC2(M)がちょうどいいサイズ感です。手が大きすぎる、小さすぎるという人以外はEC2で良いかと思います。

Pulsar Xliteシリーズ

Pulsar Xliteシリーズの特徴
  • サイズ:Mini、Medium、Large
  • 形状:左右非対称
  • 接続方式:Wiredは有線、それ以外は無線
  • 重さ:シリーズやサイズによって異なる
  • 価格:Wired(無線)7800円、V4(無線) 14,960円

こちらの商品は店頭でしか触ったことがありませんが、持ち心地がよく、コスパがとても良いと思ったので紹介させていただきます。

Xliteシリーズは「軽くてスペックの良いECシリーズ」という認識を僕は持っています。ECシリーズと似た形状で持ち心地がとても良く、なおかつ50g台という軽さ。さらに中身も最新スペックというてんこ盛り性能です。

また、価格を重視する人にはXlite Wiredという選択肢があるのも嬉しいポイント。自分に必要なスペックに合わせて選んでみて下さい。

こちらも手の大きさが平均くらいなら、Mediumをおすすめします。

購入されるときは、サイズやカラー、モデルにお気を付けください。

※Xlite WiredはMediumサイズしかないみたいです。

まとめ

今回はかぶせ持ちについて解説しました。

かぶせ持ちは安定感と疲れにくさが魅力の持ち方です。特に初心者の人は、マウスの動かし方に不安を覚えていると思うので、まずはリラックスできるかぶせ持ちから初めてみるのも良いかもしれませんね

おすすめマウスについてもいくつか紹介しましたが、店頭で触ってみて良いなと思ったら、今回紹介したもので無くても全く問題ありません。自分の好きなマウスを使ってゲームを楽しみましょう。

以上、かぶせ持ちの解説でした。少しでも参考になれば幸いです。気になることがあればXにて気軽に声をかけてください。

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