今回の記事では初心者の方に向けて「コスパ重視」で9つマウスパッドを紹介します。
各マウスパッドの滑りや品質について簡単にまとめたので、良さげなマウスパッドを探していた人はぜひ参考にしてみてください。
僕がFPSゲーマーなので、FPSゲーマー視点でのお話しになってます!
「安くて普通のもの」や「高いけど質がとても良いもの」をコスパの良いマウスパッドとして取り上げています。
Razer Gigantus V2 or SteelSeries Qck+

まずは安さ重視で2つのマウスパッドを紹介します。それがGigantus V2とQck+です。
この2つは値段、操作感、品質が似ているので、まとめて紹介します。
基本的なスペックは以下の通り。
| Gigantus V2 | Qck+ | |
| サイズ(横×縦×厚さ)(mm) | 450×400×3mm | 450×400×2mm |
| 滑り | コントロールタイプ | コントロールタイプ |
| クッション性 | とても硬い | とても硬い |
| 縁の処理 | ||
| グリップ力 | 標準 | 標準 |
| 肌触り | ざらざら | ややざらざら |
| 価格 | 2,480円 | 2,400円 |
どちらも「コントロールタイプ」という止めやすいマウスパッドになります。ただ、その中ではやや速めの部類になっていて、「滑りが重すぎる」と感じることはありませんでした。
初心者の方がいきなり滑りの速いマウスパッドを使うと、エイムが終わる可能性があるので、まずはQck+やGigantusのようなマウスの動きを制御しやすいものから始めると良いと思います。
QckとGigantusの滑りはどう違うの?
この2つの滑りの違いなのですが、個人的にはGigantus V2の方が少し速いと思っています。
というのも、Gigantusは表面のザラツキがQck+より強いです。表面がざらついているマウスパッドは、滑りが軽くなりやすいのですが、Gigantusもそうでした。
大きく動かしたときのスピードはQckと同じくらいで、細かく動かしたときはGigantusの方が抵抗感が少ない印象。
そのため、マウスを細かく動かす動作(切り返し、微調整)はGigantusの方がスムーズだと思いました。
しかし、マウスパッドは速ければ良いというものでもありません。Qck+はGigantusより若干しっとりした操作感なので、マウスの動きを制御しやすいように感じました。
また、Gigantusより少し遅いくらいなので、トラッキングもやりやすかったです。
- 操作の軽快さを求めるならGigantus V2
- 安定性を取るならQck+
なのかなと。ただ、どちらもスピード感はかなり似ているので、品質に目を向けて選んでも良いかもしれません。
それでは品質について見ていきましょう。
表面の質感はどちらもザラっとしていますが、Gigantusの方が少しザラツキが強いです。
裏面のグリップ力はほとんど変わりません。マウスを激しく振ると数mmずれてしまいますが、プレイに影響を及ぼすほどでもないです。
グリップの色はGigantusは緑で、Qck+はグレー。Gigantusはちょっと派手かも…。


縁の処理は切りっぱなし。似たようなほつれや毛玉が似てとれます。


この2つをパッと見て、一番違うのはやはりロゴの存在感でしょう。
Qck+は左下にデカデカとロゴがプリントされています。
それに対してGigantus V2は右上に小さな布が張り付けてあります。パッと見たときのシンプルさはGigantus V2の方が上だと思いました。


以上のように、操作感、品質に多少の違いはありますが、どちらも似た性質のマウスパッドと言えます。
これまでの内容を参考に、自分に合ってそうなマウスパッドを選んでみてください。
Logicool G640

| サイズ(横×縦×厚さ)(mm) | 460×400×3mm |
| 滑り | バランス |
| クッション性 | やや硬い |
| 縁の処理 | |
| グリップ力 | 標準 |
| 肌触り | さらさら |
| 価格 | 3,850円 |
G640は先ほど紹介したQck+、Gigantus V2と並んで有名なマウスパッド。初心者の方はこの3つのどれかから選ぶ人が多いでしょう。
ポケモンの御三家みたいな感じです。
Qck+とGigantus V2はコントロールタイプでしたが、G640はバランスタイプです。そのため、この2つよりも滑りが速くなっています。
バランスタイプなのでコントロールタイプから移行する人は慣れるまでに結構苦戦するかもしれません。
僕も昔Qck+からG640に移行した時は、滑り過ぎてマウスが全く止まりませんでした。
ただ、滑りが速すぎるわけでもないです。むしろG640のスピード感に慣れた今では、そのバランスの良さがとても魅力的に感じています。
実際にいろんなゲームで使っていますが、どのゲームでも程々に使いやすいです。
品質に関しては先ほどのGigantusやQck+と似ているため、コスパ最強という訳ではありません。
グリップ力はそこそこ。ガッチリ固定する訳じゃないけど、気になるほどでもありません。

