Superlight 2の小型バージョン「G Pro X Superlight 2c」が登場し、どんな使用感か気になっている人も多いと思います。
この記事ではSuperlight 2cの形状、持ち方との相性について詳しく解説したので、買おうか迷っている人はぜひ参考にしてください。
Superlight 2cの特徴をまとめると、以下のようになります。

- コンパクトで手にスッポリ収まってくれる
- 軽いからマウスをぶんぶん振りやすい
- つかみ持ち、つまみ持ちと相性が良い
- マウスソールの滑りが滑らか
- 高ポーリングレート対応
- Superlight 2ほどの万能形状ではない
- 手が大きい人にはおススメできない
実際に使ってみると、Superlight 2より癖が増えたように感じました。しかしその分、手が小さくつかみ持ち、つまみ持ちをする人と相性が良くなったと言えるでしょう。
スペック
| サイズ | 全長:118.4mm 幅:61.2mm 高さ:38.6mm |
| 重さ | 51g |
| センサー | HERO 2 |
| DPI | 100~44,000 DPI |
| ポーリングレート | 有線:最大1,000hz 無線:最大8,000Hz |
| メインスイッチ | LIGHTFORCE スイッチ(光学式) |
| バッテリー | 最大95時間 |
| マウスソール | PTFE100% |
| カラー | ブラック ホワイト ピンク |
付属品

- LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバー
- レシーバー延長アダプター
- USB Type A to Cケーブル
- PTFEソール付きカバー
- グリップテープ
- クリーニングクロス
- 説明書
- 保証規定
形状
全長
Superlight 2cは全長118.4mm、Sサイズに分類されます。Superlight 2と比べるとかなりコンパクト。
17.5cmとやや小さめの僕の手にもスッポリ収まりました。

サイド
Superlight 2cの幅は以下のようになります。
- 前方:約57mm
- 中央:約55mm
- 後方:約61mm
こちらもSuperlight 2と比べるとキュッと細くなっています。実際に握ってみても、親指と薬指、小指で挟んでる感触が強かったです。
底面から見ると、サイドにくびれがあることが分かります。

実はSuperlight 2cはSuperlight 2よりくびれが強いです。Superlight 2はくびれが控えめで、指を前後にずらしても指先のフィット感に大きな変化はありませんでした。
しかしSuperlight 2cは中央がかなり細く、前方後方はやや細目に作られています。Superlight 2より前方の丸みを感じやすくなりましたが、その分指先がフィットする感触も強くなりました。

その一方で、かぶせ持ちのような指をべったりつける持ち方だと、指の関節に違和感を覚えるかもしれません。
逆ハの字はかなり控えめで、マウス上部から底面に向かってほぼ真っ直ぐになっています。前方には緩やかな傾斜がありますが、薬指の圧迫感はほとんどありませんでした。ここはSuperlight 2と変わらないですね。

背の高さ
Superlight 2cの高さは38.6mmで、中央付近が一番背が高くなっています。後部は盛り上がっていないものの、ほどよく「丸み」が残されています。手のひらを支える感触は程よくあるものの、圧迫感はほとんどありませんでした。

持ち方との相性
形状について詳しくなったところで、持ち方との相性をチェックしましょう。
筆者の手の大きさは「縦17.5cm、横9.5cm」と、男性平均よりやや小さく、女性平均よりやや大きいです。
Superlight 2cを握ってみるとかなり小ぶりだと思いました。Superlight 2をメインで使っていたこともあり、どの持ち方でも「コンパクトさ」が印象に残りました。
かぶせ持ち
Superlight 2cはかぶせ持ちと少し相性が悪いです。
くびれのせいで、薬指の付け根から先端まで各所に少し違和感があります。特に、薬指と小指の第2関節が浮いてしまう感触が気になりました。

