MENU
目次
ガジェキット
初心者から中級者までのFPS上達ブログ「ガジェキット」を運営しています。
活動内容はゲーミングデバイスレビュー、FPSの上達記事。よろしくお願いします。

お仕事の相談は「お問い合わせ」「XのDM」まで。

ZOWIE G-SR II レビュー:遅すぎないコントロール系マウスパッド

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

「コントロール系が好きだけど、遅すぎるとトラッキングがやりづらい」APEXやOverwatchをやっている人は、近距離の撃ち合いのときに滑りの遅さが気になると思います。だからと言って、バランスタイプだと速すぎて使えない…。

そんなあなたに紹介したいのが、G-SR II。G-SR IIは遅すぎないので精密な動作がしやすく、ある程度トラッキングにも対応可能。操作の安定性を求めている人にピッタリかなと。

ただし、品質で気になるところがチラホラ…。

それではZOWIE G-SR IIについて詳しく見ていきましょう。

タップできる目次

G-SR IIの性能

まずはG-SR IIの性能について詳しく見ていきます。

スペック表

サイズ横:470mm
縦:390mm
厚さ3.5mm
表面の質感さらさら
滑りコントロールタイプ
操作感滑り出し:やや重め
トラッキング:やや遅い
止め感:強め
クッション性やや硬め
ステッチ加工
滑り止めやや弱め
アームカバーとの相性少し引きずる
価格¥4,980

表面の質感

ZOWIE G-SR IIのサイズは470mm×390mm。

表面の質感はサラサラ系ですが、わずかにザラツキを感じます。QCK+を少し落ち着かせたような感触。素肌で腕を動かしても痛くなることはありませんでした。

ステッチ加工

ZOWIE G-SR IIのステッチ加工。

G-SR IIにはステッチ加工が施されています。やや厚めに加工されているので、ほつれて表面が剥がれる心配も少ないでしょう。

ただし、滑走面と同じくらいの高さに加工されているため、「腕の擦れ」と「マウスが縁まで移動した時の違和感」が少し気になります。

G-SR IIの滑りとクッション性

滑りは「遅すぎないコントロールタイプ」

  • 滑り出し:やや重たい
  • トラッキング:やや遅い
  • 止め感:強い

G-SR IIはコントロール系のマウスパッド。滑りが遅く、マウスの動きを制御しやすいです。「止めに全振り!」という訳では無いので、トラッキングもやりやすいと感じました。

「エイムの精度を高めたいけど、スピードが遅すぎるのもちょっと…」という人に、ちょうどいい操作感。

他のマウスパッドと速さを比べると、

Gigantus V2≧QCK+>G-SR II≧陽炎>G-TR>ARTISAN 99式 SOFT

こんな順番になると思いました。

クッションは硬め

ZOWIE G-SR IIのクッション性。沈み込みは少ない。
  • 柔らかさ:やや硬い
  • 滑りの変化:少ない

G-SR IIのクッションはやや硬めで、指で押すと表面が少しだけ沈みます。マウスを動かしたときの滑りの変化が小さいので、トラッキング、フリックどちらも問題なく行えました。

沈み込みを強くしたい人は、汎用ソールのような「小さめのマウスソール」と組み合わせると良いと思います。

G-SR IIでセンサーテストを実施

「MouseTester」を使い、G-SR IIの表面がセンサーをしっかり読み取れるかテストしました。

使用したマウスは以下の通りです。

使用したマウス
  • Logicool G PRO X SUPERLIGHT 2
  • Logicool G203
  • Razer Viper V3 Pro
  • Razer Deathadder V3 Pro
  • LAMZU MAYA X
  • ZOWIE ZA13-C

結果はすべて良好。実際にランクを1週間ほどプレイしましたが、センサー飛びが発生したことはありません。多くのマウスで問題なく使用できるでしょう。

ZOWIE G-SR IIとLogicool G PRO X SUPERLIGHT 2のセンサーテストの結果。
ZOWIE G-SR IIとLogicool G203のセンサーテストの結果。
ZOWIE G-SR IIとRazer Viper V3 Proのセンサーテストの結果。
ZOWIE G-SR IIとRazer Deathadder V3 Proのセンサーテストの結果。
ZOWIE G-SR IIとLAMZU MAYA Xのセンサーテストの結果。
ZOWIE G-SR IIとZOWIE ZA13-Cのセンサーテストの結果。

G-SR IIを使ってみた感想

滑りが遅いから、ガバガバエイムが減った

G-SR IIを使うと、マウスを動かし過ぎることが少なくなりました。マウスを雑に動かしても、表面摩擦が手の余計な動きを制御してくれるような感触。そのため、敵が逃げていたり、横を取ったときに、「エイムがガバガバで倒せなかった!」という頻度が減りました

また、沈み込みが強くないので、トラッキングもやりやすかったです。近距離の細かい動きは難しいですが、一方向に動くトラッキングの精度は上がるかなと。

アームカバーとの相性は悪くない

ZOWIE G-SR IIとアームカバーの相性。
  • CW-X:、やや引きずるがスムーズに動かせる
  • Pulsar:、やや引きずるがスムーズに動かせる
  • REJECT:、引きずるが使える

アームカバーとの相性は悪くないです。僕が持っているアームカバーでは、Pulsar、CW-Xがスムーズで、REJECTのアームカバーは引きずり感がありました。

僕は普段Pulsarのアームカバーを使っていますが、引きずり感は全く気にならず、快適にゲームをプレイできています。汗や汚れが気になる人はぜひ試してみてください。

滑り止めは弱い

ZOWIE G-SR IIの裏面。

G-SR IIにはラバー素材の滑り止めが採用されていますが、グリップ力はやや低め。ズルっと滑ってしまうわけではありませんが、腕を大きく振るとジワジワ動いているような…。個人的にはもう少しグリップ力が欲しかったです。

そのため、「腕を振っても動かないマウスパッドが良い」という人には、後継機の「G-SR III」をおすすめします。同じ滑り止めが使われているG-SR-SE IIを使いましたが、本当に動かなくてビックリしました

良いところ

  • コントロール系だけど、遅すぎない速さ
  • 精密な操作がしやすい
  • 表面の沈み込みが弱く、トラッキングにも対応できる

気になるところ

  • 近距離の「素早い切り返し」が難しい
  • 滑り止めのグリップ力が弱い
  • ステッチ加工がやや厚め

こんな人におすすめ

  • スピードより精度重視
  • コントロール系が好きだけど、遅すぎるのは得意じゃない
  • 沈み込みが強いマウスパッドが苦手
  • 多少マウスパッドがずれても気にならない

まとめ

今回はG-SR IIのレビューをしました。

G-SR IIは遅すぎないコントロール系のマウスパッド。スピードよりも「精度を高めたい」という人におすすめです。表面の沈み込みが弱いのでトラッキングにも対応できます。とくに、一方向に動くトラッキングは得意だと思いました。

ただ、滑り止めが弱かったり、ステッチ加工が少し厚めだったりと、気になる部分もチラホラ。値段が上がっても良いから、「滑り止めが強い方がいい」と思っているなら、後継機のG-SR IIIをおすすめします。

以上ZOWIE G-SR IIのレビューでした。最後までご覧いただきありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次