最近、4000hzだったり8000hzの高ポーリングレートのマウスが多く販売されています。ただ、「その違いって分かる?」「高い方が良いの?」といった疑問が浮かぶ人も多いのかなと。
この記事では、実際に高ポーリングレートを使い比べて気づいたことをお話しします。
かなり主観的な内容になるので、「こんな意見もあるんだなー」程度に見てください。
個人的には違いを体感できなかった
- CPU:Ryzen9 5900X
- GPU:RTX3070
- マウス:G Pro X Superlight 2c
- DPI:1600
- モニター:ZOWIE XL2546K
- ゲーム:Valorant
初めに結論を言ってしまうと、1000hzと4000hzの違いはほとんど分かりませんでした。
ゲーム内で何回も使い比べましたが、「言われてみれば確かに?」くらいの差なので、たぶんプラシーボ効果かなと。
少なくとも、モニターを144hzから240hzに変えたときのような感動は無かったです。
あなたの反応速度がずば抜けて優れていたら、その差を明確に認識できるかもしれませんが、劇的な変化は期待しない方が良い思います。
ちなみに、反射神経テストをしたところ、僕の平均値は180~190msくらいでした。
理論上は高ポーリングレートの方が有利
理論上は高ポーリングレートにした方が良いとされています。
その理由は、
- カーソルの移動が滑らかになる
- 遅延が減る
からです。
カーソルの動きの違いが分かる人はもちろんのこと、遅延を少しでも減らしたい人も高ポーリングレートでの使用をおすすめします。
- 1000hz:1ms
- 2000hz:0.5ms
- 4000hz:0.25ms
- 8000hz:0.125ms
ただ、この遅延の差が勝敗を分ける程の影響をもたらすかと言われると、怪しい所ではあります。
デメリットも大きい
実は高ポーリングレートにするデメリットもあります。
それが、
- CPUに負荷がかかる→FPSが低下する
- バッテリー消費量が増える
- ゲームによってはカクついてしまう
です。
これらのデメリットが気になる場合、低ポーリングレートの使用をおすすめします。
個人的には、バッテリー消費量が一番気になりました。1000hzで92時間持つところ、4000hzにすると35時間まで減少します。
高ポーリングレートを使用される方は、充電切れを起こさないように気をつけましょう。
まとめ
「高い方が有利だけど、無理に上げる必要はない」というのが、僕の結論です。
というのも、僕自身が体感できなかったところが大きいです。もし「明らかに違う」という人がいれば、やはり挙げた方が良いでしょう。
しかし、僕と同じように違いが分からないのであれば、1000hzか2000hzくらいが無難な選択だと思います。
使っているマウスが高ポーリングレートに対応しているなら、ぜひ両方試してみてください。そして、自分に合った設定を選びましょう。
以上でこの記事はお終いです。最後まで見ていただきありがとうございました!