また、幅がかなり細いので親指、薬指で挟もうとすると手全体に余計な力が入ってしまいました。かぶせ持ちはリラックスできることがメリットなので、力が入ってしまうのは良くないのかなと。
逆ハの字は控えめなので持てなくはないのですが、あえてSuperlight 2cを選ぶ必要もないでしょう。
つかみ持ち
Superlight 2cには以下のような特徴があります。
- エイムの微調整がしやすい「細さ」
- 指先に違和感が生まれにくい「平坦なサイド」
- 圧迫しない程度の後部のフィット感
そのため、つかみ持ちと相性が良いと思いました。
ただし「深めのつかみ持ち」と「浅めのつかみ持ち」で印象が少し変わります。
深めのつかみ持ち
手の大きさ17.5cmの僕が深めのつかみ持ちをすると、前方の丸みに薬指が当たり指が外側に押される感触が…。Superlight 2の平べったさに慣れていると気になるかもしれません。

主張が激しいわけでは無いので、僕は2、3日で慣れました。
前方の丸み以外はとてもフィット感が良かったです。特に以下の特徴が良いなと思いました。
- 全体的にコンパクトだから、手にスッポリ収まる
- 逆ハの字が無いから、薬指の圧迫感が少ない
- 手のひらに適度なフィット感がある
手が小さく「Superlight 2だとちょっと幅が広すぎる」と感じている人にはぜひSuperlight 2cを試して欲しいです。
浅めのつかみ持ち
Superlight 2cは浅めのつかみ持ちと相性が良いです。深めのつかみ持ちよりも手前を持つことになるので、前方の丸みが気になりません。中央のくびれも小指を収めるスポットとして機能してくれました。

また、背が低いながらも後部には丸みが少しだけ残っています。
そのため、薬指と小指の付け根をほんのり支えてくれました。ZA13のようにガッツリ支えてくれるわけではないので、圧迫感がなく指を動かしやすかったです。

つまみ持ち
Superlight 2cはつまみ持ちと相性が良いのですが、気になるところもありました。
Superlight 2cは幅が細いので指先で挟み込む感触が強く、細かい操作がしやすいです。手が小さい僕でも扱いやすいと思いました。
また、逆ハの字が控えめなので、指先の動きが制限されることも無く自由にマウスを動かせます。

しかし、くびれがあるので持つ位置によっては違和感が生まれてしまいました。個人的には手をマウスの真ん中あたりに指を配置すると、前方と後方のカーブに薬指と小指が当たってしまい違和感がありました。
つまみ持ちをする時は、薬指か小指をくびれのど真ん中にフィットさせることをおすすめします。

重さ
Superlight 2cは重さ51g。60gのSuperlight 2と比べても体感できるレベルで軽いです。「手にスッポリ収まるサイズ感」と組み合わさることで、マウスではなく手を動かしている感触が強かったです。
マウスを振る→微調整の流れがよりスムーズになった印象です。
Maya X(47g)やInzone Mouse-A(48.4g)と使い比べても遜色ない使用感なので、軽量マウスが好きな方も満足できると思います。
マウスソール

Superlight 2cにはPTFE100%のソールが貼られていて、滑りはやや速めです。G640で確かめたところ「Viper V3 Proの標準ソール」と遜色ない滑らさだと感じました。
G Pro X Superlight 2用Corepadと比べると滑らかさは同じくらいで、スピードはSuperlight 2cの方が速かったです。
Superlight 2やSuperlight 2 DEXも滑りは悪くなかったのですが、Superlight 2cになりより摩擦が減ったように感じました。
ボタンの押し心地
メインボタン

メインボタンの押し心地は硬いです。
スイッチが反応するまでにわずかな遊びがあり、押した後は遊びはほとんどありません。軽い押し心地に慣れていると違和感があると思いますが、慣れで解決できる範囲だと思います。
また、「Viper V3 Proの光学式スイッチ」や「Maya Xのオムロンオプティカルスイッチ」よりも鋭い感触が手に伝わります。メカニカルの「キレの良さ」を光学式でも体感したい人には、ピッタリの押し心地と言えるでしょう。
サイドボタン

