G Pro X Superlight 2に代わるマウスとして紹介されることのあるLamzu Mayaシリーズ。しかし、MayaとMaya Xの違いがよく分からない人も少なくないでしょう。
この記事では手の大きさ17.5cmの僕が、この2つの違いを詳しく解説しました。手がちょっと小さめの人目線で解説するので、どっちを買うか迷っている人はぜひ参考にしてください。
手の大きさの平均値(見たい人だけでOK)
- 男性:約18.3cm
- 女性:約16.9cm
スペック
まずはスペックを見ていきましょう。
| MAYA | MAYA X | |
| サイズ | 全長:119mm 幅:62mm 高さ:38mm | 全長:124mm 幅:64mm 高さ:40mm |
| 重さ | 45g | 47g |
| センサー | PixArt 3950 | PixArt 3950 |
| DPI | 最大30,000DPI | 最大30,000DPI |
| ポーリングレート | 最大8,000hz | 最大8,000hz |
| マウススイッチ | オムロンオプティカル(光学式) | オムロンオプティカル(光学式) |
| バッテリー | 1000hzで最大80時間 | 1000hzで最大80時間 |
スペックを見比べてみると、サイズ以外はほぼ同じということが分かると思います。そのため、自分の持ち方、好みのサイズ感を考えて選んでください。
次の章では、サイズや持ち心地について詳しく見ていきます。
形状の比較
サイズ

- MAYA:119mm
- MAYA X:124mm
手が少し小さい僕にはMAYAがピッタリでした。
実際につかみ持ちで握ってみると以下の画像のようになります。つかみ持ちで薬指がギリギリはみ出ないサイズ感。

それと比べるとMAYA Xは少し大きかったです。

ただ、個人的には全長の違いはあまり気にならず、それよりも幅の広さとサイドの形状の違いが気になりました。
横幅
- Maya:幅62mm
- Maya X:64mm
横幅を見てみると、数値上はあまり変わらないように見えます。しかし実際に握ってみると、Mayaの方が幅が細く、指先で挟んでる感触が強かったです。

そのため、以下の内容に当てはまる人にはMayaをおすすめします。
- 手が平均以下
- つかみ持ち・つまみ持ち
- 親指と薬指の感覚を狭めたい
Maya XはMaya より幅が広く、指で挟む感触が控えめです。そのため、僕と同じくらいの手の大きさでつかみ持ちをする人には、横幅が広く感じるのかなと。
くびれが少ないこともあり、G Pro X Superlight 2より幅が広いと思いました。

一方で、指を伸ばしてマウスを握った場合、Maya Xの方が感触が良かったです。Maya Xは幅が広い分、小指を軽くを内側に動かすだけでマウスに指を配置できます。より指をリラックスさせやすいのかなと。
Mayaは幅が狭いので、指の力を抜いて握ると小指が浮いてしまいました。
逆ハの字
逆ハの字とは、マウス上部から下部に向かって細くなる形状のこと。この角度によって薬指のフィット感が変わります。

- 逆ハの字の角度が急だと?
-
メリット
- 指を曲げたときに、薬指の側面にフィット感が生まれる
- マウスを動かすときに、指に引っ掛かる感触を味わえる
デメリット- 持ち方が合わないと、薬指が外側に押されるような違和感が生まれる
- 指をリラックスさせると、小指が浮いてしまう
- 逆ハの字の角度が緩いと?
-
メリット
- 指を曲げる角度に制限がなく、持ち方の自由度が高い
- 指を伸ばしても小指、薬指に違和感を覚えにくい
デメリット- 指先のフィット感が弱く感じる。
MayaとMaya Xでは、この「逆ハの字」の角度が若干違います。どちらも逆ハの字は緩めなのですが、Mayaの方が少しだけ角度が急だと思いました。


この「角度の違い」と「幅の広さ」が相まって、手が小さい僕としては
- Maya:指を少し曲げたスタイル
- Maya X:指を伸ばしたスタイル
と相性が良いと思いました。
ただ、先ほども話したように角度自体は緩いので、どちらも指を曲げる角度に制限はあまり無いと言えるでしょう。
背の高さ
- Maya:38mm
- Maya X:40mm
どちらも中央が高く、後部に向かって低くなっています。後部はかなり平べったく、手のひらのフィット感は薄いです。

しかし、全長や背の高さの影響で手のひらの圧迫感は少し変わります。深めのつかみ持ちで比べてみると、Maya Xの方が手を支えてくれる感触が強いです。
また、横幅が広いので、手のひらに触れる面積も広いと思いました。浅めのつかみ持ちを試したときも、Maya Xの方が指の付け根を支える感触が強かったです。
Mayaは浅めに握ると背の高さがもの足りなく感じました。
しかし、手のひらの圧迫感を極力減らしたいのであればMayaの方が合っているでしょう。Mayaは背が低く、横幅が狭いので、指先を上下に動かしても手のひらが窮屈になりにくかったです。
持ち方との相性
形状について知ったところで、次は持ち方との相性をチェックしていきましょう。
こちらの章では個人的な感想を多分に含んでいます。自分の手の大きさだったらどうなんだろう?と想像しながら読んでいってください。
※僕の手の大きさは17.5cmです。