縁は切りっぱなしです。

ただ、G640はその2つよりも肌触りがいいです。表面がサラサラしているので、快適に腕を動かせます。チクチク感はほとんどありません。
そのため、多少値段が上がってもいいから腕のチクチク感を抑えたいという人には、G640をおすすめします。
SteelSeries Qck Performance Speed

| サイズ(横×縦×厚さ)(mm) | 490×420×3.5 |
| 滑り | スピードタイプ |
| クッション性 | 標準的(G640より少し柔らかい) |
| 縁の処理 | ステッチ加工あり |
| グリップ力 | 標準 |
| 肌触り | さらさら |
| 価格 | 6,480円 |
6,480円?え、なんか高くない?
と思ったかもしれませんが、Qck Performance SpeedはAmazonで頻繁にセール対象となっています。
執筆時点では3,287円という目玉が飛び出るくらいの安さになっています。
ちなみに僕は3,883円で買いました。
定価のままだと、お世辞にもコスパの良いマウスパッドとは言えませんが、3,000円台なら鬼コスパ。
そんなQck Performance Speedですが、「スピードタイプ」なので滑りがかなり速いです。
実際に使ってみても、マウスを細かく動かしたときの抵抗感が少なく、
- エイムの切り返し
- トラッキング
- フリック後の微調整
を滑らかに行えます。
このスムーズさはバランス、コントロールタイプにはない魅力と言えるでしょう。
フリックは正直難しいですが、トラッキングとの相性はばっちり。Apexみたいに止めの重要性が低いゲームでは扱いやすいと思います。
また、表面がサラサラなので腕のザラツキを感じにくいです。チクチクすることはまずないでしょう。

縁にはステッチ加工が施されていて、ほつれはありませんでした。

グリップ力は標準的です。
G640やQck+と似た感じで、ツルツル滑るわけでは無いけどマウスを激しく振ると数mmずれるタイプですね。
巻き癖の影響かも…。

Qck Performanceシリーズで心配なのが不良品。Qck Performance Balanceを買ったときに縁が曲がっていたのでそこが心配です。
Balanceだけの症状かもしれませんが、一応頭に入れておいてください。

ただ、それを踏まえても3,000円台でこのクオリティのマウスパッドが買えるのは、かなりお得だと思います。
スピードタイプのマウスパッドが好きな人はぜひQck Performance Speedを試してみてください。
AIM1 陽炎

| サイズ(横×縦×厚さ)(mm) | 500×500×3.5 |
| 滑り | コントロール |
| クッション性 | やや柔らかい |
| 縁の処理 | ステッチ加工あり |
| グリップ力 | やや弱い |
| 肌触り | ややざらざら |
| 価格 | 3,980円 |
AIM1 陽炎は500×500mmの大型サイズでありながら、価格3,980円というコスパの良さが魅力のマウスパッド。

縁にはステッチ加工が施されていて、ロゴのサイズは控えめ。

滑り止めの性能が少し弱いのが気になりますが、ズルズル動くわけでは無かったので、個人的には問題なし。
サイズの大きさで滑り止めの弱さを誤魔化してる感じがします。
全体的にコスパはかなり良いと思いました。

そんな陽炎はコントロールタイプに分類され、スピード、操作感はQck+に近いです。コントロール重視だけど、遅すぎない操作感。
ただ、クッションが少し柔らかめなので、陽炎の方が少し遅く感じました。
他の硬いマウスパッドと比べても、止めをアシストしてくれる感触が伝わっていきます。ただ、グニグニ過ぎて扱いにくいわけでもありません。
そのため、フリックがやりやすいのはもちろん、トラッキングにもそこそこ対応できました。
実際に使ってみても、癖が少ないコントロールタイプという印象が強かったです。
初めてのコントロールタイプにちょうど良いかもしれません。
以前までは、このくらいの値段のコントロールタイプだと「Qck+」か「Gigantus V2」のどちらかを買っておけばいい、というイメージだったのですが、そこに陽炎も追加された感じですね。
滑り止めだけが唯一の懸念点ですが、そこはコストを抑えるためには仕方ない部分なのかもしれません。
- 「スピード」より「精度」をしたい
- ApexやOWなど、上下の移動が激しいゲームをプレイする
という人は、AIM1 陽炎を試してみてください。
AIM1 夕霧

| サイズ(横×縦×厚さ)(mm) | 500×500×3.5 |
| 滑り | コントロール |
| クッション性 | やや柔らかい |
| 縁の処理 | ステッチ加工あり |
| グリップ力 | やや弱い |
| 肌触り | ざらざら |
| 価格 | 3,980円 |
AIM1 夕霧は先ほど紹介した陽炎と同じメーカーから出ているマウスパッド。
サイズや品質に違いはなく、スペックだけ見るとかなりコスパの良いマウスパッド。


