この記事ではLamzu Maya Xのレビューをします。
G Pro X Superlight 2と同じくらい汎用性の高いマウスとして紹介されていますが、はたして本当なのか、詳しく見ていきましょう。

- 癖が少なく、様々な持ち方に対応できる
- 47gと非常に軽量
- ポーリングレート最大8,000hz
- 付属品が充実している
- WEBドライバーが使いやすい
- ソールの品質が良い
- ケーブルが硬い(充電するだけなら問題なし)
- 高ポーリングレート時のバッテリー時間が短い
スペック
| サイズ | 全長:124mm 幅:64mm 高さ:40mm |
| 重さ | 47g |
| センサー | PixArt 3950 |
| ポーリングレート | 最大8,000hz |
| DPI | 最大30,000DPI |
| ボタン数 | 6 |
| マウススイッチ | オムロン光学式スイッチ |
| バッテリー時間 | 1,000hz:最大80時間 |
付属品

- マウスソール
- USB A to C ケーブル
- 8kレシーバー
- グリップテープ
- ステッカー
- マニュアル
形状
逆ハの字
Maya Xには緩やかな逆ハの字があります。中央付近はかなり緩やかで、前方に行くと少しだけ角度がついています。「指にフィット感を与える、最小限の逆ハの字」という印象です。

G Pro X Superlight 2と比べると少し角度がついているため、真っ平らな方が好きな人には合わないかもしれません。逆に、Superlight 2だとフィット感がもの足りないと感じる人にはちょうど良いと思いました。
くびれ

Maya Xのくびれはかなり緩やか。触った感触としては、Superlight 2より緩やかだと思いました。指の位置を前後に動かしてもフィット感が変わりにくく、様々な持ち方に対応できます。
くびれが無い分幅は広めなので、指を伸ばした持ち方と相性が良いと感じました。かなり自然に馴染んでくれます。一方で、親指、薬指、小指で挟んでる感触は弱かったです。
後部

Maya Xは中央が高く、後方に向かって背が低くなっています。後部はペタンとしていて、手のひらのフィット感は弱かったです。手のひらを支えるというより、手に軽く触れる程度の感触と言えます。
他のマウスと比べると、Superlight 2よりもViper V3 proに近い感触でした。
持ち方との相性
それでは持ち方との相性をチェックしていきましょう。
- 全長:17.5cm
- 横幅:9.5cm
男性平均よりやや小さめです。
かぶせ持ち
Maya Xはかぶせ持ちと相性が良かったです。
僕の手の大きさだとMaya Xはかぶせ持ちでピッタリのサイズ感。手のひらを付けた状態で、薬指がちょうどマウスの先端に届きます。また、くびれが少ないので、薬指と小指の付け根から先端まで満遍なくフィットしてくれます。
形状の解説では「幅が広い」ことをデメリットのように書いていましたが、かぶせ持ちではむしろメリットだと思いました。幅が広いおかげで、指を軽く内側に入れるだけで小指がフィットしてくれます。

後部が低いのは好みが分かれると思いますが、指のフィット感はいいので左右対称マウスでかぶせ持ちをする人には有力な選択肢になるでしょう。
つかみ持ち
Maya Xはつかみ持ちと相性が良かったです。
逆ハの字やくびれが控えめなので、前後上下に指の配置をずらしても指先の違和感がほとんどありません。また、逆ハの字が全くないわけでは無いので、薬指に適度なフィット感も残されていました。
「ちょっとでも逆ハの字があると無理」って人以外は、自然に馴染んでくれると思います。

後部は低めなので、浅めのつかみ持ちをする人には少し高さがもの足りないかもしれません。個人的にはつまみ持ちに近い感触で操作できたので、むしろ使いやすかったのですが、ZA13みたいに手のひらをガッツリ支えて欲しい人には合わないでしょう。
もう一点気になったのは幅の広さ。
かぶせ持ちではメリットに働きましたが、つかみ持ちでは好みが分かれると思いました。
僕の手の大きさだと、指を伸ばしてリラックスさせるとかなりフィット感が良かったです。しかし、指を曲げると薬指と小指が外側に押されてしまい、少し疲れやすいように感じました。

手が大きい人だとどちらも問題なく持てると思いますが、手が小さい人は気をつけてください。
つまみ持ち
Maya Xはつまみ持ちとやや相性が悪いと思いました。手の大きさにかなり依存する印象です。
形状自体は相性が良いと思いましたが、横幅が広いため手が小さい僕には指先で操作している感触が薄かったです。「これならSuperlight 2で良いかな」というのが正直な感想です。

