初心者向けのマウスパッドとして有名なQckシリーズから、Qck Performanceシリーズが登場。その中でも、今回紹介するのはBalance。
OWの神と言われているProper(諸説あり)が使用しているということもあり、気になる人もいるといるのでは?
そこで今回はQck Balanceの使用感を詳しく解説していきます。
購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
| サイズ展開 | L:490×420mm XL:900×400mm |
| 厚さ | 3.5mm |
| 操作感 | バランスタイプ 滑り:5.5/10 止め:4.5/10 |
| クッション性 | やや柔らかい 3/5 |
| 表面の質感 | ざらざら |
| ステッチ加工 | |
| 滑り止めの性能 | 標準的 |
| アームカバーとの相性 | 悪い |
| 梱包 | ロールパッケージ |
| 価格 | 6,490円 |
滑りとクッション性
バランスタイプで癖の少ない操作感

Qck Balanceはバランスタイプのマウスパッド。
皆さんお馴染みのQck+より滑りが速く、Artisan 零 Softと同じくらいのスピードとなっています。
他のマウスパッドとスピードを比べると、G-SR-SEやVAXEE PAより若干速いと感じました。G640に近いのかなと。
ただ、クッションは零SoftよりQck Balanceの方が硬くなっています。ちょうど、MIDとSOFTの中間くらい。AIM1 陽炎に近いです。

実際に使ってみましたが、本当に癖が少ないと感じました。
表面がざらついているおかげか、G-SR-SEなどのサラサラ系マウスパッドより、マウスが張り付くような、しっとり感が少なかったです。
マウスを細かく動かした時も滑りが重たくなりすぎず、エイムの微調整もやりやすかったです。「どの動きがやりやすい」というよりは、どんな動きも満遍なくこなせる印象。
また、クッションが柔らかすぎないので、エイムの切り返しの邪魔になりにくいです。沈み込みによるマウスが詰まった感触も抑えられていました。
最初にもお話ししたように、本当に癖が少ないです。Balanceの名にふさわしい操作性と言えるでしょう。
Artisan 零と比べると

このザラザラかつ癖の少ない操作性って「Artisan 零」に似ているんですよね。
そうなると、
零で良くない?
と思う人も少なくないでしょう。正直僕もそう思いました。
後ほどお話しする品質も加味すると、「正直零で良いかな」感は否めません。
ただ、零って中間層の柔らかさがやや極端な気もします。MIDだとかなり硬いですし、SOFTになると逆に柔らかすぎると感じる人もいるのでは?
そういった「G-SRみたいにちょっとへこんで欲しいけど、ふにゃふにゃは好きじゃない」という人にちょうどいいクッション性だと感じました。
表面の質感

Qck Balanceの表面は少しザラツキが強いです。
Qck+はザラツキがありながらも、柔らかい質感でザラザラ感が気になりづらかったのですが、Balanceになって質感が硬くなってしまいました。
Artisan 零に近い肌触り。僕はArtisanのマウスパッドのザラザラ感に慣れているので、チクチク感は気にならなかったのですが、肌が敏感な人は気をつけた方がいいでしょう。
エッジの処理
エッジにはステッチ加工が施されています。
「細く」「低く」縫われているので、マウスをマウスパッドの端まで移動させてもガタツキはほとんど感じませんでした。


腕の擦れに関しては、若干擦れるものの痛くなる程では無かったです。
ArtisanやQuaoarなどの高品質なものと比べると若干高く縫われているような気がしますが、個人的には問題ない処理だと思いました。
滑り止め
滑り止めには「ネオプレンフォーム」というカッコいい名前のベースが使われています。
質感はVAXEE PAやG-SR IIと似ていました。


ArtisanのPoronベースやリニューアルされたG-SR-SE IIのような強力なグリップ力ではありませんが、特別滑りやすいわけでもないです。
巻き癖が取れた状態であれば、マウスを激しく振ってもマウスパッドがズレることはないでしょう。
ただし、G-SRなどのラバーベース素材で滑りやすいという人は、気をつけた方が良いかもしれませんね。
アームカバーとの相性

- :とても快適
- :やや引きずるが、比較的スムーズ
- :引きずり感が少し強く、滑りが鈍い
- :引きずり感が強く、おすすめできない
| 横/縦/斜め | |
| AIM1 | // |
| Pulsar | // |
| KIBU(裏面) | // |
| Eadali(裏面) | // |
| CW-X | // |
| Wallhack | // |
| Reject | // |
| ダンロップ | // |
Qck Balanceはアームカバーとの相性が悪いです。特に腕を扇状に振ったときの、右下への動き、この時にかなり強い引っ掛かりを感じました。
マウスパッドとの相性問題が起きにくいAIM1やKIBUでも引きずります。
CW-XとWallhackは上下左右の動きはスムーズでしたが、右斜め下への動きには弱かったです。個人的には問題なく使えましたが、おすすめできるほどでも無かったです。
梱包と巻き癖
Qck Perfomanceシリーズはロールパッケージに梱包されていて、開封直後は強い巻き癖がありました。


何日か使っているうちに癖は大方取れたので、「フラットさ」にこだわりが無ければ問題ないと思います。
ただ、このマウスパッド致命的な欠陥が1つあり、僕の個体ではマウスパッドの端が大きく曲がってしまっていました。

これまで50枚以上マウスパッド買ってきましたが、初めての体験でした…。けっこうショック。
癖を取るように揉みこんだり、押さえたりしたところ、一週間ほどでだいぶ落ち着きましたが、やっぱり癖は取り切れませんでした。

Qck Performanceの価格は6,490円と決して安いものではありません。そのマウスパッドがこういった不良を抱えているのは正直問題だと思います。
僕の個体がたまたま曲がっていただけの可能性はありますが、品質にこだわりたい方にはあまりおすすめ出来ません。
Qck Balanceの「操作性」自体は好みだったので、その分残念でした。
最後に
今回はQck Performance Balanceをレビューしました。

個人的にはArtisan 零に近い操作性だと感じました。「滑り」と「止め」どちらに特化しているわけでは無く、幅広い操作に対応できます。
また、
- 表面のザラザラ感のおかげで、マウスが張り付く感触が少ない
- 沈み過ぎないクッション性
以上の2点のおかげで、マウスを細かく動かしたときの詰まった感触も比較的少ないと思いました。
- どんな動きにも満遍なく対応したい
- 無難に使いやすいマウスパッドが欲しい
という人には、刺さるマウスパッドなのかなと。
ただ、品質面に少し問題があるので、そこが気になる人はArtisan 零を買った方が良いと思います。
ちなみに今回紹介したQck Balance、OWプロの「Proper」だけでなく、「Lip」も使ってるので(2026年3月時点)、この2人のことが好きな人は買いだと思います。
僕もProperが使ってるので買いました。

以上で今回の記事はお終いです。最後まで見ていただきありがとうございました。