ただ、肌触りと滑りは違います。
AIM1の公式サイトや他のレビューを見てみると、バランスタイプと紹介されている夕霧ですが、個人的にはコントロールタイプだと感じました。
というのも、夕霧はザラザラ感はありながらもしっとりとした表面をしています。
その感触が操作性にも大きな影響を与えていて、マウスにまとわりついてくるような抵抗感が伝わってきます。
大きく動かしたときはちょっと遅めという印象ですが、マウスを細かく動かすとグッと滑りが遅くなります。
細かく動かしたときの止め感は、陽炎よりも強かったです。
そのため、マウスを細かく切り返すのは少し苦手。Apexなどの敵が素早く移動するゲームとは相性が悪いと思いました。
逆にフリック重視の人には扱いやすいかもしれません。
癖が強いので好きな人には刺さるけどそうじゃない人には…。
- 細かく動かしたときのギュッと止まる感触
- 大きく動かしたときの程よい抵抗感
このギャップを味わいたい人は夕霧を試してみてください。
VAXEE PA

| サイズ(横×縦×厚さ)(mm) | 470×390×3.5 |
| 滑り | バランス |
| クッション性 | やや硬い |
| 縁の処理 | |
| グリップ力 | やや強い |
| 肌触り | さらさら |
| 価格 | 3,920円+送料 (5,000円くらい) |
皆さんVAXEEというメーカーをご存じでしょうか。
初心者の方には馴染みのない名前かもしれませんが、ゲーミングデバイスに興味がある人からすると超有名なメーカー。
日本Valorant界の神「Laz」さんがVaxeeのマウス(NP-01S Ergo)とマウスパッド(PD155)を使っていたのは有名?な話ですね。
今回はそんなVaxeeの中から、PAというマウスパッドを紹介します。
PAはバランスタイプのマウスパッドで、先ほど紹介したG640より少し遅い印象。滑りと止めのバランスが良く、どんなスタイルの人でも比較的扱いやすい操作性と言えるでしょう。
クッションもやや硬めで、止めをアシストしてくれる感触は少ないです。

実際に使ってみると、苦手な動作がほとんど無い印象を持ちました。今までApexやValorant、Overwatchという様々なゲームをプレイしてきましたが、どれもほどほどにやりやすかったです。
「癖が少ない」「扱いやすい」という意味では、かなりおすすめのマウスパッド。
逆に尖った性能でもないので、「軽快さ」「止めやすさ」のどちらかを追い求めている人には物足りないかもしれません。
しかし、そこそこ止まってそこそこ滑るマウスパッドが好きな人にはピッタリだと思います。
表面もサラサラ系で、肌触りは悪くなかったです。
似たマウスパッドにZOWIE G-SR-SEがあるのですが、そちらは5980円と、PAより1000円ほど高いです。
より強力なグリップ力を求めている人にはG-SR-SEの方が良いですが、そうでない人にはPAをおすすめします。

あと、PAはデザインが豊富なのも魅力的なポイント。

定番のカラーに加えて、毎年夏、冬に季節限定デザインをリリースしているので、おしゃれなマウスパッドが欲しい人はぜひ一度チェックしてみてください。
Xraypad Aqua Control Plus Wave night

| サイズ(横×縦×厚さ)(mm) | 450×400×4 |
| 滑り | やや速めのバランスタイプ |
| クッション性 | 柔らかい |
| 縁の処理 | ステッチ加工 |
| グリップ力 | やや弱い |
| 肌触り | ざらざら |
| 価格 | 3,920円 |
Aqua Control Plusはやや速めのバランスタイプです。これまで紹介してきたバランスタイプ「G640」「VAXEE PA」より少し速いと思いました。
特に、細かく動かしたときの滑らかさ。
表面がザラザラしているマウスパッドは、マウスを細かく動かしたときに引っ掛かりを感じにくいという特徴があり、Aqua Control Plusもそれに漏れません。