つまみ持ちでMaya Xと同じサイズ感のマウスを探しているなら、個人的にはViper V3 ProやSuperlight 2をおすすめします。また、手が小さい人にはMayaの方が合っているでしょう。
ただ、「くびれがあると指の位置が制限されて好きじゃない」という人には、Maya Xは合っていると思います。
重量
僕はローセンシなので視点移動をするためにマウスをぶんぶん振るのですが、Maya Xは「マウスを振る」というよりも、「手を振る」感覚に近かったです。そのため、より力を抜いてエイムすることができました。
まるで手の動きにマウスがそのままついてくるような…。と言うと少し大げさですが、そのくらい軽いマウスだと思いました。
Superlight 2と比べても体感できるくらい軽いので、初めて触るとビックリすると思います。
コーティング

MAYA Xにはマットコーティングが施されています。触り心地は「サラサラ」。ほんのり湿った手だとほどよいグリップ感が生まれます。
ただ、「手が乾燥している」「汗ばんでいる」という人には、グリップ力が物足りないかも。もしグリップ力が気になったら、付属のグリップテープを使ってみてください。
僕のおすすめは「Reject YOROI」「Pulsar Supergrip」です。手汗が気になる人はぜひ試してみてください。
グリップテープ付けたくない人は、卓上扇風機がおすすめです。
クリック感
メインボタン
メインボタンにはOmron opticalスイッチが採用されています。押し心地はやや硬めで、パチパチと明瞭なクリック感。程よい反発力があるので、タップ撃ちがしやすいと思いました。
サイドボタン
サイドボタンはやや硬めで、クリック音は大きいです。
押す前と押した後に適度な遊びがありますが、ブニブニしているとは思いませんでした。スキルなどをサイドボタンに割り当てても、問題なく使えるでしょう。
ホイールスクロール
ホイールスクロールは標準的な回し心地で、一段一段コリコリとした感触が伝わります。コリコリ感が強すぎるわけでは無いので、バニーホップも問題なく行えました。
ホイールボタン
ホイールボタンは硬いです。Apexでピンを指す時に使っているのですが、正直押しにくかったです。頻繁に使うスキルを割り当てるのはおすすめしません。
マウスソール

Maya XにはPTFEのマウスソールが貼られています。エッジは丸まっていて、マウスをスムーズに動かせました。個人的にはArtisan 零 SOFTでも引っ掛かりはあまり気になりませんでした。
動かしたときの感触はサラサラしていて、マウスパッドの特性を味わいやすかったです。滑走速度もやや速めで、標準ソールとしては品質はかなり良いと思いました。
バッテリー
Maya Xはポーリングレート1000hzで最大80時間バッテリーが持ちます。普段から1000hzで使っている人は問題ないでしょう。
ただ、4000hzにした時はバッテリー時間がかなり短くなります。4000hzでFPSやブラウザ検索を一時間半したのですが、バッテリー残量が87%→74%まで減りました。
だいたい15時間くらいしか持たない計算なので、G Pro X Superlight 2やViper V3 Proと比べると心もとないですね。
高ポーリングレートで使うときは、こまめに充電してあげましょう
LAMZU Aurora

Maya Xはウェブドライバー「LAMZU Aurora」に対応しています。シンプルな画面で直感的に設定を変更できるので、ドライバーでの設定が苦手な人でも扱いやすいと思います。
設定項目
- ボタン割り当て
- Motion Sync
- ゲームモード
- デバウンスタイム
- DPI
- ポーリングレート
- LOD
- スリープ時間
- Angle Tune
- マクロ
ファームウェアアップデートには少し苦戦してしまいました。
アップデートをする際に、「現在のファームウェアバージョン確認」を押さないとアップデートボタンが出てきません。そこはシンプルに「アップデートする」で良かったのかなと。
初めてアップデートをするときに、「アップデートボタンが無いけどどうしよう…」と戸惑ったのを覚えています。

センサー性能
センサーにはPixArt 3950を搭載…と聞いてもさっぱりなので、センサーテストを実施。
- ZOWIE G-SR-SE
- ARTISAN ハヤテ乙 SOFT
- ARTISAN 零 SOFT
- Lethal Gaming Gear Saturn Pro SOFT
- DPI:800
- ポーリングレート:4,000hz
- Motion Sync:オン
- ゲームモード:オフ
今回の検証では異常な動作は見られず、ゲーム中にもセンサー飛びは発生しませんでした。




まとめ
今回はLAMZU Maya Xのレビューをしました。
手が小さい僕には少し大きかったのですが、「汎用性の高さ」は確かにG Pro X Superlight 2並みだと感じました。
逆ハの字、くびれが控えめなので癖はかなり少なめ。だからと言って全く傾斜が無いわけでないので、程よいフィット感も残っています。
手の大きさが平均以上で癖の少ない超軽量マウスを探していた人は、一度Maya Xに挑戦しても良いかもしれませんね。
G ProとMaya Xの比較にフォーカスを当てた記事も書いています。どっちを買うか迷っている人はこちらもどうぞ!

最後までご覧いただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。
