ZOWIEマウス5種を徹底解説

皆さんZOWIEのマウスを選ぶ時に、「ECとかFKとか1とか2とか色々あって、どれがどれだか分からない」と思ったことは無いでしょうか。

恐らく、初めてZOWIEを買う人は同じような疑問にぶつかると思います。

そこでこの記事では、ZOWIEのマウスの特徴や選び方について詳しく解説しました。

今回の内容を見ていただければ、「どれを選べばいいか分からない」という悩みをかなり解消できると思います。

それでは本編を見ていきましょう。

マウスの名前について

まずはECやFKといった名前の意味を理解しましょう。

それを知らないままだと、頭の中がごちゃごちゃになってしまいます。

上の画像の場合、「ECシリーズ(形状)」の「サイズ2(M)」「D(バージョン)」「W(ワイヤレス)」という意味になります。

このパターンを覚えておけば、「どれがどれだか分からない」とならずに済むと思います。

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執筆時点では、「DWシリーズ」が最新バージョンとなっています。スペックを重視したい人は、DWシリーズを選びましょう。

「無線じゃなくても良いから安く済ませたい」という人は、Cシリーズを選ぶと良いと思います。

各シリーズの特徴

この章では、各シリーズの特徴を解説しています。

それぞれのマウスがどんな形状か、どんな人におすすめかをまとめました。

EC

ECシリーズは、ZOWIE唯一の左右非対称マウスです。

形状を見てみると、マウスに強い傾斜があることが分かります。

マウスを握ったときに、手首の角度をやや縦に傾けることになるので、リラックスした状態をキープしやすいです。

また、後部の高さが低めに設計されていて、手のひらの圧迫感が少ないです。自然に支えているくらいの感触。

「Razer Deathadder V3 Pro」や「Logicool G Pro X Superlight 2 Dex」から乗り換えを考えている人は、このECシリーズが手にフィットしやすいと思います。

FK

FKシリーズはZOWIEで最も背が低いマウスになります。Mサイズの「FK2」でも高さ36.4mmと、かなり低いです。

他のM～Lサイズのマウスと比べると、その低さが分かるかなと。

ただ、全長は125mmとやや長めなので、「全長は長い方が良いけど、手のひらにスペースが欲しい」という人におすすめのマウスと言えます。

ZA

ZAはZOWIEで最も背が高いマウスで、後部がボコッと盛り上がっています。

実際に握ってみると、手のひらの中央に強いフィット感がありました。また、幅が細く作られているため、指先でマウスを動かしている感触も強いです。

FKだと「背が低くて指が窮屈に感じる」「高さが無くて安定感がもの足りない」と感じていた人はZAを選ぶと良いと思います。

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形状を見ると「つかみ持ち」専用機のように思えますが、意外とつまみ持ちとの相性も良いです。

S

Sシリーズは今手元に無いため、過去の経験と店舗で触ったときの記憶を頼りに書いています。

SシリーズはFKとZAの中間の高さをしたマウス。後部がやや高めの形状をしているため、マウスを持った時に安定感があります。

と思う人もいると思いますが、この2つでは、手のひらの当たり方が違いました。

ZAはマウスを握ったときに、手のひらの中央に強いフィット感がありましたが、Sは親指と小指の付け根付近のフィット感が強いです。

そのため、ZAと比べるとマウスの後部の幅が広く感じると思います。

中央幅もZAより広めに作られているため、指先を少しリラックスさせたい人は、Sシリーズを試してみてください。

U2

U2は「Sシリーズ」と、ぱっと見ほぼ同じ形状をしていますが、握り心地が違います。

「背の高さ」「後部の当たり方」はかなり似ていて、親指と小指の下辺りに強いフィット感があります。

しかし、U2の方が親指側のくびれが強く、より指先の動きを意識しやすいです。

ちなみに、U2はサイズがMしかないので、手の大きさが大きすぎたり、小さすぎたりすると、フィットしない可能性があります。サイズには注意しましょう。

まとめ

今回はZOWIEのマウスについて解説しました。

ざっくりまとめると、以下のようになります。

	特徴・おすすめの持ち方
EC	左右非対称 かぶせ持ち・指を伸ばしたつかみ持ち
FK	左右対称で背がとても低い 深めのつかみ持ち・つまみ持ち
ZA	左右対称で背が高い つかみ持ち・つまみ持ち
S	左右対称で後部がやや高い つかみ持ち
U2	左右対称で後部がやや高い Sよりも親指側のくびれが強い つかみ持ち

現在5種類の形状がありますが、それぞれ特徴が大きく異なるため、自分がどんな形状が好きか考えて選んでみてください。

以上で今回の記事はお終いです。最後まで見ていただきありがとうございました。