サイドボタンの押し心地は軽め。押す前、押した後どちらにも遊びがあるため、押し心地は少し柔らかかったです。ただ、Superlight 2と比べると遊びが減っているため、ブニブニしているとは思いませんでした。
幅は細いですが盛り上がった形状をしているため、とっさのタイミングでもボタンを押しやすかったです。頻繁に使うスキルを割り当てても問題ないでしょう。
ホイール

ホイールの周し心地は重くもなく軽くもなく、いい塩梅の調整が施されています。
コリコリ感もあり、一段一段回している感触が指先に伝わります。誤爆の心配はほとんど必要ないでしょう。バニーホップなどのスクロールを多用するシーンでも使いやすかったです。
音は「カラカラ」ではなく、「ゴリゴリ」とした低音で、ゲーム中に耳に残ることはありませんでした。
ホイールボタンの押し心地は少し重たいです。たまにマップにピンを指すくらいなら使えると思いますが、ホイールボタンにスキルを割り当てるのはおすすめ出来ません。誤爆しづらいのはメリットと言えるでしょう。
コーティング
Superlight 2cにはマットコーティングが施されています。
指先にじんわり汗をかいた時に、強力なグリップ力を発揮してくれました。また、手が乾燥していてもツルツル滑る感触は少なく、適度な摩擦があります。
流石にViper V3 Proほどのグリップ力ではありませんが、それでも問題なく使用できるでしょう。
もし手汗で滑ってしまうのであれば、付属のグリップテープを付けてみてください。
さらにグリップ力を高めたい人には
- REJECT YOROI
- Pulsar Supergrip
がおすすめです。
センサー
Superlight 2cのセンサーにはHERO 2が搭載されています。センサーテストをしましたが、動作は安定していました。結果は以下の通りです。




バッテリー持ち
G HUBでSuperlight 2cのバッテリー持続時間を確認しました。結果は以下の通りです。
| ポーリングレート | オプティカルのみ | ハイブリッド(省電力) |
| 500hz | 112時間 | 123時間 |
| 1000hz | 92時間 | 100時間 |
| 2000hz | 54時間 | 59時間 |
| 4000hz | 35時間 | 40時間 |
| 8000hz | 19時間 | 20時間 |
「オプティカルのみ」でもバッテリー時間は長く、使っていて不便だと思ったことはありません。ちなみに、オプティカルにするとクリック応答速度が上がるようなので、基本的にはオプティカルでの使用をおすすめします。
実際に使って、良かったところ
これまでSuperlight 2cについて詳しく解説しました。この章では、その中でも特に気になった部分についてお話ししていきます。
指先で操作している感触が強くなった

Superlight 2cはSuperlight 2と比べ、幅が細くなっています。そのため、薬指と親指の距離が短くなり、細かいエイムがやりやすくなりました。
「太いペンで文字を書くか」「細いペンで文字を書くか」を想像すると、操作感の違いをイメージできると思います。
近距離での大雑把なトラッキングは特に変化がありませんでしたが、マイクロフリックのようなマウスを細かく動かすシーンは少しやりやすくなった印象を持ちました。
ただ、コンパクトになった分指先に力が入りやすくなりました。そこは好みが分かれるのかなと。
- 手が平均以上ある
- 幅は広くても良いから指をリラックスさせたい
→Superlight 2
- 手が小さい
- Superlight 2が大きすぎる
- 指先に力が入ってもいいから、挟んでる感触を強くしたい
Superlight 2c
以上のように選ぶと良いと思いました。
まとめ
今回はG Pro X Superlight 2cをレビューしました。
僕はこれまでSuperlight 2をメインに使っていましたが、これからはSuperlight 2cに乗り換えようかと思えるような変化を遂げていました。
それくらい手が小さい人にはおススメと言えます。
- サイズがコンパクトになった
- 逆ハの字はそのままに、くびれを少し追加(好みが分かれる)
- とっても軽くなった(60g→51g)
以上のような特徴に魅力を感じた人は、Superlight 2cを試してみてください。
以上でこの記事はお終いです。最後まで見ていただきありがとうございました。質問があれば、Xにて気軽に声をかけてください。できる範囲でお答えします。