実際にゲームで使ってみても、操作感が軽めでエイムの微調整をスムーズに行えると思いました。
また、表面のザラザラ感とクッションの柔らかさのおかげで、止め感も残っています。
「軽い滑り」なのでマウスがビタっと止まるわけではありませんが、軽めの操作感が好きな人は、一度Aqua Control Plusを試してみてください。
品質に関しては、滑り止めが若干弱いことが少し気になりました。
ツルツル滑るわけではありませんが、ガッチリ固定してくれるわけでもありません。ここは価格相応だと感じました。

縁にはステッチ加工が施されています。
表面と同じくらいの高さかつ細目に縫われているので、腕の擦れは比較的抑えられています。

ただし、表面のザラザラ感は非常に強く、腕を乗せて動かすと結構ヒリヒリします。
多少のザラザラ感は気にならない僕ですが、Aqua Control Plusは「ザラザラしてるなー」と感じてしまいます。
そのため、肌触りの良いマウスパッドが好きな人には1mmもおすすめではありません。
しかし、ザラザラ系マウスパッド特有の軽い操作性に魅力を感じた人は、Aqua Control Plusを試してみてください。
Artisan 零 SOFT
零は価格が高いマウスパッドですが、クオリティが高すぎるので紹介させてください。

| サイズ(横×縦×厚さ)(mm) | 490×420×4 |
| 滑り | バランスタイプ |
| クッション性 | 柔らかい |
| 縁の処理 | ステッチ加工 |
| グリップ力 | 非常に強力 |
| 肌触り | ざらざら |
| 価格 | 5,720円+送料 |
値段は高くても大丈夫だから、良いマウスパッドを買いたい
という人は、「Artisan」という国産メーカーのマウスパッドを試してみてください。「Artisan」は、どの商品もクオリティが非常に高いです。
今回はその中でも一番無難な使用感の「零 SOFT」を紹介します。
零はバランスタイプのマウスパッドです。スピードはG640やVAXEE PAに近く、滑りと止めのどちらにも程よく対応できます。
ただ、零はこの二つと比べて表面がザラザラしています。そのため、滑り軽く、エイムの「微調整」や「切り返し」の際に引っ掛かりを感じにくいです。
そして、今回紹介するSOFTはクッションが柔らかく、沈み込みで止めもアシストしてくれます。

以上のように、
- バランスのいいスピード感
- 軽い操作性
- クッションによる止め
が組み合わさることで、バランスタイプの中でも特に万能な操作感に仕上がっています。
今まで40枚以上マウスパッドを買ってきましたが、その中でも零はトップクラスに扱いやすかったです。どのゲームにも満遍なく対応してくれます。
また、品質が非常に良いのも零の凄いところ。
縁にはステッチ加工が施されていて、ほつれはありません。高さも表面より若干低くなっているので、腕の擦れやマウスのガタツキも抑えられています。

滑り止めも非常に強力。
ベースに「Poron」という素材が使われていることに加え、細かい吸盤構造になっているのでガッチリマウスパッドを固定してくれます。

そしてもう一つ零の良いところが、湿気耐性です。
布製マウスパッドは湿度の影響で滑りが鈍くなるのですが、零は湿気に強い素材が使われているため、その影響を受けにくいです。
湿気の影響を全く受けないわけではありませんが、G640のようなサラサラ系と比べると、かなり耐性があるように感じました。
唯一気になるのは表面のザラザラ感。「滑りの軽さ」を生み出してくれるザラザラ感ですが、やはり肌触りは良くありません。

腕を乗せて動かすと擦れる感触がけっこう伝わるので、「滑りの軽さ」を取るか「肌触りの良さ」を取るか、自分に合ったものを選びましょう。
長々と零の魅力を解説してきましたが、それくらい良いマウスパッドなので、「予算とか関係なく品質の良いマウスパッドが使いたい」という人は、ぜひ零 SOFTを試してみてください。
Artisanのマウスパッドについて詳しく知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください

最後に
今回は初心者向けにコスパの良いマウスパッドを9つ紹介しました。
改めてまとめると…
- Razer Gigantus V2
- SteelSeries Qck+
- AIM1 陽炎
- AIM1 夕霧
- Logicool G640
- VAXEE PA
- Xraypad Aqua Control Plus
- Artisan 零 SOFT
- Qck Performance Speed
個人的には「零 SOFT」を推したいですが、人それぞれ好みがあると思うので、お好きなものを選んでみてください。
最後まで見ていただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。