かぶせ持ち
- Maya:やや悪い
-
Mayaは全長が細く、逆ハの字があるためかぶせ持ちとは相性が悪いと思いました。
逆ハの字の角度自体が緩く、くびれも少ないため持てなくはありません。ただ、あえてMayaを選ぶ必要はないと感じました。
実際に握ってみても、サイズが小さいため小指が浮きやすく指をべったりつける際に少し力が入ってしまいます。

逆ハの字のせいで小指が浮きやすい かぶせ持ちの指全体をリラックスさせやすいというメリットを受けにくいでしょう。そのため、かぶせ持ちの方は別のマウスを選んだ方が良いと思いました。
- Maya X:やや良い
-
Maya Xはかぶせ持ちと相性が良いです。Mayaより全体的にのっぺりした形をしているため、指を伸ばして握ったときに違和感がかなり少なかったです。
左右対称マウスの中だと、けっこう相性が良いと思う。
幅の広さもかぶせ持ちでは良い影響を及ぼしています。幅が広いので小指が浮きづらいんですよね。そのおかげで手全体の力を抜きやすいと思いました。

G Pro X Superlight 2と比べると手のひらのフィット感は足りませんが、適度に触れてくれるので、圧迫感が少ないというメリットがあります。
つかみ持ち
つかみ持ちはどちらも相性が良いので、手の大きさに合わせて選びましょう。
- Maya:良い
-
Mayaはつかみ持ちとの相性が良いです。適度にある逆ハの字、くびれが自然に指に馴染んでくれます。また、Mayaはサイズが小さいので、手が小さめの僕にもピタッとフィットしてくれました。

僕と同じくらいの手の大きさであれば、
- 指を伸ばしたつかみ持ち
- 指を曲げたつかみ持ち
どちらでもあまり違和感なく握れるでしょう。
ただし、浅めにつかみ持ちをする人には背が低すぎる可能性があります。
ほんのり手のひらに触れるくらいでOKであれば問題ありませんが、がっつり支えて欲しい人にはフィット感がもの足りないでしょう。
- Maya X:良い
-
Maya Xもつかみ持ちと相性が良いですが、幅が広いので手の大きさが平均以上の方におすすめしたいです。平均より小さい僕が握ると、かなり幅が広く感じました。
指先で挟んでる感触はあまりなく、どちらかと言うと指を軽く乗せてマウスを操作している感触でした。

指を伸ばしてつかみ持ちをする方にはMaya Xは合っていると思います。しかし、指先でもじょもじょマウスを動かしたい人には、少し操作しづらく感じるかもしれません。
つまみ持ち
- Maya:やや良い
-
Mayaはくびれが少なく適度に幅が細いため、つまみ持ちと相性が良かったです。手が小さい人でも、薬指を無理に外側に広げることなくマウスを握れると思います。

後部もかなり低く、指でマウスを上下に動かしても手のひらに干渉しづらいです。
一点気になるのは、サイドに若干丸みがあること。
MayaはSuperlight 2cのようにサイドが真っ平らではありません。そのため、指先だけでマウスを挟んだ時に少し不安定に思う人もいるでしょう。
個人的にはほとんど気になりませんでしたが、Superllight 2cやOP1w 4Kのような真っ平らなサイドが好きな人は気をつけてください。
- Maya X:やや悪い
-
Maya Xは形状だけ見るならつまみ持ちでも握りやすいです。しかし幅が広いため、手が小さい僕としては薬指に圧迫感があると思いました。指が無理に外側にいってしまうため、指先に余計な力が入りやすかったです。

手が小さく、指を曲げる人は気をつけてください。
逆に指を曲げずにつまみ持ちをするのであれば、リラックスしやすいと感じるかもしれません。
その他違い
これまで形状について見てきたので、これからはクリック感などの違いを見ていきましょう。ただ、MayaとMaya Xは形状以外はほとんど同じなので、気になったところだけ解説していきます。
ほとんど変わらないところ
- 重さ
- ソールの滑り
- メインボタンの押し心地
以上3点はほとんど同じです。ホイールも若干違いますが、パフォーマンスに影響を与える程の違いではありませんでした。
- Maya
少し重ための回し心地。ホイールボタンも少し重ため。
- Maya X
Mayaよりほんの少しだけ軽い回し心地。ホイールボタンもほんの少し軽い気がする。
サイドボタン
MayaとMaya Xはサイドボタンの形状が違います。MayaはViper V3 Proのような角ばった形状で、Maya XはG Pro X Superlight 2のような丸い形状です。


使っていて特に気になることはありませんが、強いて言うなら、以下の2点が違うと思いました。
- Mayaの方がクリック音が高い
- Maya Xの方が押し心地がほんの少しだけ重たい
とは言えほとんどの人は気にならないと思います。
最後に
今回はMayaとMaya Xの違いを解説しました。
僕の手の大きさ(17.5cm)だとMayaの方が指先での操作性が高く、細かいエイムの調整がしやすかったです。サイズ感もピッタリ。手が小さめで、つかみ持ち・つまみ持ちをするなら、Mayaの方が無難な選択だと思います。
しかし、指を伸ばしたときにリラックスしやすいのはMaya Xです。大きくても良いから指を伸ばして手全体をリラックスさせたいのであれば、Maya Xをおすすめします。
これまで解説した内容を元に自分好みのサイズ感を選んでみてください。
以上で今回の記事はお終いです。最後まで見ていただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。






